超簡単薪ストーブ調理

当社で販売している薪ストーブで、どんな冬の暮らしが待っているかを紹介しているブログです。  興味を持って頂けましたらぜひお問い合わせ下さい

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今さら言うまでもありませんが今般の戦争は長引きますorz

 今の世の中は難し過ぎると私は思います。「振り回される」という意味で。

 もともと、その傾向はありました。AIに代表される科学技術の進歩は私たちを幸せにしたでしょうか?もちろん、これまで繋がれなかった人達の存在を知り、繋がることも不可能でなくなったという素晴らしい面はありますが、実際には、別に今のままの平穏な暮らしが、これからも長く変わらず続いてくれたらいいのに……という単純な願いは全く叶わなくなり「新たな展開」への対応に振り回されるばかりというのが私の実感です。

 今般の戦争は極め付きの「振り回される展開」で、そんな、最高指導者層を殺害すれば、それで殺害した国には反撃が大して行われることもなく、殺害を待っていた国内の不満勢力によって国家体制がひっくり返るとか、愚かすぎる安易な目論見で始められたことが、速やかに終結に向かうなんてありえません。これからいよいよ影響が深刻化していくというのは火を見るよりも明らかです。

 この展開のあまりのバカバカしさに唖然として、今までなら社会情勢への対応に関し、何かと発信してきた当ブログですが、遅まきながら、次に引用する情報は、相当程度正しいので、早急に「備え」をお勧めするものです。長いですが全文そのまま引用します。

ホルムズ海峡封鎖一年で東京と大阪がどうなるかシミュレーション

 素材、石化、日用品に近い業界で長く働いてきたので、ホルムズ海峡が封鎖されてナフサやらLNGやら尿素やらが一年ぐらいあたり入らないor細々としか入らない世界線で何が起きるかをAIと一緒に予測しながらシミュレーションしてみた。
 Xでは飢餓による略奪が起きるのではないかと言った悲観論も散見されますが、石油は中東だけから買っているわけでなく、ナフサが途絶えてもある程度バリューチェーンの真ん中部分の中間体を他国から輸入できる可能性も高いので(現時点で欧米の化学企業でフォースマジュールや減産のニュースはまだない)、すぐに極端なシナリオを考え過剰に恐れる必要はないのではないかと考えている。
 ただジワジワと便利な生活を蝕んでいくことは間違いないので起こり得ることについて想定しておく必要はあるかと思う。

 

フェーズ別シミュレーション

フェーズ1 0日から30日(3月から4月上旬)
東京・大阪で起きること

    ガソリン、軽油、ジェット燃料、重油がまず高騰する。
    政府は備蓄放出、価格抑制、優先供給を始める。
    生活者にはまず値段上昇として見える。品切れは限定的だが、買いだめが始まる。
    コンビニやスーパーはまだ営業するが、配送回数が減り、深夜帯や郊外店舗で欠品が増える。
    タクシー、宅配、建設、清掃、食品配送のコストが一斉に上がる。
    病院や自治体は非常用燃料と医療ガスの在庫確認を始める。

市民の体感
 東京では、まず「物がない」より高い、遅い、選べないが先に来る。
 大阪でも同じだが、関西は湾岸の工業集積と中小製造業が厚いので、部材遅延の話が生活圏に早く出る。町工場、食品加工、包装、機械修理で「材料が来ない」が先に出る。これは東京より現場感が強い。これは地味だが致命的で、都市は最終消費地であると同時に、周辺工業地帯の稼働に支えられているからだ。ナフサ系化学の減速は、単なる石化会社の話ではなく、食品包装や日用品、物流資材の不足に直結する。

 

フェーズ2 1か月から3か月(4月中旬〜6月末ごろまで)

 エネルギーは「量」より「配分」の問題になる
 備蓄で即死は避けられるが、精製設備は原油なら何でも同じように捌けるわけではない。
 代替原油の品質差、輸送距離、船腹不足、保険、港湾処理能力がボトルネックになる。
 結果として、全国一律で不足するのではなく、用途ごとの選別が始まる。医療、消防、発電、基幹物流、食料が優先され、レジャー、深夜配送、低採算店舗、不要不急の移動が削られる。
 包装材と日用品が地味に崩れる

 この時期から本格的に効くのがナフサ不足だ。
エチレン系樹脂、フィルム、食品トレー、ラミネート、シュリンク、洗剤・シャンプー容器、使い捨て資材、物流フィルム、断熱材、合成繊維に不足が波及する。

    過剰包装の商品から消える
    詰め替えパウチが不足し、ボトル回帰や紙包装への退行が起きる
    弁当、総菜、冷凍食品、コンビニの容器仕様が簡素化される
    食品メーカーが容量縮小、SKU削減を進める
    ドラッグストアで衛生用品、洗剤、ベビー用品の一部が不安定になる

