今朝は暖かいとはいえ、室温は8℃とか、そんなの。昨日は夜遅くの帰宅だったので薪ストーブを焚かず、作って置いたご飯の温め直しだけで済ませたので、シンクには水にだけ浸けておいた鍋と食器が置きっぱなしになっている。
シンクはいつもモノがない状態にしたいのだが、昨夜は寒さには勝てなかった。もちろん人並にガス給湯器は備わっているが、私は基本的に使わない。実際にこの冬でも洗い物のためのお湯なんて1、2回しか使ったことがない。エアコンの稼働もゼロ回。その代わりに薪ストーブはこの冬はよく稼働していて、薪の減り具合が暖冬以前を思い出させる。
給湯器もエアコンも使わないのには、私なりの理由がある。私は弱小薪ストーブ屋。規模からして超弱小と言って良いと思う。利益を追わないぶん、固定費を徹底的に下げるという方針を取っている。固定費さえ下げれば、売上が少なくても、薪ストーブの仕事だけで「やっていける」可能性が高くなるから。
aiken-makiss.hatenablog.com ここ数年の暖冬の影響は、私だけでなく、薪ストーブ屋はどこも苦しいと聞く。メーカーも、販売店も。先日、某準大手工務店経由で設置から15年経った薪ストーブのメンテナンスを相談されたので知ったが、新築時に設置を担当したこちらの大手薪ストーブ屋さんは夜逃げ状態で廃業したらしい。SNSのアカウントなどは「そのまま」、告知も何も出来ない状態で。
www.houzz.jp 明日は我が身かもしれないが、それほど怖くはない。ウチの「会社」は負債は「私」に対するものだけ。私が送り出した薪ストーブ達はノーメンテナンス、交換部品も基本的に必要ないし、そもそも煙突掃除も自分でやって維持管理コストをゼロにして暮らせることを前提としている。
でも……いつまでやれるだろう?という「怖さ」はある。体調も実はすぐれているというほどでもない。検索したら「すぐ病院にかかれ」と口を揃えて検索結果に表示される症状も抱えて薬の服用生活を余儀なくされている。
とはいえ、根本原因はただの腫瘍なので、これはイベルメクチンで対処した方が、標準治療よりも、はるかに勝率が高いという確信を持っているので、この時と同じ「人柱ね」と思いながら経過を観察しているという程度。
aiken-makiss.hatenablog.com 60mg/dayという超高用量の継続(あとネットで買える漢方薬併用)だが、想定通り、経過は順調で、10日目の現在、何か月ぶりかに腫瘍で隠れていた骨がしっかり触れることに、なんというかイベルメクチンという万能薬のあまりの効き目に呆れてる。もちろん忍容性「だけ」はやたら高い薬、不具合の自覚は何もない。
医者に行かないのは不遜だが見切っているから。今までそれなりに医者にかかってきて、助けられたことも、優秀だと思ったこともあったが……今の腫瘍に関しては自分が一番よく知っているし、選択肢としてのイベルメクチンすら勧めない何ら標準治療に疑問を感じない医者など用はない。ずいぶん強気に見えるかもしれないが、医療についての基本的な知識や考え方については長尾和宏先生の長尾チャンネルで充分だ。
live.nicovideo.jp もちろん長尾和宏先生の仰ることだって疑問に思うこともある。けど医療に関しては餅は餅屋、超一流だと私は思っているし、今のところ「期待に外れた」ということは何もない。あくまでも自己責任で長尾先生の仰ることを可能な部分で実践してる。
【公開日当日、追記;過去記事の引用と、まいち先生の投稿まで】
そもそも国民病とも言えるくらい広く花粉症に悩まされている人々が如実に助かる「ビタミンDの高用量服用」すら標準医療にならないという事実は、標準医療というものが、実は概ね「営利事業としての医者の持続可能性」を主軸に構築されている「大人の事情」の査証に他ならないと思っている。
