超簡単薪ストーブ調理

当社で販売している薪ストーブで、どんな冬の暮らしが待っているかを紹介しているブログです。  興味を持って頂けましたらぜひお問い合わせ下さい

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これはもう、マジで自衛するしかありません!!具体的自衛策のご提案

 

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 世の中、実に大変なことになっております。

本年3月2日(月)から春季休業の開始日までの間,学校保健安全法(昭和33年法律第56号)第20条(同法第32条において専修学校に準用する場合を含む。)に基づく臨時休業を行うようお願いします。

  出典:元文科初第1585号 令和2年2月28日

 反感承知で、あえてはっきり申し上げます。まさか、そんなアホなことはしないだろうと私は思っていました。もちろん、この要請によって助かる、感謝している方がいらっしゃることは重々承知です。

 とりわけ、お子様と同居のご家族にご高齢の方がいらっしゃる場合、この要請によって「家庭における水際作戦」が成功して家庭内にウィルスを持ち込まなくするためのハードルがぐっと下がったことと思います。ちなみに水際作戦とは、具体的にはこの千葉さんの仰るような防衛行動です。感染を拡げないように非常に重要ですので是非ご一読を。

m.facebook.com 防衛行動の基本として、人の集まりの一つである学校を閉鎖するのは、子供たちを感染リスクから遠ざける効果はあります。しかし、実際には、こちらの見解にありますように

www.jpeds.or.jp

・小児の患者に関する情報は世界的にも限られていますが、国内においても数例の報告

・ほとんどが1ー2週で回復しています。感染していても無症状である可能性も指摘

・成人が感染し、呼吸不全を呈し、重症化した報告はありますが、小児患者が重症化したという報告は稀

 ということで、社会全体の中で最も思い切った手を打つべき対象は、実際に被害が多く出ている、ないし感染を拡大させている集団を想定するのが一般に合理的であろうと考えられる中で、本件では、そのような集団とはいえない子供たちを対象に設定することは疑問があると、私は思います。

 なお、これに関して、総理大臣による発表後ですが、次のような情報もあります。

子どもの感染について報告書では多くが家庭内での濃厚接触者を調べる過程で見つかったとしたうえで、調査チームが聞き取りを行った範囲では、子どもから大人に感染したと話す人はいなかったと指摘しています。

www3.nhk.or.jp

 このような情報以前に、本件の政府要請について、専門家は次のような見解を出していました。お子さんがいらっしゃるご家庭では具体的に参考になると思います。ダイヤモンドプリンセス号での一件で一躍有名になった高山さん。

m.facebook.com ともかく私は、分野は違いますが検査の仕事に長年従事してきたプロの一人として、ウィルス検査については、こちらの宮坂教授ような見解にあるように、限界もあって、検査できる数を増やせば済む問題なんかではないと思いますし

news.yahoo.co.jp

 むしろ最も重要なことは、こちらの和田教授のような見解(リンク上手く表示できずすみません)にありますように、検査すればオッケーとか、検査に依存することを避けて……

検査で陰性でも、陰性だから元気で感染させないとは限らないのです。また、みんながよく感染する場所は病院です。陰性証明をとるために病院に行って感染させたり、自分がウイルスをもらったりしたら意味がないでしょう。

 そして、なによりも大切なことは

なぜ対策しなければいけないのかをみんながきちんと理解して、どうしたらいいのか議論しないといけない。恐れながらも新しい日常を作り、その中でも経済を回さないといけない。

ということのはずなのです。そう、経済を回さなければならないのです。ああ、それなのに、それなのに、今の日本の舵取り、社会的雰囲気ときたら……

 で、しかも、縷々述べてきたように、その感染拡大防止策すらピント外してて、むしろ経済が回せなくなる犠牲の方が多いだろうという……

www.agrinews.co.jp 補償すればいい、という問題ではありません。それで完全に戻るとか甘すぎるし、そもそも補償のためのお金も税金です。その分の税金を余分に稼ぐために、この「健康のためなら死んでもいい」ならぬ「ウィルス拡散を防ぐためなら経済停滞やむなし」に端を発する猛烈な自粛ムード一色の中で、誰が、どう頑張ればいいのでしょう??

www.asahi.com

this.kiji.is 大真面目に、これから生じる倒産の連鎖その他による経済的困窮により、自らの命を絶ってしまう人の数は、これまでの不況の例(バブル崩壊などで倒産などが相次いだ時期の自殺者数は年間3万人を超えでます)から考えて、ウィルスに感染して死んでしまう人の数の比ではないでしょう。

