ここのところ、秋が深まってきていると申しますか、冷え込んできましたね。いかがお過ごしでしょうか?
私も、時期が時期ですので毎日忙しく仕事に、音楽活動にと邁進しておりますが、実は、あまり元気というわけでもありません。
aiken-makiss.hatenablog.com 相変わらず、コロナ後遺症と戦い?付き合い続けております。先日は、あろうことか、お客さん邸での作業中にぶっ倒れて動けなくなってしまいまして……イベルメクチンで対処も効果はあれども、どうにもコントロールがし切れていない場面もありました。
ただ、これ、ワクチン後遺症と、やはり本質的には同じなんだろうなと思うのですが、症状の出方は時間の経過と共に大きく変化しています。今は、当初の劇的な症状は鳴りを潜め、代わりに、慢性的な症状が、今度は、常にずーっと影響し続けるという状態にあります。
私の拝見している限りですが、世の中にはコロナ後遺症よりも、ワクチン後遺症の人で発信なさっている方が多く、色んな方が、色んな症状の中、もう1年以上、ずっと戦い続け、改善に向けて様々な工夫と努力を重ねていらっしゃいます。
1年前の10月には左肘の激痛とか目のおかしさツイートしてた。関節痛とか脇とかリンパの痛み、ふらつきももう1年か。
— ちい@💉後体調不良13カ月目⛩🌞⛩ (@chaosvice) 2022年10月28日
過去ツイ読み返して現時点で消えた症状→
ひどい息切れ動悸、頻脈、高血圧、胸痛、手足の脱力感、ひどい痺れ、頭痛、ひどいふらつき、音過敏、全身倦怠感。#ワクチン後遺症
膠原病みたいな症状は前よりかなり消えてきてる体感。
— ちい@💉後体調不良13カ月目⛩🌞⛩ (@chaosvice) 2022年10月28日
あとは交感神経優位を戻したい。それがなかなか手強いけど。
白内障と緑内障疑いは今後ずっと定期検査と言われてる。膠原病外来での検査は3カ月に1回。鍼灸院には1カ月に1回位。
ワクチン打ってからとにかく体が変わったのは確実。
1年も訳分からん体調で楽しいわけねーし。
— ちい@💉後体調不良13カ月目⛩🌞⛩ (@chaosvice) 2022年10月24日
努力するしかないけどそのうち限界くるって。
前より回復してるけど、それでも完治はまだ見えんし。
いつまで続くんだよこれ。
マジでしんどいツラい。
たまには愚痴る。
言わないとやってらんない🫠#ワクチン後遺症
そんなふうにツラさに打ちのめそうになりながらも、日々奮闘している姿を拝見していると、心から応援したくなるのと同時に、私のコロナ後遺症なんて、本当にたかが知れている、頑張らなければ、と思っているのですが……
後遺症、しんどいものは、しんどい
これもよくある話で「あ、今日、動ける!」ということで、しばらく出来なかったことを取り戻そうとすると、かえって翌日は、一日廃人のごとく横になったきり、何も出来なかったりということもあります。
要は、体調として弱っているわけです、やっぱり。認めたくないけど。だってそれまで「なんとかは風邪引かないを地で行っております!わはははは!!」とばかりに、体調不良とは、ほぼ無縁の人生送って来て、日中に何時間も寝なければならないとか、忸怩たる思いが、ものすごく募ります。
でもなんだかんだ言って、結局は……やっぱり、休むしかない……でも、仕事しなきゃ………という中で、最近、ハマっているというか、身をもって発見したことがあります。
薪ストーブの輻射熱に当たりながらだったら、仕事してても、むちゃくちゃラク……!!
