超簡単薪ストーブ調理

当社で販売している薪ストーブで、どんな冬の暮らしが待っているかを紹介しているブログです。  興味を持って頂けましたらぜひお問い合わせ下さい

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難しい年頃でも、帰省中は子どもに戻うよ

 

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 わたくしごとで恐縮ですが、私には娘がおります。先日のこの記事で、期末ということで暮らしていた寮から追い出されて、嵐の夜に妻の運転する車に乗せられて我が家に戻ってきた次女、その本人です。

aiken-makiss.hatenablog.com

 最近の我が家では、小学生の末っ子ですら、すっかり生意気になりまして……ましてや、この次女ときましたら……ご多分に漏れず、非常に……その……難しい年頃でして、ただ家長としてありがたいことには、妻とは仲が良くて、色々相談もしているようですので、何も心配はしていないのですが、私とは進路関係とかで必要な最低限以上のことを話すことはあまりありません。

 自分の娘とはいえ、もう、すっかり、大人です。私からしたら。何かを言う時期ではもうないので、自分自身のこれからの人生を、自由に、やりたいように生きればいいと思っています。いわゆる「子どもらしい」ことなど、何も期待もしておりません。

 彼女からしても、もちろん、自分の父親が、薪ストーブの仕事をしているのは知っていますが、具体的にどんなふうに仕事をしているかとか、知ろうなんて決してしないので……

 ええ、なにしろ、実際の父親としての私は、このブログよりも、ずっと細かくて話が長いので、そこに来て、わざわざネットでも父親の言説に接しようなんて、そんな心境には到底ならないでしょうから……こんな自分について触れた記事読まれたら、到底無事では済まないだろうな、と思いつつ、この、わたくしごと記事を書いています!!(笑)

 でも私は、冒頭写真の情景をみたとき、やっぱり、触れざるを得ないと思ったのですよ……「薪ストーブ」って、すごい装置だなって。

 冒頭写真に写っている我が家の飼いネコ、しまねこが、薪ストーブが大のお気に入りで、これが飼い主として「たまらない情景」であるのは、この記事に書きました。

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 事実上、次女も、物心ついてから、ずっとしまねこと共に生きてきましたので、しまねことは飼い主の妻と同じか、それ以上、関りが深いのです。しまねこは、ネコですからご多分にもれず「つれない」ですが、次女は、しまねこが大好きで、家に帰って来るたびに、若干迷惑そうな相手方の様子にひるむことなく、ことあるごとに、しまねこをつかまえては遊んでいるわけです。

 この晩も、いつものように、またなんか、次女は、しまねことじゃれあっているな……と横目で見ながら、私は自分の用事をしていました。静かになっているので、ふと気が付いて見ると、次女は大好きな飼いネコと仲良く揃って夢の中。

 蘇ってきたのは、とおいとおい、昔の記憶。

 ああ、こうやって、しまねこと、仲良く昼寝していたこと、あったな……と。今はすっかり大きくなって、生意気……いや、ちゃんと立派になって、私の子どもという感覚は私からすれば、その記憶は、すっかり過去のものになりつつあるわけですが……

 薪ストーブの「魔法」。今、私の目の前にいるのは、間違いなく私の子どもだった頃の彼女。しまねこと、くったくなく遊び、しあわせそうに昼寝をしていた、あの頃の次女。

 私自身も、いつもキリキリ、家でも忙しそうにしているのですが、それでも、薪ストーブの前では思わず「解ける」のです。しばらく、ぼーっとしてしまうこと、よくあります。

 薪ストーブって、単に暖かいというよりは、本当に人を、やさしく、穏やかな気持ちにしてくれる、「素直な自分」にしてくれるものなんですよ……

 遠赤外線がそうさせるのか、炎の眺めがそうさせるのか……たとえば、キャンプとかに行くじゃないですか、それで穏やかでゆっくりとした夜に、焚き火を起こして、その前に座ったら……普段はなかなか話せないことも、なぜか素直に話せたりする……あの感覚と、そっくり同じなんですね。

 何度も言いますが、私がモキ製作所の薪ストーブを導入しようと思ったのは、何でも燃やせるから、庭の手入れで出る大量のバイオマスを有効活用できる、というだけで、それ以上のことって、本当に、何も考えもしなかったのですよね??調理のメリットすら知らなかったくらい。

 それなのに、結果的には、私にとってだけでなく、きっと子どもたちにとっても、我が家の冬のリビングを暖める薪ストーブは、ある種の求心力的な中心になっています。これから、ますますそうなっていくことでしょう。

 「帰省中くらい、子どもに戻ろうよ」とか、そんな説教めいた無粋なこと、家長だからと私が言う必要もないし、子どもたちも口うるさい父親のそんな言説を聞かされる必要もない。ただただ、自然に「そうなる」。焚き火の前で気持ちが自然に解けるように。

 モキ製作所の薪ストーブは、実際のところ、本当に静かで、やさしいのです。

 冒頭写真、炉内では残り少なくなった薪が、かすかな炎を上げるばかりで、ガラスから差す光が暖かいとか、そんなのではなく、黒くてアナログな本体全体が、本当に均一に、ほんのり暖かいだけの状態で……室温は、もうゆっくりと下がっていくばかりなのですが……「現実」に戻るまで、このままの「やさしさ」がいい。

 大好きな飼いネコと、仲良く揃って夢の中。

 そうやって眠ったままの次女に、薄手の生地をそっと掛けてあげている妻に、娘のあとを任せて、私も翌日の仕事に備えてリビングをあとにしました。ただそれだけの、ある晩のお話。薪ストーブが織りなしてくれた、私にとっては宝物の情景。

 こういうことが積み重ねられていく価値って、たぶん、かけがえがないものだと思うのです。暖房の質とか、調理でのメリットとか、そういうものを、ずっとずっと超えて………

 

 ……そんなわけで、お正月ももう目前、里帰りの計画なども具体的になってきていると思います。我が家も基本的に、のんびりどころか、超バタバタ(笑)で、仕事している日々よりもはるかに忙しいので、当ブログも、明日の更新を最後に、しばらくお休みをさせていただきます!!

 次回、明日の記事は、長い年末年始の間をお楽しみいただけるものにしようと、色々考えて、準備をしてきました。実利的な調理レシピは、昨日のローストチキンで全力投球をいたしましたが、また別の全力投球をしています。読むほうも、きっと大変ですわね(笑)

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 そういうわけで、年内最後となる明日の記事、どうぞお楽しみに!乞うご期待♪