超簡単薪ストーブ調理

当社で販売している薪ストーブで、どんな冬の暮らしが待っているかを紹介しているブログです。  興味を持って頂けましたらぜひお問い合わせ下さい

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なんでもない日常から、最大のパフォーマンスを!!

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 昨日、薪ストーブの設置の設置に行って、実際に薪ストーブを焚いていろいろ説明をしていたら、お客さまから質問を受けました。

大屋さんは、このストーブを使って普段どんな料理をなさっているんですか?

こんな、すてきなおうちに、薪ストーブを私に依頼して導入しようと、いろいろ調べて悩んだ末に決めて頂いたお客さまです!!

 …………ですよね~~(笑)最近、ブログでも料理の話なんて、ほとんどしてないし。そこで今回は、私の率直な日常から。

 私の日常なんて、ホント、薪ストーブがなければ何も始まりません。薪ストーブなしでも、なくもないですが(現に夏とかはどーにかして暮らしているわけで)、今日は何を食べようかとか買い物をしていても、それは薪ストーブが前提です。

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 今日、夕方に買い物に出たスーパーで、こんなものを見つけまして。国産鶏肉ってところに惹かれました。帰って、早速薪ストーブに火をつけます。実際には、これは、電子レンジ用みたいなんですが……

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 こんなん電子レンジなんかよりも、絶対、薪ストーブでやったほうが、全く別物というくらいに美味しい!!

 それは、本当に私の「日常」感動も何もない、「あたりまえ」の知識、ノウハウ、もはや「ただの習慣」。本日のお料理(子供用ですが)これで決まり!!(笑)では手順。

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 「料理の味は調理器具次第」……当ブログのメインテーマです。ご存じでした?薪ストーブそのものが、広大で均一な熱源ないし超大面積から放射される遠赤外線という偉大な調理器具ですが、実際に食品を加熱する器具も、合理的に考え尽されていると、さらに美味しくなります!!

aiken-makiss.hatenablog.com で、結論は、焼き物か蒸し物であれば、いつもアサヒ軽金属の「スペースパン」か「ワイドオーブン」になってしまうのですが(汁物は銅鍋)、スーパーで見かけた瞬間に「あ、これ……スペースパンにそのまま移せるやん♪♪」って、それだけでメニュー採用決定!!(笑)

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 移し替え完了、準備は以上!!……これって、調理のブログ、でしたよね……??いや、なんか、世間広しと言えども、こんなんで「調理のブログ」とか、銘打っているブログって「あり得ない」と思うのですが……………

 何はともあれ、そのあたりを「帳消し」にして余りあるのが、薪ストーブです!!

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 順調に立ち上がった薪ストーブの天板に、仕込んだ「スペースパン」を乗っけるだけ!(笑)

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 動画がこちら。

 で、7分後

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 はい、出来上がり!!が、冒頭写真です♪……いや、これ、本当に美味しいのです。何が美味しいかっていえば、肉もですが、特に野菜!!甘くて、歯応えもちゃんとあって……無水蒸し、というのは野菜を食べるのに最高の儀礼だと思うのですが、まさにその美味しさなのです。

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 季節は、もう春になりつつありますので、菜花を下茹でしたものを、プレートの上でマヨネーズ焼きしたものです。無茶苦茶簡単なのに、ビールのあてとかにホント最高!!(笑)

 ちなみに、この「スペースパン」や「ワイドオーブン」は、野菜のみならず、本来用途、つまり、ホットケーキなんか焼きましたら、最強最高でございまして……

aiken-makiss.hatenablog.com 薪ストーブとの組み合わせなら、こんな「凄い」ホットケーキとかも、いとも簡単に焼けてしまいます。これがまた、なんでもないのに、ものすごく美味しいのです!!これ、本当に胸張って言えますが、いわゆる「ホットケーキの銘店」の出すホットケーキに、まったくというほど、ひけを取りません。

toyokeizai.net この本、すごく面白いのですが、私、実際に、薪ストーブ設置で東京とか、伺う時に寄ってみるのです。この「美味しい」と太鼓判の押されたホットケーキのお店に。昨日も寄ってきました!