とりわけ、熱いとか暑いとまでいかない、おだやか~~な、輻射熱に長時間当たり続けていると、本当に身体がラクなのです。動画で示すとこんな感じの、やわらかい炎による輻射熱。
すべては終わって、今はただただ、静寂の時間を刻んでおります。 #本日の薪ストーブ pic.twitter.com/V6UPNXkctg
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2022年10月31日
MD70KからMD70Kissへのオリジナル改造版の開発者として、ちょっとした自慢のタネ、炎の映像を、どうぞ。 #本日の薪ストーブ pic.twitter.com/G7uNvwpNUo
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2022年10月31日
これは、正直、というか、ホントのホントに驚きでした。もちろん、薪ストーブの輻射熱が風邪を引きにくくする、ということは、これはもう、以前から、よくよく知っておりました。
対策として一番有効かつ大切なことは
風邪に最初の免疫防衛ラインを突破されないこと
もう、このことに尽きます!!いわゆる水際作戦ですが、ここが本質的に大事なのです。特に、この冬は!!!撃退だけでなく、避けることも含めて、風邪ウイルスに感染させないことが、とにかく大事、ヘタしたら一生を左右します。
その風邪ウイルス感染を避ける、撃退する上で『輻射熱型の薪ストーブ』ほど有効なアイテムはありません。以下に、その論拠について、2点、述べます。
1.輻射熱型の薪ストーブは人間の自然免疫力を確実にアップしてくれる
風邪ウイルスを撃退する水際作戦は、抗体ではなく、自然免疫と言われる機能によって展開されます。局所防衛的、あるいは原始的な免疫とも言えます。
こちらの長い記事の後半部分の冒頭を引用しました。今、お読みになるならここからで良いです、前半は読み飛ばして頂いて良いです(もちろんお読み頂いても良いですけど……予測は残念にも外れはしませんでしたので)。ともかく、元気な状態から、体調が悪化するのを防ぐためには、薪ストーブの輻射熱は、絶大な効果を誇ることは身をもってよくよく知っていました。けど!!!
実際に体調悪くなってから、身体が弱り切った状態でも、そこから輻射熱に当たることで、こんなにもラクになるなんて、知らなかった!!!
いや、これ、もしかしたら「常識」だったのかもしれません……が、私、何しろ、体調を実際に悪くする、体調を弱らせるなんて、ほとんどなかったし、コロナ罹った時はホントただただ布団にくるまって寝てましたので、薪ストーブの効能を知らず……
こうやって自分自身で、どうにもならない慢性症状、常にふらつきが残る、ブレインフォグみたいに頭が回りにくい、そういう時間をずっと過ごしていると、この薪ストーブの穏やかな輻射熱に当たれる時間は、本当の本当に救いになることがよくわかりました。
少なくとも、薪ストーブの輻射熱に当たりながらであれば、日中ずっと、寝なくても実際に仕事ができるのです。体調弱っているのに。
で、あの……前のブログでも書きましたけど、本当に残念ながら、これから、世の中どうなるのか、本当に、全くわかりません。
イベルメクチンは確かに安全で効果的です。とりわけ劇的な症状の緩和にはすごく有効です。けど、イベルメクチンさえあれば何とかなる、というのは実際に甘すぎたと申しますか、体調が慢性的に弱っている状態に対しては、正直あまり、効きません(私の現在の服用ペースは、12mg錠を一日一回です、ぶっ倒れ予防等の意図で継続してます)。
けど、薪ストーブは、体調を弱らせてしまった場面でも、むちゃくちゃ効きます。役に立ちます。これは、ホント凄いですので、お勧めしておきます。
記事の大筋としては以上ですが、最後に、薪ストーブ屋、プロとしての大切な補足を述べます。薪ストーブの導入をこれから考えていらっしゃるなら、以下に述べる内容のほうが、たぶん、よほど重要です。
薪ストーブ、確かに役に立ちますが、じゃあ、あれば何でもいいのかっていうと、決して、全く、そんなわけではないのですよ。例えば、ここで述べた目的で使おうと思えば、薪の準備だって、ものすごく大切ですし……
物の道理ですが燃料がないことには、どんな物も働けません。とにかく、燃料の確保は大事です。その際、省燃費な薪ストーブであることも大切だと思います。
しかし、それよりも、大切なことがあって……日中焚いていたら、煙や臭いのせいで、ご近所さんから恨まれて、クレームや苦情を直接もらうならまだしも、ポストに匿名のお手紙が入ってましたとか、自治会の回覧で「薪ストーブ迷惑ですので自粛して下さい」なんておふれが回って来ましたとか……
