前回「もうこれで最後」と言いつつ、また、実事業の足を引っ張ることも甚だしいのですけど、やっぱり、これは事例報告しておくべきだと思うので、もう1点。こちらの記事の補遺として。
まず、私として強調しておきたい、とりわけ「コロナはただの風邪」と仰る方に認識として知っておいていただきたいのは
コロナ後遺症、むっちゃ辛いです……!!!
【2022年11月14日追記;とはいえ、コロナ後遺症を恐れて、わざわざワクチン打つとか、それは圧倒的に不合理です!!後遺症罹患確率もはるかに高く、なによりタチが悪い、すなわち症状は重く、回復も困難です。それは毒性の本質であるスパイク蛋白質の生成量がワクチンの方が多いだけでなく、遊離可能なスパイク蛋白質の正常そのものが質的により強い悪影響を持つためだと考えられます。】
すこく考えさせられる。スパイク蛋白質単独で有害とは知られているけど、ウイルス本体に発現されているより、単独で存在(血中に漂う等)している方が有害性高い理由の仮説。つまり量の問題だけでなく質の問題だと。ワクチン後遺症の方がコロナ後遺症の予後よりも非常に悪そうな観測結果を説明できそう https://t.co/vJyhr64fyV
— 楡科榎 (@wohya) 2022年11月12日
後遺症に苦しめられる頻度は、感染者全体の母数に対して「まれ」なのだろうとは思います。しかし、感染まで何もなくピンピンしてて、他に何の要素もない人間が、コロナ感染以降、眩暈で立てないなんて、一体なに???
私の体験したコロナ後遺症は、症状としては、小脳梗塞に似ています。
medical.jiji.com 襲われたが最後、立てない、とにかく立てない。吐き気を伴う猛烈なめまい。小脳梗塞は主な原因として「血栓症」とされていますが、賛同します。だって、実際に指先足先など末端の痺れを全身に感じるし、そもそも、コロナウイルスにおける有害事象の機序として、オミクロンでもリスクが指摘されています。
#オミクロンは全身の微小血栓を反映した高いDダイマー値を生成します。
— bachrach (@bachrachbach) 2022年1月6日
呼吸器系の症状は以前の変異ほどひどくないかもしれませんが、それは本当に深刻な問題ではありません。
障害、脳卒中、死亡の原因となりうる静かな血栓が懸念されます。
この株に罹るべきではありませんhttps://t.co/qVAKqfKH5I
私はワクチン未接種です。全くの未接種。それでもコロナ、オミクロン後遺症は存在する、まず、それは指摘しておきます。
ちなみに、こんな「自分はコロナ後遺症だ」なんて発信をする以上、裏も取らなければなりません。脳外科専門医にMRIを撮ってもらって詳細に診断、本件めまいとは無関係な(眩暈を説明する原因とはならない)懸念事項を二つ指摘されましたが(さすがMRIのプロ)、頸動脈より上部の血管系の損傷や梗塞は一切認められませんでした。
脳への血管は閉塞の懸念もなく、きれいなものだとお褒め(呆れ?)の言葉を頂きました。ちなみに脳外科専門医が眩暈の原因について曰く「疲れが溜まったりしたんじゃないですか?」とのことでした(笑)
まあ、そんなご意見を頂くだろうというのは、織り込み済みです。本人なので、経緯からしてオミクロンとの関連は充分だろうと思っております。経過を簡単に次に示します。
- 2月下旬オミクロンに家庭内感染(家族は医療機関による検査&陽性診断)、症状そのものは数日寝込むのと2週間ほどの安静で問題なく対処
- 3月下旬から突然の立てない眩暈に襲われるようになり、平均すると2週間に1回程度の頻度で繰り返すようになる
- 6月12日、オミクロンに再感染(「この人、風邪じゃないかな……」と思っていた接触者はPCR陽性)、直接症状はないものの、眩暈の頻度が一気に増加(毎日1回レベル)
- この増強された後遺症状態が、半月以上は継続
この眩暈が、ともかくハンパないのです。「なんとかは風邪引かない」、自他ともに屈強を認める私が立てないのですから。何も出来ません。その場で横になって寝込むしかない状態です。そして、2時間くらい寝込んでいれば、症状は収まって動けるようにはなります。
私は、かつてサラリーマンで、今は独立して自分のビジネスを自分の好きなペースでやっておりますが、この時ほど、サラリーマンでなくて良かったと思った時はありません。一部の例外を除き基本的に、眩暈の発生タイミングに合わせて、その場で、いくらでも寝込むことができましたから。
でも寝込めないタイミングで食らった時は、本当に大変でした。さりげなく座って近くの台にもたれかかり、平静を装っていましたが、冷や汗ダラダラ、ほんのちょっと首を動かすのも、それで吐くかと思うくらいに辛い、難しい状態でした。
コロナ後遺症で、組織人として社会生活を営むなんて……ムリ!!!