 ……そのようなわけで、私は暗澹たる思いの中で、ここ数日を過ごしてきたわけですが……………できることを、やります。すなわち政府が、日本社会がこんな「あてにならない」状況では、もう自衛するしかないと思います。そこで私は、自衛のための有効かつ具体的な手段を提供することができる立場にあります。以下3つの視点から提案します。

1.防衛力強化のために、より少ないコスト&より潰しの効く暖房方式の採用

 私が仕事で扱っているモキ製作所の薪ストーブは、もともと、非常用熱源として、防災やイベント用としての用途での使用を想定したものです。

【2020年6月22日追記;今は、モキ製作所のWebサイトから当該紹介が消えてますが】

  1. 防災訓練、イベント、日常使いと年間活用
  2. かまどご飯に本格的石焼き芋が楽しめる 用途は無限大
  3. 三次燃焼による高温燃焼で調理も暖房も高効率
  4. 煙公害対策 茂木プレートによりクリーンな排気
  5. キャスター付で楽々移動
  6. 電力を一切使わないので停電時も安心
  7. 薪は針葉樹、竹、木端材等何でもOK
  8. 災害時は調理に暖房、ほのかな灯り取りと1台3役

 ………藤牧さん(株式会社モキ製作所における、私のパートナーの営業課長です)、書いたよ?初めて。御社の宣伝文句の丸写し………私としては、あんまり好きではないのですけどね……でも実際、モノがない、インフラが絶たれるような非常事態において、モキ製作所の薪ストーブはまさに「世界最強」です。煙突なんか2mもあれば十分稼働するし。

 暖冬で薪が豊潤にある今なんか、私、大真面目に、本当に安心です。世の中で何があろうとも、自前の、持続可能なエネルギー源を持っていれば死なないし、とりあえずでも暮らしていけるもの。

 何よりも、このモキ製作所の薪ストーブは、煙の少ないタイプの薪ストーブの中では、少ない薪でも非常に暖かい(本体からの熱の取り出しが極めて良好)という特徴があるので、準備するエネルギー源が少なくて済むというのは、本当にありがたいです。

 で、この「防災イベントストーブ」も、キャスターとか外して据え置きにしてしまえば、普段の暮らしで充分普通に薪ストーブとして使えます。後述しますが、我が家は現にそれで暮らしております。

 そう、極端な災害時も大事かもしれませんが、この深刻な経済的ダメージが予想される中、大切なのは「普段」です。より少ない暖房費用で「実際に」運用できる、光熱費の削減効果があることが何よりも重要です。

www.aikenmakiss.com 我が家は現に、冬季暖房費としては、妻が創作のために一人でこもる2階のアトリエの灯油代以外は、「年間で」1万円間違いなく切っていると思います。だって、薪の原木はほぼほぼ「タダ」で、それを集める自動車のガソリン代と、チェンソーのガソリン&オイル代(年間で1000円はいかない)と、電動薪割機の電気代(年間でも500円程度)くらいなものですから……

 薪ストーブって、それ以外の普通の暖房に比べて手間とお金がかかる、というのが「常識」です。しかし実際には「常識外」の薪ストーブも現に存在するのです。現に私がそれにどれほど助けられているか。財力も体力も人並みですので、よくある普通の薪ストーブではとても暮らせません。

www.aikenmakiss.com ただし、モキ製作所の薪ストーブは原理から構造、製法、使い方に至るまで合理性の塊であり、本質的に「尖っている」ために、期待通りの「リターン」を得るには、設置設計から設備の据え付けから薪の準備から燃焼法まで、合理性に裏付けられた一貫したノウハウが必要だと思われます。そしてそれを提供&暮らし保証することが私のお仕事の中心です。

 非常時に限らず、健康で最低限快適な生活のために「どうしても必要な費用・備え」は、「守りのための費用・備え」といえますが、それが少なくて済むほど、少ない収入でも有利になります。逆にいえば「浮いたお金」を、もっと「攻めの分野」、人生をより楽しむ、自らの可能性を解き放つための費用に回すことができますから。

