超簡単薪ストーブ調理

当社で販売している薪ストーブで、どんな冬の暮らしが待っているかを紹介しているブログです。  興味を持って頂けましたらぜひお問い合わせ下さい

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この正月寒波を乗り切るのに薪がどのくらい必要だったか?ーMD70Kiss実測レポートー

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 なかなか大変な年末年始でした。年末から「数年に一度クラスの寒波」と言われて、実際に高速道路では自衛隊が出動していくのが、なんというか普通?みたいな「またか」感……

 さすがに家に居る時間が多かった、クリスマス以降、12月26日から1月15日までのあいだ、極端なまでの薪の倹約家ともいえる私でも

「せっかく薪ストーブがあるのに、この際、薪の問題じゃない!!」

とばかりに、私にしては、ですが、寒いなと思えば薪ストーブを焚く、という贅沢?な暮らしをしておりました。寒波につけこんで(笑)

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 これは豆知識ですが、造園屋さんから原木を頂く場合って、木にとっては枝を無理矢理に剪定されるということが多いのでコブや節だらけ、まともに割れないというのがデフォルトと思っておいた方が良いです。動画に出したのも、そういう節だらけ薪。

 寒波のおかげで、実際、かなり大きな薪がどんどん消費されていきましたね……薪については細く割ることを基本、第一推奨としている弊社ですが、大きな薪もニーズありますので、くれぐれも「全部を」細く割ろうとはされませんように。細く割るべきなのは、節もなくて素直に割れるものだけ。

 ……で、この記事の本題は「省燃費命」で暮らす私、寒波以前の12月25日までの消費量はこちらの記事で紹介しましたが、1日あたり6.9kgとか、そういう実測値(ひと月30日換算で、0.4立米)でしたが……

aiken-makiss.hatenablog.com

この年末年始の寒波では、薪の消費量はどうなったか???具体的な数字!!

 

 21日間で、263.6kg!!(見掛け比重0.5とした場合、0.53立米!!)

 

 ……確かに、見た目の印象とも合うというか、そんなものかなと。上述の記事で掲載しましたこちらの薪棚の写真

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と比べて、昨日分を運び込んだあとの薪棚の写真(冒頭写真です)

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……まあ、ずいぶん減ったなぁと(笑)ひと月30日換算で、0.75立米ペースの消費ですものね。

 それでも、なんというか、こんな小さな、いっぱいに山積みしても1立米にもならない薪棚内で、まだ沢山あるの、ずいぶん減ったのと言っても「おままごと」みたいな感じで、巷の薪ストーブで暮らしている方は、スケールが違うのでは?と思います。

 なにしろ、1日あたり12.6kgの計算なのですが、シーズン5か月として見掛け比重0.5に均してもシーズン3.8立米。極寒期がずーっと続いた換算でも「そんなもの」、毎朝毎晩焚いて暮らしている薪ストーブのユーザーさんで、極寒期換算だったらシーズン8立米は下らないと思います。

 

 つまり普通に薪ストーブを主暖房にして暮らすなら、クリスマス以降、1月15日までの21日間で、1立米の薪棚1つは間違いなく空にしてしまっていると思います。MD70Kissは、その半分。

 

 けれども、じゃあ「普通の人」でも、MD70Kissなら、必ずその量で暮らせるのか??というと、そうは思ってなくて、細く割ることを中心に、薪を準備するノウハウ、運転のノウハウ、そして「求める暖かさ」の度合い……等々色んな要素があります。たぶん「最小燃費」くらい「やろうと思えばやれるかな」程度が妥当な解釈と思います

  あともちろん私自身も、こんな薪棚一つで、ひと冬暮らせるとか全く思ってなくて(必要な目安は我が家は「ひと冬2.5立米」と設定しております)、他にも準備はしているのですが、その準備って去年の10月に入ってからだったりして……

