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【お詫び】K値予測、これはたぶん外れましたね……ごめんなさいm(__)m

 

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https://twitter.com/takavet1/status/1289213687236984832 より

 コロナの記事は、もう書かないでおこうと思っていたのですが、そうもいかなくなりました。6日前の前回記事で

私は、大阪大の中野先生による「K値」予測、当たるんじゃないかとみています。

aiken-makiss.hatenablog.com って書いていたんですが、こりゃ、どうやら見事に外れそうですね……少なくとも、8月頭のピークアウトは、大きく?遅れそうな感じです。わかりませんが。

 自らが発信した内容が誤りであったなら、何人であろうと(こんな場末のブログであろうと)、きっちりと謝罪し、その誤りについて、しっかり説明しなければなりません。

 「7月末から8月頭にかけてピークアウト」という予測が、なぜ外れたか??、今、私として思っているのは

 

 東京以外の全国の各都市における、若者によるウィルスのインプット力を舐めてた……

 

に尽きます。

 まあ、これ、そもそも無症状や軽症の20代や30代の若者が、以前は検査対象になってなかった(37.5℃以上4日間とかの検査対象に引っかからない)という「新規感染者数の計測条件の違い」もあるにせよ、そもそも各地方都市に「初期値として入力」するウィルス量を増やす力が、想定以上だったのではないかと。

 前回も書きましたが、ピークの新規感染者数がどのくらいで、また、いつがピークの日付になるかは、ブレーキの利きもさることながら、第一に「初期値としての入力」に支配されると考えています(K値の基本理論)。

 よって、各地方都市でのウィルスの初期入力時に、加速、 アクセラレート(accelerate)されれば、そりゃもう、予測は外れるということだと考えています。ですのでピークアウトはまだしばらく先になるかなと。若者による加速効果を、私はほとんど想定していませんでした。

 まあ、若者のパワーみたいなものについては、海外の事例ですが、若者って、やっぱり元気がありますからね……と。すごく印象に残りました。6歳から19歳、12歳が中心の、本当の意味での若者というか、子供ですけどね……

全員が参加≦12日に検査で陰性確認
各キャビンに平均15名宿泊
歌や応援の機会多く
マスク着用や換気を実施せず

  私は新宿が「例外」だと思っていましたが、日本の各都市でのウィルスのインプットに関して、検査陽性者の分布から見れば、例えば名古屋なら最も分布の濃い「錦三」なんて「あぁ……あそこね?」ですよ。名古屋での代表的な歓楽街。

syachifes.jp 要するに、新宿で5月から6月にかけて起こったこと(検知されない中での夜の街での若者の間でのウィルス増殖)の結果、おそらく7月に入る頃には、東京都心での市中感染の拡がりと同時に、全国各都市へのウィルスのインプットとしても、新宿と同じ増殖機構を伴って達成されていたのだろうと思います。

 なにしろ前回記事で紹介した通り、7月11日には名古屋で市中感染を生じさせるレベルにあったわけですから……

 要するに、今さら夜の街だけを閉めたところで、私は手遅れなんじゃないか、もう、感染者数の増加自体は「覆水盆に返らず」と観念して、じっとピークアウトするのを待つしかないんじゃないかと、私などは思うのですが……

 言葉を変えれば、当時、坂本史衣さんは、全く正しかった、ということです。6月下旬には、すでに「これはヤバいんじゃないか」と感知され、26日には警告を出し始めていました。

  7月1日には、明確な警告の発信。これは「大切なこと」として3回繰り返されています。

 ちなみにこの頃に、不肖わたくし、坂本さんに専門家としての根拠なり確度に関する見解が見えない発信はいかがなものか?と、苦言を呈しましたが見事返り討ちに合っております(笑)ともかく、この7月1日の段階で、市中感染がどれだけ防げたか?で、すでに「勝負あり」だったわけです。私は全く反省しなければなりません。

 そして今、坂本さんは、この状況ならではの発信をなさってます。ぜひ、1人でも多くの方に読まれて欲しいので、全文を繋げて引用しておきます。ツィートの区切りを参考に、体裁のみ整えてあります。

 感染症が人から人に伝播する機会を抑制するには、(ワクチンがない場合は特に)感染経路を遮断するしかありません。そしてそのための行動をとる人を増やすしかありません。それが新規感染者の発生数を減らすことに繋がります。

