超簡単薪ストーブ調理

当社で販売している薪ストーブで、どんな冬の暮らしが待っているかを紹介しているブログです。  興味を持って頂けましたらぜひお問い合わせ下さい

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「薪ストーブとは?」

 薪ストーブは、今、ブームなのか?私は知りません。けど、一つ実感しているのはネットは薪ストーブを巡る情報で溢れているなと。これはもちろん、薪ストーブだけでなく、あらゆる分野でそうであろうと思いますが。

 もう生成AI、特に何か買い物をしようかという時に、情報をポイント的にわかりやすく整理して提示してくれるし、そもそもGoogle検索では最初から生成AIの回答が表示されますので、利用していない人の方が珍しい状況にあると思うのですが、私は便利になった面よりも「本質価値の乏しいモノを掴まされるリスク」が上がったことのほうが、実際の影響として大きいのではないかと感じています。

 どうしてそうなるか?というと、生成AIが出してくる情報には、以下の限界があります。

  • ネット上の多数意見(とりわけ公的情報)であれば信頼性が高いと推察
  • その一つ一つの情報を出している裏側に存在する人間の意図を特に考慮しない

 当ブログも例に漏れないのですが、人間が何故、情報を出すか?というと「販売量を増やしたい」「買って欲しい」ないし「高評価を得たい」という動機が強く働きます。とりわけ「販売量を増やしたい」という意図は、情報をわざわざ作成して提示する人間の動機としては、おそらく最大であろうと私は思います。

 しかし個々の人間というのは、売上を増やして利益を上げたいという、そんなに単純な意図や動機で仕事をしているのではなく、実際には仕事そのもののアウトプットの魅力や可能性に惹かれ、口幅ったいですが「誰かを笑顔に出来たとき」の喜びを求めて仕事をしていたりもします。買う側としても、同じ買うなら、そのような作り手、売り手の提供してくれるモノを買いたいと思うのは自然なことです。

 今さら私が文章にするまでもなく、問題は、「誰かを笑顔に出来たとき」の喜びを求めて仕事をすることと、モノやサービスについて提供者として情報を出すことは、極めて親和性が低いということにあります。それは以下のような理由に拠ります。

  • 購入者を本当の意味で幸せにできる大事な価値、勘所は、見えにくい部分にあり、言語化は極めて困難
  • 困難を乗り越えて情報を出したところで、提供者側にとって「いいこと」は特に何もない
  • 情報発信すなわち宣伝広告にエネルギーを費やしたところで、仕事そのものの価値には近視眼的にはマイナスにしか働かないので、正直やりたくない

 そうなると、誰もが比較的手軽に試すことが出来て、なおかつ、様々な同業他社製品を長期的価値も含めて比較できる一部の生活用品などを除き、自動車もかなり怪しいし、人生で最も大事な買い物である「家」についても、購入者を本当の意味で幸せにできる大事な価値、勘所に関する情報は、ネット上には殆ど存在しないと私は見做しています(書籍や、思い入れたっぷりの個人ブログ等として僅かに存在)。

 この状況下で、溢れる情報の中から「便利だから」と生成AIによるピックアップに皆が頼った購買行動を続けていると……以下略って感じです。

 そのような経緯の末に、消費者にとって本当に良いモノを安く提供してくれる会社なり、お店なりは「売らんかな」と儲けを第一にして広告宣伝に注力する同業他社に破れて、基本的には廃業を余儀なくされ、生き残っていても細々であり、社会における存在感や割合は低下の一途を辿ります。これが今の社会の状況です。これは別に私のオリジナルの意見なんかではなく、実際のモノ造りなり販売の現場、或いは、購買時に本当に良いモノを求めて考えに考える方々は、たぶん同意頂けるかと存じます。

 で、この記事の標題と冒頭写真の意味ですが、薪ストーブにおいては、次のことが、今の世の中では本質価値になると申し上げておきます。「今の世の中では」というのは、残念ながら、普通に暮らしている大多数の国民は、各自が生活防衛を余儀なくされるという状況が前提です。

