えー……怒涛の平日更新を宣言しておいて、言葉に偽りありということになってしまうのかしまわないのか?ともかく、お詫びするしかないという状況でして……
薪ストーブで思い付きでサンマを焼きながら、そこから見える「価値」というものを動画を題材に紹介してきました、薪ストーブシーズン前の当ブログ、本日はそのシリーズとしての更新断念いたします。
外は激しい雨ですが、雨だから、というわけではありません。
本日より、正確には昨日付けなのですが、私、薪ストーブ以前の担当業務だった、三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所(略して「名航」)さんの営業担当として「復帰」することになりました。
名航さんは、今をときめくと申しますか、もう、必死になって国産旅客機MRJを飛ばそうとしたり(正確には主体は「三菱航空機」さんですが)、あるいは、国産ロケットH2aの製造などを手掛けている事業所なのですが、工場ですので、環境側面その他で、私どものような「環境調査会社」がお手伝いしたりということがあります。
重工さん、とあえていいますが、人によって好き嫌いも当然あると思います。なのですが、宮崎駿監督の「風立ちぬ」の舞台となった会社でもありますし、何よりも、私自身が営業担当としてずいぶん可愛がって頂いたと言いますか、お世話になった(そりゃ相当大きな組織なので実際は色んな方がおりますが)恩義がありますので、今は業績上「手負い」のような状態となってしまって必死に足掻いている重工さんを、本当に微力ですが、全力で支援しようと思っています。
それには、弊社としての事情も当然あって、業績不振に悩む当社において私ができることでもあります。
「人は、与えられた任務の中で、たとえそれがどんな任務であろうとも、とにかく全力を尽くすしかないんだ。陰日向なく、誠実に。見ている人は必ずいる。」
重工さんの営業担当として働く中で知遇を得て、私が「お師匠さん」と勝手に仰いでいる人から事あるごとに聴かされた言葉です。その言葉を愚直に信じて、初日から全力投球、担当復帰のご挨拶、名航や関連会社であちこち扉を叩いて回って、その甲斐あって、思わず、たくさんの方から暖かい言葉も頂きました。
つまり週明けの今日、10月2日は、仕事人の私にとって「戻ってきました」と告げて回る特別な日で、ブログのための時間も取ってあったのですが、そっちは、ありがたいことに、お問い合わせ対応やモキ製作所の担当者との打ち合わせなど、充実した時間として消えてしまいました。
私にとって、薪ストーブの仕事は人生賭けてやっているものであることは間違いなく、このブログもその大切な一つの要素でして、この一連のサンマシリーズの「その6」は、最も大切なことを書きたい「サンマシリーズ最終回」なのです。
「やっつけ仕事」にはしたくないので、本日の更新を見送り、どうか、お時間を頂きたく。
あとこの「サンマシリーズ最終回」の中で述べようとした内容を、ここに書いています。これまで薪ストーブの事業を立ち上げるために、重工さんの担当を外れて以来、一部、私でしかできない仕事を除いたら、この薪ストーブの仕事に集中して過ごすことができました。私にとって、それはとても幸せな時間でした。
今シーズンは、昨シーズンまでと異なり、そうも参りません。名航さんの担当として、浦島太郎状態なので、どうなるか、まだわかりませんが、相当頑張らないといけないと思っていますし、本当にありがたいことに、当薪ストーブ事業、年々多くの引き合いを頂くようになり、それに伴う課題も増えております(ああいうことはできないか??という要望が多様になってきています)。
今シーズンのブログも、必ず、お役に立てる内容にしようと思っているのですが、そういう状況下で、どうするのが良いのか、実はまだ決めかねています。でも少なくとも、昨シーズンのようなスタイルは、たぶん、取り得ないだろうなと。
だから昨シーズンまでのスタイル「怒涛の平日毎日更新」で、都度、大切なテーマを設定して書き連ねるというのは、この10月からの重工さん担当復帰を前に、「物書き」を気取るのが好きな私としても、本当に「最後のお楽しみ」でした。それが、シリーズとして貫徹できなかったのは、本当に申し訳なく、残念です。
以上、楽しい薪ストーブ(調理)のブログとしては、本当にあり得ない番外編、先週末の予告に対する結果をご報告するために書かせていただきました。
明日も、この担当業務の合間を縫う形ですが、明日こそ「秋だ!サンマだ!薪ストーブで美味しく頂こう!!ついでに……【その6】」、シリーズ最終回として更新いたしますので、ご理解のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、また。