今日8日(木)は東日本や西日本の太平洋側は広く雨が降り、朝からほとんど気温が上がりません。
東京の予想最高気温は15℃と、11月下旬並みの寒さとなります。
本日、10月8日ですが、冷たい雨が降って、なんだか寒い感じです。お天気解説では、晩秋なみの気温になるとか……
ちょっと肌寒いなー、といっても、自分の服装だって夏を引きずったまんまだし、寒冷地ならいざ知らず、ここ愛知で、今日、薪ストーブなんて「贅沢」なものです。
でも、なんで薪ストーブが「贅沢」なのかといえば、それは薪が準備するにしても、調達するにしても大変だから。準備も何もなく、ゴミのようなものを燃やせばもちろん大変じゃないのですが、それは別の意味で大変です。
風呂で使うなら毎日臭うはずですが、特定の日だけに煙突か大量の煙を、あげています。絶対にゴミを燃やしているはずです!薪ストーブが規制されないことを知っていての悪質な犯罪ですね。
— 野焼き被害者 愛知県在住 (@3F9eJRvOYtSdkTj) 2020年10月4日
住宅地で薪ストーブは大迷惑。
— doumin【換気大切】寒くてもドア窓はできるだけ開けて換気 (@doumin16) 2020年10月1日
昨晩から朝まで近隣の恐らく薪ストーブの煙が酷く、仕方なく窓を閉めたがそれでも臭いし空気清浄機フルでも喉痛くなるし最悪。
聞くところでは元凶の家は面倒な所らしいし解決は難しそう、風向きにもよるので毎日ではないが健康被害を考えると引越すしかないか…
いろいろあってまだ寝れてないどころかパッキングも出来てなくて詰んだ
— 🍛おやかた🍛10/19まで江別市大麻で週6日カレー🍛 (@oyakataan) 2020年10月9日
風呂上がりなんで暑いし湿気がすごい
薪ストーブの家が真ん前に、だから窓開けられない
仕方なく冷房
気温1桁で冷房
室温28℃、室内湿度75%
窓開ければ解決なのに開けられない
電気代さほど高くないのが救いです、、、 pic.twitter.com/yhBr6awya7
どんな高性能の薪ストーブでも、乾燥もないゴミのようなものや、乾燥不充分なままの薪を燃やしてしまうと、近隣の皆さんが大変な目にあいます。何度も言いますが、人様から恨み買ってまでやるもんじゃないです、薪ストーブ。
でも、冒頭写真は、薪乾燥スペース(我が家ではカーポートの上の波板)に残った破片を掃き集めて置いてあったものなので、ちゃんと乾いています。チマチマなので使う方が大変なだけで、薪ストーブの燃料としてはちゃんと燃えて、機能してくれます。
けれども、実際には、どちらかというと扱いというか処分に困る「クズ薪」です。何故かというと「破片」なので、一個一個は短時間、あっという間に燃えてしまうし、かといって大量に炎に入れると空気が通らなくて不完全燃焼を起こしやすいのです。
www.uside.net こういう「俺のかまど」のようなミニSLならぬミニ薪ストーブで、チョロチョロ燃やして遊ぶには、まあ、破片の「クズ薪」も忙しいなりに楽しいのですが……もし冬季に実際にこの「俺のかまど」で暖まろうとしても、出力としては全く不足します。
そこで我が家でも、結局は使いにくいし、使いみちないので、逆に厳冬期に、空気が通らない状態でも問題なく燃えてくれるくらいに熾火が貯まった状態で、ドサッとストーブの中にくべて、不便だけど熱量の足しにするという感じだったのです。
でも、今朝は、ちょっと肌寒いし、薪ストーブで沸かしたお湯で美味しいコーヒーでも飲みたいな~~という程度。つまり、暖房としては、ちょっとあれば良いという程度で、どうせ邪魔なだけの「クズ薪」だから……と思って、それだけで焚いてみたのです。
今日は寒いので、薪ストーブでコーヒーを入れようと。MD70Kissを軽く立ち上げたところ。 pic.twitter.com/sRmB4vkEcg
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2020年10月7日
ところが、立ち上げに牛乳パックを多めに(といっても、6×20センチを2枚くらい??)使う必要はあったものの、ちゃんと立ち上がって……
MD70Kissの凄いところは、超ミニスケール、小さな小さな焚き火でもちゃんと機能してしまうところ。今日の「薪」は、クズ破片というか……小さなスコップですくってやらないと扱えないくらいの枝葉や木片。それでも、ちゃんと薪ストーブとして機能してしまうのです…… pic.twitter.com/19i6yzlz8Q
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2020年10月7日
「クズ薪」なので、スコップで炎の上まで運んで、上手い場所に直接落とさなきゃならないのですが、そんな「おままごと」みたいな世話をしてやれば……