 COVID19 の場合は人の近くで飛沫を飛ばさないことが最も重要で、その次は手指衛生です。それらと経済を回すことの両立は可能だと思いますし、地道な啓発活動でそれを支援されている専門家も複数存じ上げてており、尊敬申し上げています。

 私の専門は院内感染対策なので、フィールドはもっぱら病院の中ですが、感染制御に関する科学的知見においても、実務経験においても、感染経路を遮断するための行動が不十分な時に集団感染が起こり、行動修正で収束することを知って/経験しています。

 ウイルス感染症の感染制御において、無症状者を含む全病院職員・全患者検査というウルトラCで院内感染を予防できれば、これほど楽なことはありませんが、残念ながら陰性を盲目的に信じることは罠に自ら足を突っ込むことになるため、無症状者の陰性結果に基づいて医療従事者が感染制御のための行動を変えることはありません。陰性でも感染性のある患者さんがいるからです。

 これはインフルエンザ、ノロウイルスアデノウイルスといった院内感染の常連ウイルスではよくある現象ですし、COVID19 を起こすSARS-CoV2も同じです。実際に国内で検査陰性を信じたことがCOVID19 の院内感染の原因になったと考えられる事例が起きています。

 繰り返しになりますが、検査陰性でも感染経路を遮断するための基本的な対策を怠らないことが院内感染予防の標準的な考え方です。それでも、特にCOVID19 の場合は、病院では患者さんのマスクを外してエアロゾルを発生させる医療手技を行わねばならなかったり、個人防護具や人員、個室などの設備面の不足、短時間で迅速なマルチタスクの実施を要求されるプレッシャーの中での不注意などにより院内感染を完全に防ぎきれない難しさは常にあります。従って、感染制御の専門家は院内感染が発生した病院で、無症状者に対する検査を実施していなかったことが院内感染の原因となったとは通常判断しません。陰性を信じたことが仇になってしまったと判断することはあっても。

 一部の方の中に全住民検査を押す声があるのを知っていています。陽性者が出たときの人権に配慮した適切な滞在先の確保と搬送手段、現在すでに夜遅くまで残業している保健所への支援、検査にかかる多額の費用(1回約2万円)の捻出、試薬や機器や検査技師の確保、陰性の結果を鵜呑みにせずに感染予防行動を行うための啓発活動、感染者を早期に発見するための頻回な検査(おそらく一人当たり理想は毎日、落とし所としては週2〜3回)を実施することができれば有益かもしれませんね。住民と政治家の皆さんで判断されると良いと思います。

 それでも病院では「陰性の結果が非感染を保証する」とは考えません。それだけのことです。病院では地域住民の方々のためにその機能を維持できるよう、これからも粛々と感染経路を遮断するための対策を行います。

 長くなりました。

 今日も人に近づいて話しをする時はマスクをつけて、家に帰ったら手を洗う。具合が悪い時は休む。

 一緒にやりましょう。

 良い週末を

 私なりに、坂本さんの発信を言い換えると

 

 安心はないが、安全はあり得る

 

 ということです。現に、私としては、怖さは以前よりも相当減っております。何故かというと、環境毒性、環境リスクと社会が向き合う第一線の現場で20年近く仕事をしてきた私にとっては、耳タコくらいな話、ここから先は、京大ウィルス学の宮沢先生のこちらの動画その他から学んだことですが……

youtu.be

 ウィルスによるリスクも毒性学と同じく「量」の概念が、非常に重要だということです。毒性学における基本中の基本が、この「量」、とりわけ「曝露量」の概念です

 どういうことかと言いますと、感染成立そのものもそうですし、感染後の症状悪化にも、この「量の問題」が、非常に効いてくるのであろうと。

 以下、現在、日本の最大死者数想定は3800人、暴露比率は30~40%に想定するのが、実態に合っているという仮説を展開する高橋教授が、日本で重症化する人は暴露した人の0.01%にも満たない一方、ダイヤモンドプリンセス号や武漢での重症化率が桁違いに高かった原因について考察している文章を抜粋引用します(太字強調は当ブログによる)。

ダイヤモンド・プリンセスの死亡者数の多さは、船内での発症率が平均よりも高かったことが主因とみられる。

(中略)