aiken-makiss.hatenablog.com 実際に役に立つ医療技術にはお世話になろうと思うが、何で、もはや全般にまともとは言い難い、金儲け目的に満ち満ちた医学界が推す標準医療などに我が身を預けなければならないのか?私にはさっぱりわからない。
実は違います。
— まいち (@maiti_86) 2025年2月15日
もともとまともな医学は製薬の利権で押しつぶされていたんです。
それがコロナ禍で表面化しただけです。 https://t.co/EfxgVb4tTP
だからなんだかんだいっても「順調」なのだろう、私は。世間基準で言う極貧の暮らしような部分も一部にはあるが、それだって維持管理コストがゼロで長寿命で何でも燃やせるのにご近所から苦情を頂戴することのない(ただ慢心だけは要注意と思ってる)薪ストーブが「全部」というほど帳消しにしてくれる。
今朝は時間があったので、起きてからすぐに薪ストーブを焚いた。モキ製作所の優れた薪ストーブは、あっという間に立ち上がって暖かさと「勇気」をくれる。シンクに置きっぱなしになっていた鍋と食器も、全くの冷水でも躊躇なく洗える。だって「薪ストーブがあれば寒波だろうが冷水だろうがドンと来い」くらいに威力がある。
今日はオーケストラの練習に出て帰りは夜遅くなるので、ご飯の仕込みを薪ストーブでさっさと済ませてしまった。薪ストーブで作ると、何でもないメニューなのに本当に美味しく出来る。電子レンジで温め直すにしても、その場で例えばガスグリルで焼きたての料理よりもずっと美味しいのが本当に不思議だ。
寂しい独り暮らしとはいえ、家に戻れば美味しいご飯が待っていると思えば、それだけで夜遅くまで笑顔で充分頑張れる。そもそも今日も色々忙しく、息つく暇もないくらいの暮らしだし、大好きなコーヒーは今日は練習までお預けだが、薪ストーブで淹れたお茶は、それだけでも本当に美味しくて、これまたやっぱり「力」をくれる。
そうして、このブログを書いていたら友人が近くに来たから寄って良いかと電話をくれた。もちろん大歓迎だ。私は人には恵まれているので、友人はもちろんそれぞれ大変な思いをしながら日々をまさに戦っているが、一緒にいて楽しいし、薪ストーブのある自宅に来てくれるなら、自分の為には1日1回と決めている美味しいコーヒーを「余分に」淹れて、薪ストーブの暖と共に、なお、喜んでもらうことができる。
友人とも「今後どうなるか」について話したが、どうなるかなんてわからない。けど、やっぱり一番大切なことは「笑顔でいること」なんだろうと思う。それで、あとは天に運を任すというか……別に自分自身が自然に笑顔でいられるなら、例えば私のやっているガス給湯器もエアコンも光熱費の無駄が嫌で全く使わないみたいな極貧生活だって、全然「それでいい」と思ってる。
自分自身が笑顔でいることさえできるなら、困難な状況であるほど無理してでも笑えという話があってその状況なら本当に大変だが、きっとなんとかなると思う。私も世間並みのお金なんて要らないといえばウソになるが、何とかなっている間は、現状の暮らし、働き方を大事にしようと思う。
自分で言うのもおこがましいが、一応、組織人としても一定の能力と経験だけは色々あるので、それを過分にも評価下さって買ってくれてる、元の業界の社長は、生活を保障してやるから、もっと組織人として会社に関与してくれと言ってくれるが、本当にありがたいが今以上にお話をお受けするつもりはない。
この世界の片隅で細々と生息しているだけの私なんかよりも、もっと活躍すべき人たちがたくさんいる。薪ストーブ屋をやってて、そのことをリアルに知れることが何より嬉しい。私は、この無敵ともいえるアイテムを適切に提供することで、その人たちの力になれる。なかなかナイスな脇役だと思う。私が主役を演じるのは、大好きな音楽という一曲のドラマの中での、ほんの何小節かだけで良い。
さあでは、これから薪ストーブで沸かしたお湯を使ってコーヒー淹れて、週末練習行ってきます!!