 これは「食べ物がない」より、「売れる形で流通できない」の問題だ。都市の食品供給は包装材と冷蔵物流で成立しているので、包装不足はただの見た目の劣化ではない。

電力と都市ガスの節約要請が強まる

 LNG火力と都市ガスがじわっと苦しくなり、夏のピークに節電要請、商業施設の照度低下、営業時間短縮、公共施設の空調抑制が出る。
 大停電が常態化するとは限らないが、計画停電の議論が現実味を帯びる。特に再エネ出力が弱い時間帯、猛暑、発電設備トラブルが重なると一気に危ない。

 

フェーズ3 3か月から6か月(7〜9月)

東京
 東京で本格化するのはサービス都市の痩せ方だ。

    24時間営業の後退
    ECの配送が崩れる
    外食のメニュー削減と値上げ
    オフィスビル、商業施設、ホテルの空調制限
    MRIなどヘリウム使用機器の予約待ち長期化
    データセンターや半導体関連で保守部材・冷却コスト上昇
    建設資材、内装材、樹脂材の不足で工期遅延

 東京は金融と本社機能が多いので、失業より先に法人コストの吸収不能が出る。値上げ、採算悪化、投資延期、店舗閉鎖、広告費削減の順になるだろう。
 MRIや研究用途のヘリウムは優先配分されるだろうが、非緊急医療や研究設備は後回しになる公算が大きい。

大阪
 大阪は東京より実体経済の傷が見えやすい。

    化学、樹脂、金属加工、機械部品の中小企業が原料難に直撃
    湾岸工業地帯の稼働調整が雇用と下請けに波及
    食品加工、包装、飲料缶、アルミ箔、厨房機器、建材の納期が乱れる
    物流燃料高で京阪神の流通コストが跳ね、地場スーパーや外食チェーンの価格改定が加速
    関西空港、港湾、倉庫周辺のエネルギーコスト負担が増え、取扱量が落ちる

 要するに、大阪は「物が動かない」が先に見える。東京は「値段とサービス低下」が先に見える。どちらも悪いが、見え方が違う。

 

フェーズ4 6か月から1年(9月〜2027年3月)
食料への影響
 ここで尿素不足と物流高が本格化する。尿素は肥料だけでなくディーゼルエンジンで使われるAdBlue系にも関わるので、農業コスト上昇と物流コスト上昇が重なる。
 結果として起きやすいのは次の通り。

    葉物、果菜、飼料依存畜産の価格上昇
    加工食品の再値上げ
    外食の量減り、具材簡素化
    国産野菜でも肥料・燃料・包装コストで高くなる
    低収益作物の作付け縮小
    輸入飼料・輸入食品の価格上昇が肉・乳・卵に波及

 重要なのは、国内産だから安全ではないことだ。日本農業は肥料、飼料、燃料、資材で海外依存が高い。農水省自身が、化学肥料原料は偏在し、尿素の95%を輸入としている。したがって食料危機の形は飢餓ではなく、価格高騰と品目の偏りになる可能性が高い。

 

都市生活の最終形
 1年続くと、東京も大阪も次の状態に近づく。

    可処分所得の大幅圧縮
    低所得層から先に移動・外食・娯楽・教育支出を切る
    企業はSKU削減、営業拠点統廃合、設備投資先送り
    不動産・小売・外食・物流・化学・自動車部材で倒産増
    行政は生活困窮対策とエネルギー補助で財政負担増
    市民は「何を買うか」より「手に入るもので回す」に行動が変わる

 

 今回は1970年代型の単純なオイルショックではなく、石油、ガス、化学原料、金属、医療ガス、物流、包装、食料コストが連動する複合ショックになるだろう。つまり、都市を支える見えない中間財の層が一斉に薄くなると思われる。

 

具体的に何が不足しやすいか

高確率で悪化するもの

    ガソリン、軽油、航空券、宅配料金
    樹脂包装、食品トレー、ラミネート、使い捨て資材
    アルミ缶、アルミ箔、建材の一部
    ヘリウム関連のMRI、研究、半導体周辺
    洗剤、衛生用品、ベビー用品の一部包装形態
    冷凍食品、総菜、コンビニ商品のSKU
    肥料コスト上昇を受ける野菜、飼料、畜産品

すぐには止まりにくいもの

    水道
    鉄道の基幹運行
    基礎的な電力供給
    基本的な医療
    主食そのものの絶対量

 

 都市は突然死するというより、慢性的な機能低下で苦しむことになりそう。ショッキングな強奪や飢餓が起きるというよりかは、じわじわと家計と中小企業を削られる感じなんだと思う。

 科学技術の発達に愚痴を書きましたが、まあ、地球上にこれだけの人間が存在しながら、「人口削減せよ」じゃなくて、皆がそれなりにやっていくには科学技術は本質的に不可欠で、ただ、これも科学技術が進めば進むほど経済格差(貧富の差)は拡がるばかりで、何なら、残念ながら貧富の差が命にも直結する時代になっていきますので、そんな難し過ぎる中で生きていくには、賢い人(このイモンヌさんなんか、私など逆立ちしたって全く敵いません)の知見を借りることが大切だと思います。

