本当に暑い日が、ずっと続いております。先月7月は観測以来過去最高の気温で「温暖化の影響だ」などと言われています。
私は「北海道大学大学院地球環境科学研究科」というところを出て(地球環境科学修士)、本来なら「温暖化ガー」「二酸化炭素の削減ガー」とグレタさん並みにワーワー言って、その文脈で「カーボンニュートラルの薪ストーブいかがですか」ということで事業活動やっててもおかしくないのかもしれませんが……
www.afpbb.com 私には、どうも「人間にはわからない」が、言えることの限界じゃないかという気がしてならないのです。夏の暑さの一方で、冬の寒さも厳しさを増しているような気もしますし、人類が大気中の二酸化炭素増やしたから温暖化という説明は、政治が色濃く影響していることは確かな一方で、そんな単純な話かな?とも思えます。
ただ、理由はともかく、現実に、気候は狂暴化と申しますか、これまで続いてきた穏やかな気候が当然だった時期が終わりを迎えつつあるのだなと思っております。
そして気候だけでなく、国際情勢も不安定化していっていますし、ご存じmRNA技術だとか人工知能だとか、私達の社会が大きく変わっていく要素がある中での、狂暴的なこの暑さです。
私も、いきなり頭からジャブンと行くしかないのです!そのために来たのですから笑 これからブログに書きます。去年の記事はこちら https://t.co/qJynFoYrlV pic.twitter.com/ZlJl32rRw8
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2023年8月3日
もうね、暑さへの対応としては「冷たい水に全身で飛び込む」が一番合理的ですよ!!
熱中症になってしまったら
— 熱中症バイスタンダー (@fxokm2020) 2023年8月1日
新潟大学教育学部准教授 天野達郎さん
一般にアイスパックを脇にあてると太い血管が冷えて体温を下げる、といった認識があると思いますが、実際にはそのような効果は見込めません。アイスパックでは皮膚との接触面積が小さすぎて、体温を下げるほど熱が奪われません。… pic.twitter.com/a7m9HqlenH
Twitterの動画に上げた動画の中で、私、「遺言になりませんように」とか、ぶつぶつ言ってますけど、そもそも泳げるか?と言われれば「どうでしょう?」というレベルです、私。犬かきできます、って感じ(笑)最近はお客さん、お子さんにスイミング習わせてますとか、ご自身もスイミングやってましたとか、結構普通で、うらやましい。何しろ川って泳げない人には、ホント怖いのです。この川も、まさにこの危険構造。
あすからの大型連休
— NHKニュース (@nhk_news) 2023年4月28日
川での事故に気をつけてください
子どもが遊びやすそうな
流れの穏やかなところにも溺れる原因が
見えない深みに気をつけて!https://t.co/OtSfx1ODkA pic.twitter.com/CDx0F3NbXW
ましてや、ものすごい温度差なんですよ、真面目に、足から感じた冷たさはちょっと恐怖だったというか「これ……そのまま飛び込んだら、心臓発作とか起こさないかな?……いや、さすがに、そういう要素はまだないはず」と自問自答しながら、でも、頭から、いきなり飛び込みました!!その本当にリアルな到着直後の「ジャブン!」の様子を撮影したのが上記Twitter動画なんです。
なにしろ私、情報発信するにあたっては「リアリズム」と申しますか、文字通りリアル、本当のことしか出さないということを常に心がけておりますので……なんの工夫もない無編集、今どきどうかな?とは思いますけども、だからこその価値、伝わるものもあるんじゃんじゃないかなって。
溺れかけのバタバタした動画すみませんでした!外気の暑さと水温のあまりの落差に曇りまくってますが、ちょっと涼やかな感じをお楽しみ下さい♪水の中の音もホントこんな感じです。 pic.twitter.com/ZQrXPLPDLS
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2023年8月3日
単に、暑いので、良いところ来ましたよ~~というなら、こちらの動画の方が、まだ、いいかもしれませんね。これはこれで良いかもしれませんが、私の本当に伝えたい「価値」があるとすれば、あっつい外気で熱せられたままで、頭からいきなりジャブン!なんですよ……もちろん水中メガネとか耳栓とか、何もしていません。素のまま。
この素晴らしい自然を全身でそのまま感じたい
