ここのところ、いろいろありすぎて、泣けます。昨日は、22時40分まで会社で仕事して、今日は、19時半から始まった自治会役員会に参加して、さきほど、23時10分に戻ってきました。
朝、薪ストーブをつけるのは、本来、私の役目なのですが、今朝は、そうもいかなかったというか、疲れ果てて大寝坊。リビングに降りてみると、妻が薪ストーブを、つけてくれていました。
私がなんでそんな時間まで仕事しているのか?とかは、妻には何も伝えていませんが、気を使ってくれたらしく、上手に焚いてきれいな炎を上げさせて、しかも私の好きなアンパンも焼いてくれてありました。その様子を撮影した動画がこちら。
youtu.be 冒頭写真や、この動画見て「あれ?」と思ったあなたは鋭いです(笑)そう、私の手による焚き付けと利用なら、たいてい銅鍋が天板に乗っているはずのところが、アルミのヤカンが乗っています。これが、妻の手による焚き付け&運用の証拠。
私と妻は、夫婦としてうまく行っているか?と言いますと、必ずしもそうではありません。たとえば銅鍋LOVEというか調理器具にやたらこだわる旦那と違い、妻は扱いが面倒な銅よりもアルミのヤカンやステンレスの鍋とかが大好きです。私はけっこうガッカリしてしまうし、彼女からすれば銅鍋を使ってほしいとか、いちいち言うような細かい旦那は嫌です。
そういう価値観の違い、というのは、あらゆる局面で顔をのぞかせて、同じ事象についても意見や感想がまるで合わないのはどうしようもなく、会話もなかなか成立しない場合がありますし、また違っている内容についてお互いに話し合うとか、そういうのも難しいという状況もあります。
でも、薪ストーブを点けてくれてある、というのは嬉しいし、なんというか、そういう部分で関係が良好になっていることも大きいと思います。私と妻は。
さて、薪ストーブを紹介し、設置導入をエスコートすることを仕事をしていると、ご夫婦が、その仕事の相手になることがほとんどなのです。そこでは、ご夫婦の形というのは、本当に色々だなと感じています。
良いとか、悪いとか、そんなのではありません。ただ、いろいろな形があると実感します。薪ストーブに対する考え方も対応も、例えば何をもって楽しむかや、焚き付け技術とか、いろんな側面で、共通している場合もあれば、かなり異なっている場合もあります。
その結果「薪ストーブ」を挟んで、ご夫婦の形が、よくあぶり出されてくると言いますか……そういう装置としても、薪ストーブは、ある意味すごいと感じます。
我が家では、価値観がかなり異なる夫婦の間をつなぐ、ちょっとした「かすがい」の役割を、薪ストーブが果たしているのかもしれないな、と薄々思っていますが、私が普段の任務をやれなかったら、代わりに妻がしっかりやって、私のための心遣いを添えてくれた朝は、そんなことを改めて感じました。
私に食べさせてやろうと、妻が薪ストーブを焚き付けて、天板で焼いてくれてあったアンパン。佐久の塩川ベーカリーのあんパンで、生地はふんわり、餡はやさしい味で隅々までどっしりで、すっごい美味しいのですが、薪ストーブの天板で焼くと、外がカリッと、中はふんわり、さらにさらに美味しくなりまして……
コーヒーと一緒に頂いて、とっても美味しかったです。大感謝。ちょっと元気になれました。
ホントは色々書いていたのですが、疲れ果てていたので、全部やめにして、短くして書き直して、今回の記事はこれでおしまいです。薪ストーブを取り巻く諸々紹介も、たまには(?)簡単なほうがいいかなとか。
明日からまた頑張ります。それでは、また。お元気で。