2.コロナウィルスに打ち勝つ免疫力の強化と健康で元気な生活の実現

 現在のところ、といいますか、もともと風邪ってそういうものですが、結局はコロナウィルスは、自らの生体が持っている「免疫力」で退治するしかありません。診断がついたところで、周囲が隔離の必要性なりを判断できるだけで、重症化しても人工呼吸で呼吸を助けるとか、対処療法しか手がないわけです。

 人間、寒くなれば風邪を引きやすくなりますが、「その逆」で、輻射熱のポカポカ暖房で身体の芯から暖まってしまえば、生体としての抵抗力、免疫力が上がるのでしょう、風邪を引きにくくなるようです

薪ストーブで温まった体は冷え知らずです。

就寝時、寝室は暖房していなくても、布団に入った時にゾクッとするような冷たさは感じません。足先もほかほかなので毎年愛用していた湯たんぽは出番がありません。お湯は薪ストーブの上でふんだんに沸いているというのに!

毎年のように年末年始にひいていた風邪も、今年は大丈夫でした。私だけでなく、家族もみんな元気です。

   出典:「薪ストーブは私達を幸せにしたか~K様ご夫妻の実際のご感想」【導入事例~K様邸物語】~その7~※私の退職に伴い削除されてしまった旧愛研サイトより

 

 これは、私のユーザーさん、とりわけ小さなお子さんを抱えるお母さんから、皆さん、口を揃えるかのように「子供たちが風邪を引きにくくなった」とか「薪がなくなってエアコンに切り替えた途端に、全員が風邪を引いてしまった」などとおっしゃるのを実際に伺っていますので、間違いないと思います。

 もちろん、このことは、本件コロナウィルスのことがあったから、私も急に言い出したでもありません。2018年の記事。

 ともかく、今、目の前で、一生懸命荷造りをしている娘にとっても、やはり薪ストーブはとても役に立ちます。ちょっと体調も心配ですが、薪ストーブの暖かさの真ん前に陣取っている限り、風邪の心配はありません。これ、ウソのようで本当のことなんですよ?(笑)

aiken-makiss.hatenablog.com この効果は、モキ製作所の薪ストーブに限らず、強力な輻射熱で暖めてくれるタイプの薪ストーブでは、共通であろうと思います(それで日々暮らしているかどうかで、実際の効果は分かれると思いますが)。

 そして、体調を整えて、身体を元気に、健康に保つためには「料理が美味しい!」というのは、おそらく何よりのアドバンテージであろうと思います。薪ストーブで作るお料理が美味しい、しかもそれが忙しい日常でも非常に簡単に実現できるというのは……なんというか私には「あたりまえ」過ぎて、ここで咄嗟に説明ができません。

 どうして当ブログが存在し、一定の評価を得つつ何年も継続しているのか、そのあたりから類推して頂けましたらと。

3.状況に合わせた、無理のない合理的な投資によって自衛を取り入れる

 いくら自衛のために有効であるといっても、ランニングコストのみならず、初期投資も含めて、現在の日々の暮らしに無理をきたすような支出を、そのためにするわけにはいきません。

 私の提案する薪ストーブは趣味や遊びではなく、あくまでも差し迫った危機にも充分対処できる強力な実効性を有する自衛策としてのものです。よって、その実効性のみの獲得であれば、煙の少ないタイプの薪ストーブにおいては、驚くほど安価に実現することも可能です。

www.aikenmakiss.com

 私がお仕事を通して一貫して提案したいのは「段階的投資」とも言える考え方で、山の中の一軒家でもない街中などにおいて、薪ストーブを差し迫った自衛のために活用するうえでは、たとえば、本体一つとっても、10万円台前半から「用が足ります」。

www.moki-ss.co.jp 上記の1.と2.の目的は、このストーブを、ハゼ折り煙突でDIY設置すれば、おそらく「史上最安値」くらいの勢いで達成可能です。

 しかし大切な日々の暮らしは、もちろん、快適であり、潤いがあり、楽しみがあった方が良いです。必要に応じて「快適さ」や「暮らしやすさ」のみならず、「炎のゆらめきを楽しむ」など、希望の価値を追加して頂ければ良いと思うのです。

 現に我が家は、アウトドア&非常用が想定されているMD70Kに、炎の美しさを鑑賞する機能や、快適性などの付加価値を追加した「MD70Kiss」という弊社オリジナル薪ストーブで、とても心豊かに暮らしております。