 この薪棚切らせても、他にカゴに詰めて積んであるとか、0.5立米くらい、充分乾いた薪もあるのですが……サクラだったり、よくよく乾いたヒノキだったり、あまり普段使いしたくないと申しますか。そこで3か月ほど経ったカーポート上の薪を実戦に回そうかなと。

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 いちばん手前の左側が3か月経ってて、時計回りに積んで行っていちばん右手前が、まだ1月くらいしか乾かしていない部分です。期間の長かった部分は、それなりに乾いてそう。

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 よって、長く置いてあった(長く、といっても3か月だけど)部分から降ろしていって

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 ちょっと積んでおきます。なにしろ晴天が安定して続いていれば、もっとたくさん降ろしてしまうのですが……しばらく、なんか読めないし、晴天が続くのを待っているうちに薪が切れたら悲しいので、先にある程度、屋根の下に入っていれば安心かなって。

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 左側が新たにカーポートから降ろしてきた薪で、右側がもとからあった薪です。写真ではわかりにくいですが、色合いが全然違ってて、右側の薪はすごくくすんでいます。

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 なにしろ、右側の薪は、今年の夏の長雨によって「オクサレ様」状態にされてしまっていたものなので!!

aiken-makiss.hatenablog.com  今年の6~8月の3か月間、カーポートの上で乾かした薪でしたが、まあ、カビでひどい目に遭いました。カーポートの上だったのに!!!※註;そういう問題でもない。3か月で薪を乾燥させようというのが、そもそも無謀※

 

 ……こんな具合ですので、まあ、呆れるまでの「自転車操業」っぷりですが、それでも楽しく暮らしております。でも、ホントは3か月とか言わず、もっと長く乾かして置いておけた方が良いし、そういう薪がたくさん量あるほど幸せに暮らせます。

 よって、こんな「特殊例(?)」に惑わされることなく、薪の調達準備に励んで下さいませ!!……と言いつつ、こんな質の良くなさそうな薪でも、とりあえず暮らせるのですよ、という実例報告を出したくて、この記事を書きました。なにしろ……

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 これ、左側のカゴに山積みになっているのが10キロの薪で(ナラとかでなく、スカスカの雑木)、右側が焚き付けです。

 ざっくり言って焚き付け含めて1日10kgで丸一日焚いて暮らせる、つまりこの大きなステンレスバット一つで、愛知、断熱等級2の躯体の22畳のLDK暖房丸一日(朝と晩はもちろん、日中も)だいたいいける、それがMD70Kissの性能です。

 この写真見たら「えー?!多い!!」とか思われるかもしれませんが、丸一日焚かなくても1日あたり20kgとか、薪ストーブでは普通ですので……リアルをわかりやすく書いていらっしゃる例、たとえばこちらの名門ブログ。

blog.goo.ne.jp 絶対的な暖かさは、違うだろうなと思いますけどね(笑)でも1日10キロで実際に暮らしていけてるし、そもそも薪を屋外に積んでおく量も、屋内に持ち込んでおく量も圧倒的に少ないので、ゴキブリとかに悩まされることもないし。

 これは、繰り返し申し上げておきますが「贅沢には贅沢の価値がある」、基本的に我が家のような少ない薪の消費量では、暖房や調理熱源としては充分機能しても「暖かすぎる」とかは、やっぱりならないと思います。

 そう、薪ストーブは、一般的には贅沢です。機種によりますが「暖かくない」というよりも「過剰に暖かい」という贅沢は、薪ストーブでは、けっこうありがちです。

cccwbs.com でも薪の超倹約家の私としては「過剰なまでの暖かさ」は別になくても、良い薪ストーブならば、ちょっと焚いているだけでも、贅沢な価値を提供してくれると思います。

aiken-makiss.hatenablog.com そういうわけで、珍しく(?)宣伝ブログ、記憶に新しい寒波をネタにした、弊社一択のMD70Kissの実例報告でございました!(笑)

www.aikenmakiss.com

 それでは、また!お元気で!!