これが、私の実感です。動けるときは動けるのです。けど、ひとたび後遺症に襲われると、もう、どうしようもありません。でも見た目は普通、診断もつかないですから(心療内科行けと言われるとか)、周囲から理解をしてもらうのも極めて難しい、社会生活なんて不可能じゃないかと思います。
ただ、私も、いくら自分のビジネスをしていると言っても、外出・出張して仕事もしますし、車も運転しますし、こんな、毎日、眩暈がいつ来るか??みたいな状態では社会生活が営めません。ただ、私には「強み」がありました。結論。
眩暈が主訴でしたら、イベルメクチンで対処可能です。少なくとも寝込む事態は避けられると思います。
私は、イベルメクチン(12mg錠)を大量に持っていましたので、ひょいひょいと飲めました。イベルメクチン服用とコロナ後遺症の自覚症状の因果関係は、けっこう明確で、血中濃度のイメージだったのですが、イベルメクチンの血中濃度を高く保っておくと、眩暈に襲われないか、襲われたとしてもごく軽度です。
どのくらい高く保つかというと、朝、昼、晩、の1日3回、しかも、できるだけ血中濃度が高くなるように、脂っこいもの……私は、この油を使ったお料理大好き!!だって、美味しいんだもん♪
kawashima-ya.jp ないし、乳製品(チーズ、ヨーグルト)を食べてから、イベルメクチンを飲むようにしていました。
そして、眩暈、もうそろそろ、大丈夫かな?……と、例えば脂を合わせない単独服用にしたり、朝と晩だけとか頻度を減らしたりすると、効果てきめん。しっかり眩暈が来たりします。付き合いが長くなってくると、めまいが来るの(前兆の感じ)がわかります。慌ててイベルメクチンを飲めば、ごく軽くやり過ごすことができます。
そんな感じで、3週間ほどの間は、イベルメクチン12mg錠を1日3錠、今もなお、1日2錠……なかなかやめられません。何度も、やめよう、やめようと、量を減らす試みをしては、めまいの前兆を感じて「ああ、まだダメか」の繰り返し。
【7月25日追記;ここしばらく、5日間ほど、イベルメクチン12mg錠の服用を日によってゼロにしてみたり、1日1錠にしてみたり、量を減らす試みを進めています。日によって長距離運転したりとか、そういうリスクが少なかったりとか、仕事内容に加えて日々の体調(眩暈の前兆や耳鳴り)とも相談しながら慎重に判断していますが、総じて、イベルメクチン依存しっぱなしでなく、薬からの離脱も可能ではないかと感じています。】
【2022年9月1日追記;続報載せておきます。イベルメクチンからの離脱は実際に可能ですが、眩暈など再発の兆候あれば、その時点から直ちに、再度思い切った用量のイベルメクチンの服用を強くお勧めします。以下のツィッターからスレッドを辿って下さいませ】
一つご報告。ワクチン未接種、オミクロン感染後後遺症で自らの身体を実験台に観察続けていますが、全身に血栓が生じ血管を詰まらせる播種(はしゅ)性血管内凝固症候群(DIC) https://t.co/QIuTMLJwM0 これはスパイク蛋白に起因する重篤な混乱です。兆候があれば直ちにイベルメクチンで制御が肝要です https://t.co/M6BuvIfZ8O
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2022年9月1日
私は前職は「調査のプロ」でしたから、調べるのは得意なので、もちろん、イベルメクチンのリスク・副作用についても、以前から相当踏み込んで調べていました。
aiken-makiss.hatenablog.com この記事の中で、私自身が、安全性が確認されている服用量として次のように述べています。
要するに、豊富な試験実績に基づき設定された0.2mg/kg/dayというのは、効果は充分で、なおかつ成人の服用量としては、ずいぶん安全(少なくとも4倍くらいまで)が見込まれている量だということです。
現在、医師の任意団体であるFRONT LINE COVID-19 CRITICAL CARE ALLIANCEの推奨プロトコルでは
1回につき0.4〜0.6 mg/kg(食前または食後に投与)これを1日1回、5日間または回復するまで投与、ということになっていますが、これを、とりわけ連続5日間というところを守っている限り、悪影響はまずないと思います。
これは、体重60kgだと想定すると(私は72kgくらいです)0.2 mg/kgだと1回服用において12mg錠を1錠という計算です。これを1日1回、連続で5日間に限る。
その後、私ではありませんでしたが、私の家族が、自分の判断で、1日1回は良いのですが、3ヶ月毎日連続服用してしまったことがありました。その経緯と、連続服用後の血液検査の結果はこちらの記事に書きました。