本体がコンパクトで軽いので、簡単に立ち上がってしまいます。クズ破片って、実は、空気通り難く、温度も上がり難いという、薪ストーブにとってはかなり扱い難い燃料なんですが……扉をしめて、ご覧の通り、MD70Kiss、きれいに立ち上がりました。 pic.twitter.com/8JkxQBz08E
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2020年10月7日
普通に扉を閉めた運用にまで、持っていけてしまったのです!!これには「どーせ、捨てるようにしか燃やさない破片だから」と、何も期待もせずにやった私自身が、びっくりしてしまいました。
そしてね?……この、炎ですよ……クズ破片で、こんな綺麗な炎が楽しめる。もーー、焚き火好きにはたまりません!! pic.twitter.com/eFdqbjQCdo
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2020年10月7日
いや、これにはホント驚きました。暖房要らんかったら、全然これでえーやん?みたいな。コーヒーを淹れるという目的がありますから、薪をチョコチョコくべるのも付加価値「楽しみのうち」、そこに炎の美しさまで楽しめてしまうなんて……
心動かされることがないと、基本的にブログ記事としては書かないのですが、宣伝と言いつつ、やっぱり、すごいと思うのですよ「MD70Kiss」。技術的には次のような特徴から可能になるのですが……
- 軽量な本体(ベースモデルとして52kgしかない)
- 比較的コンパクトな燃焼室(少量の薪でもバランス取れる)
- 完全燃焼させるモギプレート(当然。モキ製作所の特許技術ですね)
- 複雑高度な運用ができる吸気コントロール(MD70Kissとしての改造効果です)
今日みたいな「寒くない日」の「お遊び運用」「なんちゃって運用」のみならず、最大投入薪長さ45センチ(上位モデルであるMD80の40センチより長い!)、最大出力は16,800kcal/時間を誇るので、「俺のかまど」と違って冬季暖房もバリバリなわけです!!!
いや……これって、ホント、すごいことなんですよ。こんな幅広い運用幅、対応幅を持った、遊びと実用性と、ついでに炎の美しさを気兼ねなく楽しむ価値を備えた薪ストーブが、他のどこにあろうかと!!!(笑)
……で、ちゃんと、美味しいコーヒーも飲めましたよ?
おまけ。ネコにまとわりつかれながら、動画を撮りながら、薪ストーブで沸かしたお湯で淹れるコーヒー。豆はもちろんカフェラーナさんによるものです♪ https://t.co/0ofkAsgqbK pic.twitter.com/PKS9NRlEO1
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2020年10月8日
そういうわけで、私は、しばらく「贅沢」でもなんでもない、こちらの「クズ薪」で楽しく暮らそうかと思うのです。
でも、このクズ破片の「薪」、火種の牛乳パックが少し沢山必要になるけど、MD70Kissだったらマジでいい感じで、充分使えますね!!……本格的に寒くなって、ちゃんと薪ストーブシーズンインするまで、しばらくこれで遊びますか♪ pic.twitter.com/qykAmIQbeO
— 大屋@薪ストーブ事業 (@aiken_makiss) 2020年10月8日
以上「宣伝」と申しますか……私、あんまり上手く説明できていないと思うのですが、私が言いたいことは「MD70Kissすばらしい」とか、ホントはそういうことではなくて……
人生、遊べる、楽しい時間が多い方が、きっといい
頑張っても生きて行くのに精一杯で「贅沢」なんて出来なかったとしても、結果的に、炎の眺めだとか、美味しいお湯で淹れたコーヒーだとか、心豊かになれる時間が楽しめる、それが、どれだけ大きいか。
それさえ手に入るなら「大したもの」は、実は要らないんじゃないかって。むしろ「大したもの」はない方が、気楽でいいんじゃない??と。MD70Kissは、そういう、ひたすらシンプルで使い易く、長く寄り添い続けてくれることに特化した道具(特段気を遣うことないデイリーユーズで想定寿命30年、しかもノーメンテ!!)です。
まあ、昨今の「炎を見るための大きなガラス窓が大事」と言われる薪ストーブとしては、異色も良いところですよね(笑)だから、実は、宣伝というより提案なのです。「本当に必要なこと、大切なことって、何ですか??」という。
これから秋もいよいよ深まってまいりますが、お身体には気を付けて、できるだけ楽しい日々をお過ごしくださいますように。同時に、実り多い人生を目指してくださいますように。
それでは、また。お元気で!!