薪ストーブ料理といいますか、薪ストーブを使った調理の楽しさをご紹介する当ブログですが、なぜか、一番人気があるのが(本日、2016年11月24日現在)、調理について「何も」触れていないこのエントリー
……なのですが、その中で、火をつけるのは簡単というか楽しいです、焚き付けが大変ということは、ありません、と書きましたが……
そうはいっても、やっぱり、心配じゃないかと思うのですよ。モキ製作所のユーザーからすれば、焚き付けが簡単なのは「言うまでもないこと」で、かえって「心配」という感覚がわからなくなるのですが……
私のように仕事にしていると、お問合わせを頂く中で、ああ、そりゃ、実際に見なければ、普通の薪ストーブのイメージでとらえてしまうよな……と、改めて思うことがあるのです。昨日も、ちょっとありました。
それで、今朝、急に思いついて、焚き付けから、コーヒーのお湯を水から沸かすまでの様子を写真に撮ってみましたので、急遽、ご紹介したいと思うのです♪ ですので、今日は珍しく、写真盛りだくさんです!
題して「朝から、焚き火で遊ぼうよ!」(笑)
一枚目、ブログ冒頭の炎が上がっている写真は、今朝の5時12分に撮影したものです。Exif(イグジフ)情報を残したままアップロードしていますので、どうにかすれば全部見れると思うのですが……写真を表示して「画像の情報」で、少なくとも撮影日時は見れるようです。必要であればご確認を……ということで。火をつけた直後のものが冒頭写真です。
さかのぼること4分前、5時08分、今朝組んだ焚き付けの写真です。ごくオーソドックスな細枝から、だんだん太くという組み方。こんな感じで組みましたよ、というのを伝えたくてライトで照らして何枚か試行錯誤しながら撮りました。この写真のあと1~2分経ってから牛乳パックを割いたものに火を点けて焚き付けの下に置きました。だから火を点けたのは5時09分としておきますね。
ストーブの上には、銅のミルクパン。水はちょうど500cc入っています。日課のコーヒーを淹れるためのものです。ちなみにコーヒーはいつも3杯分入れて、二人で分けて飲みます。ちょっと量が欲しくて(笑)
これは5時16分、火を点けてから7分後。ガラス扉は全閉して「焚き付け」そのものは完了しています。もう炎が消えることはありません。ここまでは「炎の世話」をするために一応「張り付き」ますが、基本的にガラス扉を半開にしたりとか、空気量の調製だけです。
…で、5時17分、火を点けてから8分後、太薪を追加投入して、空気量を適当に調整して「薪ストーブの焚き付け作業おしまい」です。10分以内に焚き付け完了、あとは薪ストーブから離れて朝の用事。実際、このあと、私は、昨日お風呂に入らずに眠ってしまったので、朝のシャワーを浴びるために離れてしまいました(笑)
そして、5時39分、火がない状態から30分で、お湯の温度は82℃、私のコーヒーを淹れる温度としては、もうオッケーです。これで1分も放置すれば85℃とかどんどん上がってきます(5時40分の温度も写真に撮りましたが省略します)。ドリッパーを手早くセットしてコーヒーを淹れます。浄水器を通した水なので、特に沸騰はさせません。
そのときの炎の様子、ちなみにこんなのです。5時40分。太薪に火が移っていますね……でも「この程度の炎で」、「500ccのお湯が(ゼロからの立ち上げから)30分で沸く」というのは、普通の薪ストーブでは「驚き」だそうです。モキでは「当然」なんですけどね……ちなみに昨夜はお湯を沸かすために夕方に軽く火をつけましたが、そのあと外食に出てしまったので、朝には熱は全くというほどありませんでした。
ちなみに昨日18時のツィッター。写真は17時49分撮影でした。この炎がほったらかし成り行きで、18時半には収まっていたと記憶しています。
夜になって、ちょっと冷え込んできましたね。ネコと薪ストーブ♪ pic.twitter.com/YtQr7HV8oB
そういうわけで、要は、朝5時に起きて、5時40分には薪ストーブのお湯で朝のコーヒーを淹れると。我が家は、だいたいいつも、こんな感じです。ここから朝食作ったりしてます♪
いかがでしょうか??こんな朝の生活。朝から焚き火、楽しいです(笑)
もちろん、それなりの「技術」というか、ノウハウは必要で、弊社コンテンツ「薪ストーブ専攻課程」では、失敗事例も踏まえつつ、やったらめったら詳しく解説しています。大げさです。でも実際のところ、慣れてしまえば誰にでもできます(笑)
薪ストーブのブログ―その導入や普及を巡る諸問題を率直に語ります『薪ストーブの火のつけやすさに関して』
それでは、次回……えっと、たしか「美味しいおつまみ」の、話をしていたんですよね??戻ります。たぶん(笑)