 以上、私のお仕事界隈、薪ストーブを巡っても本当に状況変化が著しく、その中でバタバタしている都合上すみません、一週間遅れになりましたが、離れて暮らす家族だとかリアルつながりの濃い人には「いの一番」で案内した、最も確からしかろう予測記事をご紹介しました。あなたさまにおかれましても是非ご参考になさって、早め早めに備えて下さい。

 蛇足ですが、そもそも今般の戦争以前に、現金としての円の価値は下がる一方です。私が解説するまでもありませんが、国債金利上昇傾向が続くというのは、要は国家が「将来、利子をつけて返済しますから、当座の現金を貸してください」とお願いしているのに対して「その金利じゃ怖すぎて現金なんて貸せません。もっと高い金利なら考えます」という答えが返ってきている、つまり通貨としての「円の信用=円の価値」が下落し続けているという意味ですから、後生大事に現金持ってても仕方ないです。腐らない、劣化が充分遅い必需品は、もう早め早めに買っておくことが吉ですm(__)m

 何しろもはや、あの超トロいNHKですら(失礼、でも、コロナワクチン被害といい、数年前の米騒動といい、本当にタイミングはいつも遅くて取り上げるのは、状況が誰の眼にも明らかになった末期の末期なので)今般の戦争によって、今後深刻な影響が生じ得る懸念を、すでに報じ始めているという状況ですから……

イラン情勢の緊迫化に伴って国内の大手化学メーカーなどでは石油製品の「ナフサ」から作られる「エチレン」を減産する動きが相次いでいます。

こうした中、エチレンをもとにした原料から自動車や建設資材などに使われるゴム製の部品を製造している周南市のゴム練りメーカー、「エスイーシー化成」では影響を懸念しています。

会社によりますと、先週以降、複数の仕入れ先から▽原料の出荷量を制限することや▽原料の価格を上げることなどを通知するメールが届いているということです。

会社には原料の在庫が数週間分あるためただちに影響は出ていないということですが、この状況が長引いて原料の調達コストが上がれば、生産量を調整したり、製品価格に転嫁したりすることを検討せざるを得ないということです。

news.web.nhk

イラン情勢の緊迫化に伴って、国内の石油元売り会社や化学メーカーの間では、石油製品の「ナフサ」から作られプラスチックの原料となるエチレンを減産する動きが相次いでいます。

こうした動きに影響を受けかねないのが医療機関です。

中でも、透析患者は人工的に血液中の老廃物や余分な水分を取り除く治療を週に3回行いますが、人工透析に使う点滴の袋や血液を循環させるためのチューブなど、多くの医療用品がエチレンを原料としています。

このうち、透析患者の治療を行っている福岡市南区の九州中央病院では、現在は医療用品の備蓄があるため、ただちに治療への影響は出ていないということですが、イラン情勢の悪化が長引いた場合医療にも影響が及ばないか、心配する声も聞かれました。

透析治療にあたっている満生浩司腎臓内科部長は「イラン情勢が緊迫化してから、医療用品を取り扱う業者にいくつか問い合わせたが、『心配いらない』という返事だったので、今のところは供給が安定していると感じている」と話したうえで、「3か月から4か月、もしくは半年という期間で医療用品の供給が完全に停止するなら、現場に影響が出てくると思っている」と話していました。

news.web.nhk

 事態の展開のカギを本来握るはずだった人々の「賢さ」を見る限り、『この状況が長引いて原料の調達コストが上がれば』だとか『「3か月から4か月、もしくは半年という期間で医療用品の供給が完全に停止する』というのは、もはや火を見るよりも明らかな既定路線だと私は思います。

 私も無い時間と知恵を絞って、いろいろ現物に換えたり、技術習得に努めております。冒頭写真は、最近習得した納豆作成の状況です。保存の効く乾燥大豆は、上手に買えば例えば300gが300円程度で手に入ります(品質の差や、お値段の差は、結構すごいので要注意)。それを電気コタツ12時間の電気代と、種の市販納豆(冷凍保存できます)5粒ほどで大量に作ることができます。

 コツは発酵器具の殺菌と発酵中の温度維持、それから発酵に伴う水蒸気が液化して納豆を濡らすことに気を付けることです。通気はそれほど気にしなくて山盛り(内部の通気が足りなくなると心配になるくらい)でも大丈夫です。私は珍しく蒸気穴があるタジン鍋のフタを被せて、発泡スチロールで鍋(底に網を敷いて豆を浮かせてます)全体を保温しています(電気コタツ12時間+電源オフにして12時間)。

 状況に振り回されるのは残念ながら避けられませんが、せめて、その中でも楽しく工夫しながら人生の時間を有意義に過ごしたいし、そのためには、そもそも生き残ることは第一条件です。情報の海の中で、こんなニッチな記事をお読みになっているあなたさまには釈迦に説法でしょうけど。

 そういうわけで「この状況について、大屋はどう考えているのだろう?」と気にして頂いたことへの答えでございました。どうかどうか、お元気で!!