アウトドアを系譜とする徹底した実用性を備えているのに、この炎の美しさときたら……

 それはあたかも、スポーツカーが人生において必要な場合に、とても安価なベースグレードを選択するようなもので、最低限の仕様でも求められる性能を発揮するのであれば、あとは快適性など「欲しいもの」になるよう、必要なだけ費用を足していただければ良いのです。私も、スポーツカー本当に乗ってみたければ、これにします!「すっぴん美人」!!(笑)

autoc-one.jp モキ製作所の薪ストーブに限っていえば「断熱二重煙突」でシステムを構築することも、実質は「快適性」というように考えて頂いて構いません。なぜなら「安全性」は、「ハゼ折り煙突」であっても設置を適切に行い、燃焼管理を常に確実に行い、煙突掃除の頻度を上げて頂ければ、十分達成できますから。

 その文脈でいえば、高価な断熱二重煙突の設置として投資頂けるのであれば、煙突掃除の回数が少なくて、燃焼管理にそれほど気を使わなくて済むことになりますから(煙の問題はありますが)、暮らしとしては快適です。

 このあたりの「暮らしにおける快適性」の考え方というか定義は、同じベースグレードのスポーツカーでも、エアコンの装備の可否の違いがあり(トヨタ製の「86」はエアコン装備不可、スバル製の「BRZ」はエアコンの装備可)、そこでエアコンを必需品と位置付けるかどうかの見解が、人によって分かれてくるところと同じですね(笑)

www.gtnet.co.jp

 

 以上、政府のやり方に本当に愕然として、その反動で、本記事を一気に書き上げましたが、全体を無理矢理まとめますと「考え方次第」ということです。考え方ひとつで、それによる判断ひとつで、投入したエネルギーやコスト、労力に対して、どの程度の成果が得られるかは、まるで違ってきます。

 そのときは、情報の信頼性が何よりも重要です。その情報を判断根拠にしていいのか??については

  • 論理的に考えて確実にそうなると言えるので正しい
  • 真のプロが名前を賭けて出した一次情報であるか、別ルートでもウラが取れるので正しい

このどちらかに適合するものに限ります。信頼できる人からの情報だから、とか「それだけを根拠」にしてはダメです。その人自身が一次情報、実際の体験者として充分信頼できる状況にない限り。ですので、当ブログも、ちゃんと、信頼性をご検証頂けますよう。

 以上、いろいろ書きましたが、最後に言いたいことがあるとすれば、これから非常に厳しくなるだろう状況下において、一番の自衛策とは……

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 日々を出来るだけ楽しく暮らすこと、これに尽きます。感染との長い長い戦いを戦い抜くためには、自粛ではなく、特別でもなんでもない日々の暮らしが楽しく、できれば驚きと感動に満ちたものであってほしい。それが一番、有効と信じます。

 どうか、政府によるこのたびの一斉休校で問題が改善されるとか油断することなく、情報を慎重に吟味し、日々を堅実に過ごすとともに、またこれからの自衛のことに関して、先手先手でご検討を頂きたく。

 以上、緊急提言でございました。それでは、また。

 

 

【以下、公開当日追記……「あとがき」として】

 当記事は、ある意味「当たり前」のことを書き連ねただけであろうとは思います。
このような情勢下で薪ストーブが存在することの有効性を指摘なさっている方も、私以外に普通にいらっしゃいます。

 

 ただ、私がこの記事を書いた目的は、本来の目的が達せられる見込みは乏しく、これから戦況が悪化していくであろう中で、不安に打ち勝つ具体的なアクションを各自で検討しましょうということ。

p-shirokuma.hatenadiary.com この記事でも指摘されているように、不安の中で、ただ情報だけ見続けていると、冷静な人でも「おかしくなっていく」ものなのです。人間、それほど強くありません。

 だから『オイオイ、大屋って人、こんな時に商魂たくましく売り込んでいるよ……』とか、笑いものにして頂いて構わないのです。アホだと思われても、少なくとも迷惑にはなっていないでしょう??(笑)

 同じ商魂たくましくでも、転売ヤーは、ホント迷惑ですけどね、そこは「そんなことしてたら自らを貶めているだけだよ」としか言いようがなくて。

 つまり、こういうときにこそ「人間」が見えます。そういう視点で、ぜひ、じっくりと、世の中での動きを俯瞰していただきましたらと。ご高齢であるか、基礎疾患でもない限り、このウィルスは風邪と同じで、死にませんから。

 以上「あとがき」でございます。よろしくお願いいたします。