今日は晴れていますが、やはり秋の気候、冷え込む我が家は日中から薪ストーブを焚いております。その際、気を付けるべきは「煙&臭い」です。モキ製作所の無煙薪ストーブでも、炉内に薪をちょっと一度に詰めすぎたりすると、このように煙が出ます。私の中ではこれが限度。これ以上出して平気とか絶対NG pic.twitter.com/ml9432DT8j
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2022年11月5日
迂闊に煙モウモウな焚き方をしてしまって、苦情を持ち込まれるとかのご近所さんトラブルに、もしなってしまったら、薪ストーブで安心して体調回復に努めるなんて、無理だと思います。ここは、とにかく強調しておきます。
あるいは、薪ストーブって、家の躯体からすれば、完全なる「異物」、火災リスク、雨漏りリスク、地震リスク……もう、家の基本性能から考えれば、非常に深刻な悪影響をもたらしかねない追加的デバイスでもあるのです。
すなわち「薪ストーブいいな」って、それは確かにそうなんですけど、そう単純、簡単な問題ではない、ヘタな導入なんかしたら、悪影響も非常に大きい、ということは、くれぐれもご認識頂きたいのです。
私は、薪ストーブ設置をお仕事にさせて頂いております。その節には、もちろん、想定できる「工事に伴って、家の躯体が本来有する完全性が破れる部分」みたいなものは、できるだけ影響が少なくなるように具体的に手も打ちます。
あるいは、既存住宅への後付けの場合、そもそも薪ストーブの設置は想定されていないので、どこにどう設置するのがベスト(いろんな要素を考慮したときに、コストの問題も含めて最もバランスが適切に取れる)か?プランニングと設計も、ものすごく大切になります。
私は大工さん仕事については「餅は餅屋」だと思っておりまして、自らを設計事務所に位置付けている私の仕事の一丁目一番地は「プランニング」ですから、創意工夫を凝らします。そこでは本体のユニークな特性も存分に活かします。
ただ、プランニングでの創意工夫が実際に実を結ぶに至るには、私だけでは無理で、後々禍根の生じない確実な施工(家の躯体にとっては大手術&ずっと残り続ける後付けデバイスの仕込みですから)、実際に手を動かす良い大工さん仕事があってこそ、初めて安心して身体を暖めることができます(手術で腕の良い外科医が必要なのと全く同じ)。
写真の例では、作業足場の問題が本当に厳しかったです。狭い敷地内だけで、どうやって事故を起こさないような確実な足場を設置できるか??良い足場があってこそ、煙突がちゃんと取り付けられる状況でした。
このように、薪ストーブの設置導入の成否は、本体もさることながら、各分野での経験を積んだプロが結集することによる総合力が決め手になります。お金積めば良いですけど、通常は限られた予算の中で、最上の実施体制を確保しなければなりません。
私は全国各地で薪ストーブの設置をしているため、基本的には私が手配した大工さんでなく、お客さまの案件ごとに、お客さまから取付工事を直接依頼され、契約なさっている工務店さんに実際に手を動かして頂いてます。
どんな仕事もそうですけど、施主さんから直接的ないし間接的に依頼され、具体的作業に携わる各自が、どんな気構え、気概で取り組んでいるか??よって、仕事の質が大きく左右されます。
ですので、お客さま自身が「良いご縁」に恵まれていることが決定的に大事なんです。
もう、ここだけの話ですが……正直、私にしたら毎回、祈るような思い、です。どうか、私が事前に事前に想定した設計が、本当に狙い通りのところに実際に具現化できますように。そして、今回も、善い大工さんが来て、ユーザーさんが末永く、安心して、幸せに暮らせる施工になりますように……と。
だから、どうぞあなたさまも、日々を大切に、お仕事には心を込め、所詮は不可能なんだけどできるだけ接する他人の立場に立ち、その心情も慮るなど、誠実に暮らして下さいませm(__)m そうすれば、きっと、良いようになります。
そして選択を迫られた場合の正解は、頭で考えることも大事ですが、心が知っています。心がなんだかトゲトゲしたりせず、心地よいと感じるならば、それが、正解です。
以上、また長い記事にお付き合いくださいまして、誠にありがとうございました。すでに薪ストーブがあるのでしたら、是非、この「体調弱っている時も暖かさに当たっていれば助かること絶大」という特性を上手にご活用下さい!そして「これから」ご検討なさっているのでしたら、どうか、善いご縁がありますように!!
それでは、また!お元気で!!