  • つぶしが効くこと。具体的には燃料を選ぶことなく薪ストーブとしての役割を果たしてくれる(なおかつ周辺から存在が許容される)こと。
  • バイスやシステムとして充分な耐久性(想定として少なくとも数十年)を有すること。出来れば部品交換その他の維持管理コストが最小で済むこと。

 表題の意味は、時間のムダに思えるので私は試していないのですが、薪ストーブについて生成AIに見解を求めて、上記の本質価値が返って来ることはあり得ないということです。

 そして冒頭写真は私のリアルです。ご近所さんから頼まれました。「これ、処分に困っているんだけど、大屋さん、何とかなる?」……モキ製作所の薪ストーブのユーザーさんなら全員口を揃えるはずです、「大歓迎です」と。煙の総量が非常に少ないことで近隣から迷惑がられない可能性が高いだけでなく、こうして「困りごと」にも貢献できるので、薪ストーブで暮らすことをご近所に許容頂けるアドバンテージむっちゃ高いです!

 AC100V駆動のチェンソーで軽く刻んで……燃料として、これだけあれば、モキ製作所の中型機種であれば、ご飯3回くらいは作れると思います。あと実務ポイントを述べれば、チェンソーで切ると、刃の厚みの分「切り屑」として損失しますから、出来るだけ「へし折って」薪ストーブに投入可能な長さにしたいのですが、薪ストーブ自体が長い薪を燃やせると、とても便利です。

 一つだけ宣伝しますと、モキ製作所のMD70Kは最高の名機だと私は思っているのですが、それは利用可能な最大薪長さが、公称45センチどころか、実際には55センチくらいでもイケてしまうところにあります。そういえば、このあいだ、ご見学にみえた方はご慧眼の持ち主で、この動画が一番面白かったと仰ってくださいました。

youtu.be

 少し補足すると、モキ製作所の薪ストーブラインナップの中には「長い薪」に特化したMD120という機種が存在し、それはそれで便利なんですが、そこまでいってしまうと本体の占有スペースも大きくなるし、大出力が基調になるので、昨今の普通の住宅には、ちょっとマッチングが難しいのですよね……

 そのようなわけで、おこがましいですが、この薪ストーブ情報の洪水の中でですよ?この記事に辿り着いて、こうして読んで頂いているあなたさまの力量は、既に相当なものだと拝察しますので、今さら、この記事で述べられていることが真実としてどうなのか?何か「裏の意図」が存在するのか?言い訳しようとは思いません。でも一つだけ、私が、この記事を書いた理由。

 まず第一に私、言語化が趣味なんです(笑)世の中の事象に関して書き残しておきたいというだけ。それとあとは、応援したいのですよ……自分の存在が、少しは世界において幸せを増大させる(正確には幸せが減少してしまうスピードを低下させる)ことに役に立ったなと思いたいから。私がMD70KからMD70Kissへの改造を依頼している「有限会社TERRA」の寺島さんにしても、もちろん「曲げ加工と溶接こそ本質」と鍛冶屋を名乗っていたモキ製作所にせよ、ホンモノの仕事してますよ……本当に儲からないけども。だからよろしかったら是非買ってあげて下さいm(__)m

 それから、この記事は「バイオフレア」の威力を元に書かれています(笑)最近、Twitterで推していますが、高いと言えば高いけど薪ストーブの暖を仕事と両立させたいなら、これほど便利な燃料はないです。機種によると思いますが、MD70Kissとの相性は最高だと思います。

 現在、3個目が順調に燃えています。2時間経過してますが、暑すぎず、寒すぎることもなく、淡々と一定の出力を保ってくれるのは本当にありがたい。これも儲かってないですがホンモノです。おかげで私は「集中したい書き物」が無事完成しました♪これで本来?のお仕事に心置きなく取り掛かることができます。

 私にしては、随分シンプルな記事ですが、それでも世間的には充分に長文だと思います。最後までお読み下さって誠にありがとうございました♪それでは、おあとがよろしいようで!