超簡単薪ストーブ調理

当社で販売している薪ストーブで、どんな冬の暮らしが待っているかを紹介しているブログです。  興味を持って頂けましたらぜひお問い合わせ下さい

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今後ますます増していく「生き残るための薪ストーブ」の重要性orz

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モキ製作所公式インスタグラム https://www.instagram.com/mokiss_2169/ より

 私、自分が生きているうちに、日本社会がこんな追い詰められてしまうとは思いもせず、今回、こんな記事を書かなければならないことに、国民の一人として忸怩たる思いを抱いております。

 ただ、私には私の役割がありまして、社会が大変なことになってしまったとしても、私とこうしてご縁のあったあなたさまだけでも、この難局を無事に乗り切って欲しい、ということで、現在、私として取り得ると考える、自衛の手段についてご紹介します。

 最初に、これは薪ストーブのブログですから、表題の件を簡単に紹介しておきます。私は薪ストーブをご提供する際に、私の思いもお伝えするのですが、かつては「とても優秀な調理台」でしたが、最近は「これは、生き残るための薪ストーブです」として説明しております。どういうことかと申しますと

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モキ製作所公式インスタグラム https://www.instagram.com/mokiss_2169/ より

 冒頭写真もそうですが、モキ製作所の薪ストーブは、その耐久性、タフネスさ、部品交換(定期消耗品)を基本的に要しない、そして「何でも燃やせる」ことにより、たとえ「何があっても」「どのような状況に置かれても」あなたさまを必ず助けてくれます。

 私は、写真の機種、MD70Kに炎の安定化(低出力時及び持続安定性)と炎の鑑賞価値を追加した、ご家庭のリビング使用を想定したオリジナル改良版MD70Kissをメインに扱っておりますが、縁起でもないですが、たとえ家屋が崩壊、ないし焼け落ちたとしても、モキ製作所の薪ストーブを持ち出して、煙突をほんの少し(2メートル程度)立てれば稼働できます。

 このような視点からの「備え」としての薪ストーブの推奨は、実は、今に始まったことではありません。2017年年初のこちらの記事や

aiken-makiss.hatenablog.com

 当然、コロナウイルスの感染拡大に伴って、日本社会がおかしくなり始めた2020年3月にも、私は非常に危機感を覚えて「備え」としての薪ストーブの重要性を説く記事を書いております。

aiken-makiss.hatenablog.com もちろん、そのような、実際に非常時になった場合の備えだけでもなく、単に日々暮らしていて、忙しくてどうしようもないとか、よくある場合でも普通に助けてくれます。こんな記事。今の事業テーマとして掲げている写真の初出記事です。

aiken-makiss.hatenablog.com これらの記事で述べた内容については、今も何も変わりありませんと申しますか、これから申し上げるように、むしろ重要性が加速度的に増していますので、ぜひ、改めてお読みくださったらと思うのですが……

 問題は、いよいよもって、日本社会がこれから逼迫に向かうことが明瞭になってしまった、ということです。今思えばターニングポイントは、上記記事のリリースの理由でもありますが、2020年2月頃だったと思います。京都大学の宮沢孝幸先生の著作から、少し長いですが引用します。30ページから。

 日本では基本再生産数が1.7くらいでしたから、欧米諸国ほど急激に広がっていかないことを示しています。特別な行動制限をしなくても、「100分の1作戦」を推進すれば、感染の広がりを医療崩壊しないレベルに抑制できると考えられました。ウイルスの性質を考えると、通常より少し行動制限を加える程度で十分だったのです。

 ところが、2020年の2月後半の段階で、首相が突然、小学校・中学校・高等学校を一斉休校にすると決めました。そこから日本のコロナ対策は歯車が狂っていったのではないかと思います。

 この頃には、「新型コロナウイルスでは子供が亡くなることはほぼない」とわかっていました。感染して亡くなるのは、高齢者など年齢の高い人や基礎疾患を持っている人たちが中心です。

 今から振り返るとわかるはずですが、2020年2月当時は、感染が広がり始めたといっても、インフルエンザや通常の風邪のような流行には至っていませんでした。それなおに、なぜか学校を休校することにしてしまった。そこから過剰な対策や的外れな対策が始まり、歯車が狂い始めたのだろうと思います。

www.php.co.jp 私も全く同感で、新型コロナウイルスを巡る、その過剰な対策や的外れな対策は、日本社会を傷め付け続けたと考えています。そして極めつけは……

 色んな考え方がおありとは思いますが、「私は」そう考えております。問題はお金だけではない(むしろ今後の医療や損失余命問題の方が影響が大きい)のですが、お金の問題は間違いなく痛かった。

 ただ新型コロナウイルスを巡る失策の影響は「これから」なので、ここで述べたことの正誤保留として置いておいたとしても、昨今のウクライナ戦争を巡る情勢変化があり、そこに、それまで重ねてきた日本社会再生の試みがあったわけですが、今、それがどのように世界から総括されつつあるか、その答えは、まさに顕在化しつつあります。

jp.reuters.com 一国民として悔しくてなりませんが、私が思うに「そりゃ、そうだわな」、左からも右からも、日本に対する評価は辛辣です。

 ああ、ホント悔しい。この現在の日本の状況を、的確に言い表してくれるのが、日本脱出組のこちらのお方。現在の国籍はわかりませんが、氷堂律さんと仰る日本人です。

 この記事で、私がご紹介申し上げておきたいのは……まあ、いよいよ負けが込んできたとはいえ、世間は、まだまだ「のんびりムード」。薪ストーブもそうですけど、社会情勢をよく見て、さまざまな備えを、先んじてなさった方がよろしかろうと。