この欲求なんです、逆に言えば、この暑さがあることによって、この森の中の清流の価値を、心の底から味わうことができる、ということです。
繰り返しになりますが、今の時代って、なんでこんなことに??と、はてなマークを頭の中にいくつ点灯させてもわからないくらい、ある意味では酷い、安心できない時代です。その中で、確かなもの、大事にするべきものって何だろう??って思ったときに……
人は、自然の中でしか、本来の真っ当さを取り戻すことができない
こういうことが、傾向?真実?としてあるんじゃないかって。「人は人の中でしか生きられない」というのは、圧倒的な真理ですが、今、それが、良くも悪くも、こうして電子空間も含めて頭脳や思考の部分だけで大部分成立できるようになってきているから、なおさら。
頭脳や思考だけじゃない部分、すなわち「五感に訴えてくる生々しさ」は、本来なら生きていくプロセスにおいて、かなり支配的なインプットだったはずなんです。ところが今やそれがないほうが、むしろ便利に効率的に生きていくことができる、例えばリモートワークやWeb会議なんかもそうですよね?そういう時代だからこそ、自然の生々しさのような部分に対して、飢餓的な欲求すら生じているんじゃないですかね……?とか思うのです。
現に、私に薪ストーブの設置を依頼されるお客さんの共通的な特徴として「自然に溶け込んで暮らしたいという願い」、これを持っていらっしゃるように思います。暮らしの中でも、できるだけ、本来、自然の一部であるという感覚を取り戻したい、と願っていらっしゃるように感じます。
世の中がどうあれ、逆に世の中が難しいほど、その願いは、すごく真っ当な気がするのです。世の中が難しいというのは、他者との関りがとても複雑で難しいということです、はっきり申し上げれば。その中では
- 自分に合わない他者をできるだけ自分から遠ざける
- 合わない他者が干渉してくる場合は逃げる、離れる
- 合わない他者とどうしても関わらざるを得ない部分については諦観する
- 自分の意図や行動に関して、他者を理由や条件にすることを極力避ける
- 自分として、できるだけ合理的に行動し、また美しくあろうとする
このような自分自身としての努力が必要で、各場面での判断の適切性のみならず、その時々に「それでいい」と自分に静かにオーケーを与えてくれるのが、普段の「自然との生々しい触れ合い」によって培われた、生き物として本来持っている生命力や肌感覚です、はい、ここは「思います」でなくて断言します。
だから、ぜひ、何かしら理由、口実を作って「生き物や自然の生々しさに触れるようなインプット」を増やして頂きたいと思います。もちろん、冬は薪ストーブ最高です!!冬以外も薪作りで手にする木の触感、割れる時の抵抗その他諸々「もういいや」というほど生々しいです(笑)
それと同時に、今さらですが、生き物や自然の生々しさに触れるのは必ずリスクを伴いますので、事故防止、リスクを制御想定内にコントロールするということも、非常に大事で、お決まりの手順を作って、持っていることをお勧めしますし、初めての領域なら、これは絶対にプロなり詳しい人の手を借りることが必須です。決して簡単に考えるなかれ。
そういうわけで、Twitterでは述べてますけど、この「心臓発作とか大丈夫か?ドボン」も、私にとっては毎年の恒例行事なんですよ。去年の記事はこちらですね。よければご笑覧になってください。同じような話ですけど、切り口は少し違います。
aiken-makiss.hatenablog.com 良いところにきたら、そこで、なんか美味しいもの食べるのもお約束です。でも、いや、ホント、バタバタな暮らしをしておりまして、今年は何もなくて、小さなパンを一つだけ、持って行ったのですが……
もちろん、お供も一緒ですので
こうなりました。だって、気が付かれてしまったら、無視はできんでしょう~~(笑)
ジャブンと泳いで対岸に行くという、今年もひと仕事?終えたので、ご褒美にパンを食べようとしたら「ワタシも欲しい」とのことでしたので、はんぶんこにしました。 pic.twitter.com/dSyFccujZW
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2023年8月3日
そういうわけで、あなたさまにおかれましても、できるだけ合理的かつ安全に、この暑さを乗り切って下さいませ!!……っていう私も、帰ってそのまま、この記事書いてましたが、眼、洗ってなかったので、痒くなってきました。ちゃんと洗わなきゃ。いや~~実は、いろいろあるんですよ、これだけの水質に見えても。そこもリスク管理、情報ですね、何事においても大事です。
それでは、また!お元気で!!