aiken-makiss.hatenablog.com 家族における検査結果は「何の問題もなし」でした。上記記事で引用したイベルメクチンの副作用に関する臨床研究では2週間くらいを基準にしていたので(2週間で12mgを1錠服用し、その副作用を見る)、それで考えると10倍以上の高用量服用です。それでも、何の問題も検出されませんでした。
実は、その知見があったから、今回、私も思い切った高用量服用ができたわけですが(私は、本来、とても怖がりです)、今回の後遺症対策としての私の服用量は、家族の経験量に比べても、もう、とんでもないです。
コロナ禍において経験的によく見かけ、ワクチン大好きな医者が「心配だ」と懸念を表明する「12mg錠を週1回服用」に比べても12mg錠を1日2~3錠、毎日、という今回の私の服用量は、1週間あたり服用量として実に15倍~20倍などに相当します。
しかも、それを3週間以上、継続したわけです。とんでもない高用量服用だというのはご理解いただけるかと思います。自分でもわかっています。でも、仕方ない。だってイベルメクチン、ホントてきめんに効くんだもの……他に方法なかったし。
7月8日、そのあたりの事情を説明のうえ、名古屋の浅井医院さんで血液検査をお願いしました。ちなみに浅井医院さんって、こんなお医者さんです。私の話も親身になって聴いてくれました。
名古屋、守山、浅井医院なう!マスクについての待合室掲示。ありがたく、私は即外した(受付の方も、待合室の患者も全員つけてるけど……)。さすが「名古屋有志医師の会」代表のお医者さんだけある!! pic.twitter.com/VFMFcHJPMF
— 楡科榎 (@wohya) 2022年7月8日
浅井医院さん、すげー!!町医者で、普通に高齢者さんとかいっぱい、かかりつけ医として信頼されていて(私も本当のことが話せました。雰囲気いい院長さん)、それで、マスクは有害のみならず、この、いわゆるワクチン反対の掲示とチラシまで!!名古屋にあって嬉しい。こういう町医者増えるといい!! pic.twitter.com/O9sr1CvU9A
— 楡科榎 (@wohya) 2022年7月8日
で!!実際に血液検査してみて、結果はどうであったか。
うーーーん……前回記事に詳しく書きましたが、イベルメクチンの副作用として「有名」なのは肝機能障害、つまりASTやALTですが……やっぱり、何の問題も認められませんでした。異常値としてはいわゆる「高コレステロール血症」を示していますが、これは、イベルメクチン関係なく従前からのもので、私はツィッターでの意見を参照して問題なしと思っています。
私は総コレステロール271、中性脂肪41、HDL99、LDL163と脂質異常症ということでスタチンを飲んでいましたが https://t.co/9A0lipUPtk を拝見したのをきっかけに服用やめることにしました。関連で勉強→オメガ3脂肪酸|種類別に含有量が多い食品ベスト10まとめ https://t.co/WuQFJDXvTf @kami_shoku
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2022年1月15日
実際の、イベルメクチン関係ない時点での検査結果(上述ツィッターの根拠)です。
なお、アミラーゼについては、膵臓の関係の項目で、少し高めでしたので、これまで検査項目になっていなかったので比較もわからず、浅井先生に特に聴きましたが「こんな程度なら問題ない」とのことでした。
それにしても……前回記事でも述べましたが「イベルメクチンは副作用として肝機能障害がある」というのも、実際には「その可能性がある」という一つの仮説に過ぎません。低用量服用でも影響がある、という仮説です。しかし、その仮説が本当であるなら、私のこの検査結果は「おかしい」と思います。20倍とかの高用量服用を長期継続して、何もないなんて……
毒性学の基本中の基本ですが、毒物の影響は、極端な高用量曝露であれば、有害な影響としては確率的に100%で発現され、逆に、それ以上に用量を上げても、もう有害な影響の発現も強度も、意味合いとして「変わらない」飽和状態(有害事象が致死性なら全例死亡)となります。
イベルメクチンの肝機能障害は、仮説によれば「無毒性量」や「実質安全量」の近辺で論じられてきたものです。その仮説が真実であるならば、今回報告のような極端な高用量服用で「何も影響を認めない」なんて……個体差にしても、あまりに、説明が困難ではないでしょうか??そのくらい、わかりやすい結果だと私は思っております。
前回記事で申し上げましたが、結局は、全ての薬は、メリットとデメリットのバランスで服用(適用)の可否を判断されるべきものです。イベルメクチンは、とりわけワクチン推進派の医師から散々に「副作用ガー」「中毒ガー」と叩かれていますが、デメリットとしての報告で、確かなものを私は見たことがありません。