 これ、薪ストーブのブログですよね……まさか、この私が、そんなことを言うなって自分でも信じ難いですが、例えばビットコインなどの暗号資産。イーサリアムという暗号資産は、お勧めかもしれません。

portal.premium-yutaiclub.jp 私は「GMOコイン」という取引所に口座を持っております。なんと申しますか、私も「暗号資産なにそれ美味しいの」という状態から始めたのですが、わけわからないと思われるかもしれませんが、実際には、けっこう信頼性あるという印象です。下がったタイミングでリスクヘッジとして買っておかれることを、私として推奨しておきます(当然、保証はできませんので自己責任でご判断下さいませm(__)m)。

【2022年4月21日追記;以下、太陽フレアによるコロナ質量放出(CME)が及ぼす影響に関する宮沢先生の意見の関連部分全て】

 ただ、仮想通貨保有は日本円の価値暴落のリスクヘッジにはなりますが、今度は別のリスクがあります。宮沢先生の警告。

 どういうことかと言いますと、太陽フレアによるコロナ質量放出(CME)が起こった場合にどうなるか??という問題です。

 すなわち、いわゆる太陽風の影響ですが、普段は地磁気によるバリアが働いていますが(オーロラが美しく輝くということですね)、この質量放出が巨大なものになった場合、地磁気のバリアが突破され、電磁パルス(EMP)が地球上の送電線網を始め、全ての電気電子機器を直撃することになります。

www.gizmodo.jp この問題は、充分起こり得ることで、これが起これば、たぶん、暗号資産とか電子上の資産は、ひとたまりもない……かな??と。そんな天変地異への準備やら、吹っ飛んだ場合の裏付けは、特になさそうですからね……

 この宮沢先生の警告自体は、まさにその通りであって、実は私も「どうしたものか」とあぐねております。今、その「1000年に一度」が起こる可能性、実際にはけっこう高いともみていますが、それでも日本円の価値下落リスクの方が確実で早いのでは??と思ってみたり……備えの本質は、バランスと分散なんですけどね……

 なにしろ、日本への期待、信頼は、円の価値ですが、これが大きく低下する事態を私は危惧しております。ウクライナを巡るロシアへの制裁措置等も、私は疑問に思っております。だって、どんな理屈を言おうとも、現にロシアの通貨ルーブル

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https://www.bloomberg.co.jp/quote/RUBJPY:CUR より4月15日キャプチャ

 まだまだ戦争が継続中で、黒海艦隊の旗艦も沈みましたし、今後どうなるかわかりませんし……

diamond.jpこんな話もありますし、どうなるかわかりませんが、私は、全くの勘ですが、ルーブル、長期的には下がらないような気がします。ともかく「資源国」は強いのです。世界の中で完全に孤立しているわけでもなし。

 そして通貨のルーブルの価値の維持は、その下落を狙って制裁を仕掛けた側の敗北でもあります。日本は、制裁組の筆頭に近い動きをしましたから……私は、日本の先行きを、かなり危惧しております。

 だって、日本って、地下資源とか、ほとんど何もない、食料も輸入に頼る「人の活躍」だけが事実上の強みだった国家です。一生懸命働いて、それによって新たな価値を生み出してナンボです。私の薪ストーブも、その文脈の中で、社会のためにやっているつもりです。ささやかですけど。

 しかし、その「ささやかな」薪ストーブを巡ってすら、行政に無用に足を引っ張られる始末です。

mbp-japan.com ホント、こんなことやってて勝てるはずがないorz……大谷選手がどーとか、佐々木朗希投手がどーとか、それはそれで結構なことだけど、で?私たち何やってんの?などと、私は、心配性なのでしょうね、どうにも嘆かずにはおられないのですが……

 ともかく、これからますます意味が出てきてしまう生き残るための薪ストーブの重要性についてご検討いただけましたらと。日本は生物資源には恵まれており、多様な自然があり温泉もあり清冽な河川もあります。知恵と技術が必要ですが、それらを具現化する優れた道具があれば、その道具は間違いなく、あなたさまの身を助けてくれます。

www.aikenmakiss.com ただ、こんなことを最後にお伝えするのも大変気が引けますが、このMD70Kissも現在価格税抜き31万円(税込み34万1千円)【いったんブログ公開3時間後訂正!!4月1日以降、税抜き32万円(税込み35万2千円)です!!モキ製作所値上げに伴う変更】ですが、来年度からさらに大幅値上げの予定6月3日受注分以降、税抜き33万円以上への値上げが確定しています。値上げは引き延ばすと申しますか、できるだけ低く抑えるつもりですので、都度、お見積もりにてお知らせしますm(__)m

 煙突も原材料高騰につき、今後間違いなく値上がりしますが、弊社、成約件数的には充分で、前機種「MD80ⅡiGブースターモデル」で黒字だった頃と同等の件数なのですが、前機種よりも手間が凄まじく増えているため、私の稼働としてはもう一杯でこれ以上成約件数も増やせず、まだ事業黒字を達成できていない中、事業継続のためにやむを得ず薪ストーブ本体も値上げいたしますm(__)m m(__)m

 なにしろ私のユーザーさんって、私よりも、ずっと賢いのですよ……とある方なんて、金ですよ?金。昨年のうちに、現在の展開までは見越していたかは不明ですが、「日本円は高リスクですから」とか言って、ご自身の財産を全部、金に換えてしまっていました(薪ストーブの設置代金も、金から日本円に換金してお支払いになられました)。

 私などは盆暗ですから「まさか、そんな……そこまでしますかぁ??」とか正直、笑ってしまいましたが、そのユーザーさんがホント正しかったです。ごめんなさい。

 そういうわけで、この記事を読まれたのも、一つの運命、ご縁ですよ。薪ストーブに限らずあなたさまの出来る範囲内で、今後への備えを進めてなさって下さいませ

 それでは、また。お元気で。