 「ミモザ」は、かなり美味しかったのですが、「ミモザ」でも、実は、私が本当に感心したのは、ホットケーキそのものよりも、コーヒーでした。

  あえて、本当のことをこっそり言えば……この『「ホットケーキの神さまたち」に学ぶビジネスで成功する10のヒント』に取り上げられたお店のホットケーキとコーヒーを、実際に試してみても、私にとっては

 「美味しいことは美味しいけど……これなら、自分で薪ストーブで焼いたホットケーキ、自分で薪ストーブで淹れたコーヒーの方が、美味しい」

と思うことの方が、ずっと多いのです。不遜かもしれませんが。お代わりしたいと思ったのは、昨日の「ミモザ」が初めてでした(完全禁煙でないところだけは残念)。

 結局、何が言いたいかと言いますと、私にとっては「なんでもない日常」なんですが、実際には、パフォーマンスとしては、かなり高いのです。「なんでもない日常」ですから、例えばコーヒー豆だったら、よくある100グラムで600円とかのクラスでなく、200グラムで600円切りとか、お金をかけているわけではありませんが……

aiken-makiss.hatenablog.com どこから、どんな豆を買うかは、考え尽されているわけです。そこからもたらされる最大のパフォーマンスが、私に、仕事や対人関係でのエネルギーをもたらしてくれております。

 で、長い長いのが、当ブログの特徴ですが、実は、今回はここからが本番です(笑)世間が上を下への大騒ぎになっている、新型コロナウィルスですが………3月3日段階での永江一石さんのつぶやき

 私も、全く同感でして、私たちの「なんでもない日常」って、たぶん相当すごいのだと思います。逆に言えば武漢での凄まじい感染力は、もともとの衛生意識の低さと、病院に人々が集中したことで、接触感染が物凄い勢いで拡がったのだと思われます。

中国から医療関係者の感染が物凄く多いというニュースが入ってきた。なぜゴーグルや防護服、N95のマスクも着用している彼らが高頻度に感染したのかを考えると、飛沫感染以外の接触感染が起こっていたということだ

  防護服を来たままトイレに行く、ご飯を食べる時にマスクを外す、いろいろな所に触る。防護服を着用していても隙間があって中に入ってしまう。手袋をはめていてもカルテを書く時にカルテが汚れる、ペンが汚れる。訓練を受けていた医療関係者でもあれだけの高率で感染したのはそういうことだ

news.yahoo.co.jp あるいは引用しませんが、このような記事。少し探せばかなり色々出てきます。

www.asahi.com

 この「武漢で大流行した理由は接触感染」ということは、当ブログでも2月2日の段階で指摘をしてきました。

 この記事の最後のほうの追記です。

aiken-makiss.hatenablog.com そして今、わかってきていることは、日本人の「なんでもない日常」を、よりしっかり行うことで、世界でも類を見ない効果が出せるのだろうということです。国内でも、インフルエンザでは凄い効果が出ているということです。

 もちろん、例年と比べてもすごい効果。

weathernews.jp では実際に、どの程度、日本国内で新型コロナウィルスによる感染が広まっているのかというのは、検査数が少なくても、新型肺炎による死亡者数は正確であろうと考えられるために……

  永江一石さんが、新型肺炎による死亡者数が把握されていないとか、隠されているとか「あり得ない」と、奮闘なさってます。そしてこれも永江さんのアイデアで私も膝を叩いたのですが、日本国内の感染者数は、PCR検査が出来ていなくても、世界の事例から推定される「致死率」から逆算可能です。

 日本は医療が進んでおり、この「人工心肺装置」がなければ、15人、死者が増えていたかもしれないとして……(世界平均とか全然知らなくて。いい加減ですみません)

www3.nhk.or.jp 日本での死者は20人程度だったとして、致死率0.66%としても、感染者数は3千人程度と計算され、4万人に1人の割合で感染している、というような計算になります。感染者に実際に出会おうとしても、逆に難しい……ちなみに韓国やイタリアは日本のだいたい10倍くらいの感染者数密度とか。

www.landerblue.co.jp

 そのようなわけで、私は、日本の「なんでもない日常」すごーい!!と、あと、政府の迷走はともかく、現場の医療関係者の皆さまの奮闘に、心から敬意を捧げるものです!!!

  そのようなわけで、日本は世界への発信も下手だし、一斉休校は本当に残念でしたが(マイナス効果とプラスの効果の比較において)、接触感染は、日本人の普段の延長でかなり有効に抑え込まれていると推定されますので、

  1. 閉鎖された、換気の悪い空間(体外に出たウィルスが生き残りやすい)
  2. 人と人の距離が近い(相手の唾が飛んだら、こちらの皮膚にかかる)
  3. 唾が実際に飛びやすい(対話もそうだけど、極端なら、口喧嘩やライブなど)

 この飛沫感染(および付随する接触感染)が生じるリスクにだけは、重々注意しながら(ライブハウスだけでなく「キャバクラ」なんていうパターンも出てきましたね(笑)笑い事ではないのだけど)

 

 なんでもかんでも自粛とか言ってないで、不合理に縮こもることなく、しっかり考えながら、遊びに行ったり、飲んだり食べたり、しっかり経済を回しましょう!!

 

 縮こまって生きるには、人生の時間は、あまりにも短すぎます。どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

 

【追記;これ、とても納得できる状況解析、解説です。皆さんもぜひご一読を】

なぜ「若者」に注意喚起したんですか?専門家会議の中の人に聞いてみた