えー、今日は北陸とかは多少暖かだったそうですが、冷たい雨が降った休日となりました。いかがお過ごしでしたでしょうか?ちゃんと暖かくされていますか?
さて、当ブログ、薪ストーブ調理のブログでございます。それなのに、お正月休みにかこつけて脱線してばっかりでしたが、昨日宣言しましたように、本日から調理のブログに戻ります。たぶん(笑)
aiken-makiss.hatenablog.com そこで、薪ストーブ調理、薪ストーブ料理といえば……真っ先に出てくるのは、ピザですね、ある意味、基本中の基本です。ともかく薪ストーブで焼くピザについては、すでに先人による多くの研究がなされ、当ブログにおいても、そのレビューも含めた記事をすでにリリースしているところです。
aiken-makiss.hatenablog.com そして、その「実践的応用編」についても、このように、すでにリリースしているところであります。
基本的に「薪ストーブでピザ」なら、これらの記事で網羅されていますので、それをご覧頂いたら用は足りるのですが……
それでは、今日の、この記事に何の意味があるのか??と申しますと、ちゃんとあるのです。おそらく、薪ストーブ関連のブログ等では、これまで「誰も」紹介したことのない、これまでも苦労を嘲笑うかのような
薪ストーブで楽しむ超簡単なピザ
を、ご紹介しようと思うのです!!なにしろ、いくら「ピザなんて、生地こねて好きなモノ乗せて焼くだけ、すごく簡単だよ」と、「ちゃんとした方」が「正論」を述べられようと、こちとら「超簡単」です。やっぱり、
ピザを美味しく焼くために燠火を上手に調整するとか、そんなことやってられない、「薪ストーブならでは」の美味しいピザさえ食べられたら、もうそれでオッケー
というニーズにも果敢に対応しなければなりません。そこで!!最近、なんだかやったらスーパーで特売を見かける「これ」です!!
なんか知らんけど、妙に安く売っている気がするんですよね……これも197円でした。中味が小さくなってるのかな?298円とかしたような気がするのですが。でも、メーカー問わず、なんか安い。これ、もし簡単に美味しく食べられたら、すごく幸せじゃないですか?(笑)
で、実際に、それが出来るのです!!私自身や、私の家族が「美味い!」と驚くだけでなく、薪ストーブで我が家にご見学にみえた方にお出ししても、皆さん一様に驚かれます。
それでは、早速、作り方。準備する調理器具。ええ、昨シーズンからお読みになっている方ならご存じ、当ブログの本当のテーマは
「料理の味は調理道具次第」
ですから!!(笑)で、ここで当ブログお馴染みの「アサヒ軽金属」とか出してくると、またガヤさんに「アサヒの回し者みたい」とか鋭い指摘を受けますので、それも考えました!!で、答えはこれです!!本邦初登場
ちょっと厚いアルミで作られていて、でも軽い、ガス火専用(最近、貴重になってきましたよね……)の、テフロンコーティングのフライパンです。一応ブランドですが、アサヒ軽金属みたいに1万円以上とか、そんなのではありません。
「メルシー!」ですって(笑)私、けっこう、こういうの好きです。確か2000円はしなかったはずですよ。でもモノは良いです。ま、600円とかペラペラの安いフライパンでは厳しいと思いますが、アルミで、ある程度の厚みがあれば、なんでも良いと思います。
で、余熱とか、何も考えずに、フライパンの上に開封した出来合いピザを載せて、私はマルゲリータ好きなので、バジルソース(付属)をちゃんと乗せます。調理としては、以上(笑)市販の溶けるチーズを使って「増しチーズ」をしても贅沢で良いと思います。
唯一、重要じゃないかと思うのは、この「耐熱ガラスの蓋」です。調理器具研究家としては、アサヒ軽金属の高価なフライパンの性能も、実はこの分厚くて重いガラス蓋にかなり依るのではないか?と思い始めています。何しろ、遠赤外線の放出源としてもガラスは実は優秀なので……まとまってきたら、いつか記事にしたいですね。
この「耐熱ガラスの蓋」の入手については「銅鍋」をオークションで探してみて下さい。気の毒なほど安く売られている新品銅鍋に、その、さらにオマケ扱いです。実際には、このガラス蓋だけで、その「銅鍋」オークションの値段の倍くらい価値があるのではないかと思います。すごい時代です。製品を作られた方には申し訳ないと思いつつ、生き延びるために、この価値のギャップを利用しない手はありません。
そして、蓋をした状態で、お得意MD80Ⅱの天板の上に載せるだけです。火力は炎さえ上がっていれば、成り行きで構いません。
しばらく待ちます。これは9分かかりましたが、火力によっては5分くらいでも大丈夫です。このように、ガラスの中で蒸し焼き状態になって……
チーズが美味しそうに溶けていたら、出来上がりです!!このとき「肝心の」裏面はどうかというと……
とても美味しそうに焼けているのです!ナンを焼くのもこんな感じ?(笑)蒸し焼きのはずなのに、クリスピーなサクサク食感なのです。
曲がりなりにも、薪ストーブ屋なので、「炉内」で焼くピザを念頭にしなければならないので、「ピザを焼く」とか「超美味い」とか、表現を控えていますが……
馬鹿にされるのも覚悟の上で、見栄も外聞も捨てて正直に言えば、超美味いです(笑)薪ストーブの天板で、ただ焼いただけの出来合いピザ。ぜひお試しあれ。
ちなみに、焼いているところを動画で撮影すると、こんな感じです。焼き始めの様子。炎の美しさを愉しみながら、おやつ代わりに焼いているのですが……
youtu.be ……とても、ピザが197円(それの、さらに半分)、薪は自分の家の庭木を2か月間干しただけのものだとか、思えない「ぜいたくっぷり」です!(笑)
で、この炎なら5分で焼けました。焼きあがりの動画がこちら。
youtu.be このブログの読者さんなら、もう聞き飽きたかと思いますが、ノーマルMD80Ⅱでは、このような炎を愉しむのは難しくて、弊社オリジナル改良版「iGブースター機」ならではの動画です。
そういうわけで、薪ストーブって、本当に素晴らしいですね♪ というのが、今回の結論です(笑)あ、もちろん、出来合いのピザを美味しく作ってくれている食品メーカーの皆さんのおかげですが!
明日からまたお仕事、大変だとは思いますが、無事乗り切ることができますよう、体調をよく整えてお身体を万全になさって下さいね。手軽なのに予想外に満足感の大きな愉しみは、大変な中でも頑張るあなたを、きっと励ましてくれるものになると思います。
私も、明日から、しばらくは「戦闘状態」です(笑)年末年始からのお休み気分もこれで本当におしまい。「趣味の薪ストーブ」にお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました!
それでは、また!お元気で!!