先ほど、年初のご挨拶の記事を端的に書きましたが……
……やっぱり「端的」だけだと、ちょっと物足りないと申しますか、好き放題にも書いてみようかと(笑)よほど当ブログのファンでしたらお読みいただけましたらと。
私だけでなく、忙しくなさっていると思うのです。私も「この仕事」だけですから、本当なら、前職のような兼任(土壌汚染問題ということで、土地売買や再開発に絡むプロでした)に比べたら、時間できるんじゃないかと思っていたのですが……
薪ストーブを暮らしの中心に据えていると、まず「自分が選び取る人の縁」というものにすごく敏感、かつ積極的になります。薪というものが象徴的ですが、お金みたいなものも、知識情報も、本当に大切なものは、結局はリアルな人つながりを通してしか、来てくれませんから。
どんな人との縁を選び取っていくか?というのは、すごく重要で「これは大切だ」と思ったら、ある意味見栄も外聞も捨てて積極的に行くしかない、ということも慣れてきます。
薪集めって、本当に象徴的ですが、そもそも薪ストーブのある暮らしは「あえて、時間もお金も労力も、まずそのために投じて」という性質があるわけです。本来、そこに時間もお金も労力も投じなくても、もっと楽な方法なんていくらでもある。
けど、そこに投じた以上に「得られるもの」が質的にも量的にも、実際ものすごくあることが体感としてわかってくるので、積極的に動けるようになってくるわけです。そうして人の縁についても積極的になります。
そうなると、そうやって人の縁を積極的に選び取っていく結果、またそこから深くなっていったり、拡がっていく興味深い、新たな世界があるわけで。
aiken-makiss.hatenablog.com この記事で触れた、亡くなった友人の十八番だった楽曲を、彼が亡くなった事情から私が演奏することになって、彼なら余裕で演奏出来たのだろうけど、私はさっぱり出来なくて、なんとか出来るようになろうと、具体的な学びの多い毎日を過ごしてます、そう「毎日」です。我ながら、すっごい時間を投じて努力してます!!
毎朝毎朝練習しています。今朝の練習の様子(「瞳」のメインテーマの最初のフレーズ)。こちらのブログ https://t.co/aCr6Vqc2aE で書いた亡くなってしまった友人なら、それこそ朝飯前に上手に吹いたことだと思います。彼がとても得意にしていた楽曲、代わりは到底務まりませんが、少しでも近づくべく pic.twitter.com/u2eXrvaBYC
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2021年1月5日
だから、結局は私もそうですが、薪ストーブのある暮らし、薪ストーブを暮らしの中心に据えることを選ぶような生き方をしていると、基本が超多忙ということになるのだと思うのです。
深くだったり、新たな世界にだったり、とにかく突っ込んでいくので、お金も時間もかかるだけでなく、かなり疲れるし、また「断る」「選ばない」ということも意識的に明確に出てくるので、心のエネルギーは要りますが……
お正月もないと申しますか、年賀状を書き上げたら、すぐさま仕事というか会社としてやらなければならない事務処理なんですが、独りでやりながら……ふと見ると、炎が美しいなと。部屋をちょっと暖めるのと、お湯を沸かすためにつけた薪ストーブ。 pic.twitter.com/Ci0uiYzGlo
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2021年1月4日
「美しいもの」に、いっぱい、出会えるのですよね……薪ストーブの炎はもちろんですが、人の心って、本当に美しいと思いますよ?お金と時間をかけるほど、いっぱい、出会えます。良い人の縁を積極的に選んでいっているので、努力が実るのは当然と言えば当然ですが。
あとは!美味しいものにいっぱい出会えます!!もちろん人の縁から、ホントいろんな美味しいお店とか食べ物とか、いっぱい教えてもらえますが(類は友を呼ぶ、というやつですね)、これ、写真のドーナツなんて、ヤマザキの一袋8個入り178円とか、そんなのですが、薪ストーブで、こうやって暖め直すと魔法のごとく!
少し時間が経って、燃えている様子が変わったところ。お湯も沸いて、天板の上に置くものも変わってます(笑) pic.twitter.com/B526AsnbZ0
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2021年1月4日
ちなみにドーナツ暖めている道具はアサヒ軽金属の「スペースパン」、私のユーザーさんの皆さんがたが口を揃えて「これはいい」と仰る、最も評判の高い道具です(「スペースパンワイド」ではないです、念のため)。
道具って人生という限られた時間を充実させるためには本質的に大事です。本当に良い道具って、一見似たようなものと比べて効果が全然違ってきますから、革命的に大事です。
どの道具がどんなふうに良いのか、ネットにも書かれていない実際のところを教えてくれるのも人の縁です。
aiken-makiss.hatenablog.com このような結果、超多忙な中でも、パフォーマンスはどんどん上がっていくのですが……でも多忙は物理的には辛いので(ヘトヘトになる(笑))、実は、最も合理的に節約できるのは、薪ストーブのためのメンテナンスだったり、薪を集めたり切ったり割ったり乾かしたり……という薪ストーブのための手間だったりするのです、本末転倒?(笑)
昼間は薪ストーブを小さく小さくしか焚かないので、ねこさんは寒いらしく、私の膝の上に乗られて仕事が捗らないのですが、夜は強めに焚くので燠火も一杯出来て暖かで、ねこさんも安心して私の膝の上から降りて丸まっていてくれるので、私も見ていて幸せだし、仕事も捗ります!薪の節約も考えもの(笑) pic.twitter.com/Xdy7Db6ccG
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2021年1月5日
でもやっぱり、いくら多忙だからといっても、薪の量はケチり過ぎない方が、やっぱり良さそうですね(笑)「愛しいと感じられる時間」が増えることが、薪ストーブがある暮らしの本質ですから。
www.aikenmakiss.com そういうわけで、年初の挨拶は、実際に役に立つことだけを目指した先の端的な記事と、ほとんど役には立たないだろう、けど、薪ストーブのある暮らしの意味についてまとめてみた当記事の二本立てでした。
……両方、あまり読まれないだろうし、こちらの方が、より読まれないって知ってますが……自分で言うのもなんですが、こちらの記事に辿り着いてお読み下さった稀有なあなたさまには、きっと、いいことがありますよ♪ ええ、心配しなくても、きっと大丈夫!!
それでは、また!!