その一方で、ワクチンの副作用、後遺症は目に余るものがあります。私はコロナ後遺症に苦しめられていますが(正確には、今はイベルメクチンで制御して、全然というほど困っておりませんが)、ワクチン後遺症は、おそらく、コロナ後遺症の比ではないのではないか?と推察しますし、長尾医師などがそう仰っているのを聴いてます。
ワクチン後遺症は、本当に多岐に及びますが、血栓関連のところだけでも、発生機序も症状もコロナ後遺症と全く共通であることは、すでに多くの方によって以前から指摘されているところです。
でも、これだけは知っておいてほしい。COVIDのスパイクタンパク質が細かい血管をねじ切り、微小血栓を引き起こすのです。 COVID感染によるスパイクタンパク質分子は、COVIDワクチンが体内に大量のスパイクタンパク質を送り込んだときに起こるものと同じものなのです。 つまり、ワクチンはCOVIDそのもの
— Max (@universalsoftw2) 2022年2月3日
3回目、4回目ワクチンは本当に打つのやめて下さい。酷かもしれませんが言います。スパイクタンパク質により、微細な血栓が全身のあちこちの血管内皮でおきています。症状として体感できるレベルにないだけで、個々人の許容量つまり発症閾値を越えた時に症状があらわれて気づくのです。
— ワクチン後遺症の被害を防ぎたい (@Novaccinekita11) 2022年4月22日
イベルメクチンは、デルタ株まではよく効きましたが、オミクロン株では効かなくなったと言われています。実際、服用量を従来よりも、かなり増やすことで何とか対処しております。ところが、幸いにして、ワクチンは最初の武漢株のスパイクタンパク質を模したものです。よってイベルメクチンは、量的にも少ないままでワクチン後遺症に効く可能性が高いと思われます。
現に、前回記事でも追記してありますがFront Line COVID-19 Critical Care Allianceにおいてもワクチン後遺症対処の「1stライン」(重要性の高い順)としてイベルメクチンが推奨されております。
alzhacker.com もちろん「絶対効く」なんてことはありませんが、量を増やしさえすれば、イベルメクチンはワクチン後遺症にも相当な確率で有効じゃないかと思うのです。本記事の前置き、前提として、そのことを指摘しておきます。
そのうえで、本記事での主題です。短くまとめて申し上げます。
私も前回記事で述べましたが、私たちの社会は、それぞれの職業が本来の職責を果たすべきです。それが筋です。ワクチン後遺症は、ワクチンを推進してきた医師たち、そして厚労省こそ、きっちり取り上げ、多数派、正統派の仕事として診るべきです。その本来あるべき姿の実現を目指して、人生を賭けて多くの方が声を上げています。
イベルメクチンにしても、とりわけオミクロン以降では、今回のような高用量服用も範囲として、副作用の実際も含め、正当な治験に基づく治療法として社会的に検討されることを私も第一、かつ切に望みます。
しかし、実際に起こっていることは、ごく低用量でのイベルメクチンの治験も多数派の医師の反対により社会的困難を極め、現場の異端児、少数派だけが、たぶん、真実を叫んでいる状態となっております。
真実というのは長尾医師がよく仰っていたように医学論文云々よりも「実際に結果を出してこそ、具体的に改善してみせてこその医者」というように、とにかく困っている人を何とかしなければないという課題だけが山積みの切迫した状況です。
この本来あるべき姿からほど遠い状況にあって、そこから一向に進んでくれない社会の現状に鑑み、社会のために筋論を通そうとされるより、ご自身のために実利を求めるということでも良いのではないでしょうか??
すなわち、社会で筋論を通す軋轢で消耗するよりも、ご自身のこと、人生の時間は限られておりますので、そちらを優先し、実際に元気になって示してみせるということで良いのではないかということです。結果的に、それは社会全体を本来あるべき姿に近付ける、最も有効な手立てかもしれません。
【2022年8月8日追記;もっと平たく言えば、自分の身体については、権威とかに頼るのではなく、自分自身で責任を持つ、ということです。こちらの元WHOコンサルタントの、とても聡明かつ誠実、人間として魅力的な女性研究者のインタビュー動画、ぜひご覧ください。】
なにしろイベルメクチンは、ワクチン推進派の医師から極端に忌避される一方で、こちらのシリーズで述べたように、全世界で治療薬として普及してから、もう35年に至る実績があります。仮に、イベルメクチンの副作用があったとしても、ワクチンの後遺症などと違って、充分に対処法(例えば高濃度のイベルメクチンの誤飲等に対する対処として)も知見が蓄積していることでしょう。
以上、補遺の補遺でございました。いわゆる「人柱」記事(笑)ですが、参考になりましたら幸甚に存じます!それでは、また。お元気で。