船内の食事はビュッフェ形式であり、そこで多くの人が濃厚な暴露を受けたことが予測される。新型コロナの最初の流行地であった武漢も、流行開始時は春節に当たり、無防備なままパーティーが各地で開催された。中国の食習慣である直箸(じかばし)で、ウイルスを大量に排出する無症候キャリアから、濃厚暴露が各地で起こり、感染が急速に広がったことが予測される。

 また、ダイヤモンド・プリンセスはその後、重症者を含め多くの人がその場に閉じ込められた閉鎖空間となり、その結果、ウイルスの密度の高い状態となり、大量のウイルスの保持者がお互いにうつしあうことになった。武漢野戦病院形式で検査や治療を同じ部屋で行い、結果的にウイルスの大量暴露や繰り返しの暴露が起きやすい環境が実現したと推測できる。

(中略)

 逆に言えば、そうした濃厚暴露の環境を防ぐことは有効だ。 開かれた空間で普通に活動していれば、ウイルスに1日に何度も暴露するということは非常に稀(まれ)だ。

toyokeizai.net

 毒性学の分野では、「しきい値」という概念があります。ウィルスには「増殖」の効果があるので、私は「1片でもウィルスが侵入したらアウト」(しきい値なし)と感じていましたが……

 

 実際には、とりわけ、この新型コロナにおいては、個人における感染成立にも、感染後の症状悪化も、初期入力値ともいえる「ウィルスへの曝露量」の問題が、相当、効いてくるのであろうと

 

 ちなみに「しきい値」(閾値、いき値、とも言いますが、私は語感からイメージがつきやすい「しきい値」が好きです(笑))は、毒性物質によるリスク管理の分野では超基本中の基本の概念で、興味あれば、例えばこちらの記事なんかが良いと思います。

literajapan.com

 【公開翌日追記;話題が話題だったためか、当記事は「頓珍漢な自前の解釈」等々、多くの反発をもって迎えられておりますが、基本的なスタイルは「観測事実」と「世間に公表されている確からしい仮説」の組み合わせです。ただこの「しきい値」の概念がウィルス感染においても有効では?というのは確かに自前の「思い付き」に過ぎず、でも、誰か考えているだろうと思ったら、やっぱりありました。「閾値を用いた感染症モデルに関する研究」。学生研究奨励賞ですけどね、SIRモデルの限界も述べられています。ご参考まで。】

(SIRモデルは)常微分方程式によって人々の間での直接伝播を表したモデルであり,集団の構成員の同一性を仮定している.それに対し,閾値モデルは集団の構成員が持つ選好の分布に注目したところに特徴がある.これは前者と違い,各個人の異質性を考慮しており,採用のしやすさに違いを出すことができる.病気のかかり易さが人によって違うのは明らかであるため,同一性を仮定している感染モデルは合理的で無いように思われる.

www.msi.co.jp

 おそらくですが、新型コロナウィルスは、この「しきい値(より正確に概念を当てはめれば実質安全量(VSD)ですが、個人でのVSDって論理破綻します(笑))が、個人によって相当差があるのではないでしょうか。すなわち「しきい値」の低い人は、相当少ないウィルスの体内侵入で感染し、また増殖も激しく重症化しやすい一方で(だから曝露に充分気を付けなければならない)、そうでない人は、例えば自然免疫力を保つ(よく食べてよく寝て、明るく健康的に暮らす)のも、相当、効いてくるんじゃないかと思います。

 

 要は、ウィルスがゼロでなければならない、なんて言ったら、思わず絶望しそうになりますが、平均的な日本人であれば、個々に、ウィルスへの曝露量を減らしさえすれば、かなり状況を改善できるのではないかと。

 

 そういうわけで、冒頭写真は、宮沢先生からお借りした「1/100作戦」でございます。1/100旗を掲げてみました。

 ……でも、これ、この「量が重要」という概念が共有されていないと、その意味するところが、そもそも伝わらないんじゃないか??という、キャッチコピーと対象者知識レベルとのズレを、若干感じなくもありませんが……(ボソッ)

 でも、当ブログの読者さんなら、意味、分かって頂けるものと思います!

拭いて洗って新コロを減らせ!1/100にすればほぼ感染しない!

creamrobo.com

 感染者を減らして、また自分自身も元気に暮らして経済を回すことが、今、何よりも求められています。今後とも、ぜひ「信頼のおける」発信を参考にしながら(当ブログは敗北でーす(笑))、とにかく元気でお過ごしくださいませ!!

 

 それでは、また!!