脂のよく乗ったサンマって、美味いですよね……
旬の時期は値段も安いし、焼いているうちにジュージューといいながら炎があがるほど脂が乗っています。
でも、安くて、美味いのに、ちょっと買うのを躊躇しませんか?
「美味しいけど……美味しく焼こうと思ったら、たいへん」
……だって、やっぱり「遠火の強火」というように、せっかく、丸々と脂の乗ったサンマ、できたら、表面をパリッと、中はジューシーに焼きたい。
その表面の皮が焦げたサンマに、大根おろしと、スダチを添えるとか……そしてパリパリの皮に箸を入れたら、透明できれいな脂が皿の上に大量に滲み出てくる……もう、最高じゃないですか!!
その「とびきり美味いサンマ」を知っていると、グリルとか、鉄板とか、焼けるは焼けるし、美味いんだけど……やっぱり、どうしても残念に思ってしまうのです。
そもそも、下手したら、サンマから出た脂に引火するとかして、部屋中が白煙モウモウになってしまう。
じゃあ、とびきり美味いサンマを食べようと思ったら、もう、外に七輪出してきて、炭火起こすとか、とっても面倒なことになってしまうのです。普通は。
外で炭起こすのって、暗くて寒いし、けっこう手間ですし、炭ってやっぱり高いですし、それを一匹98円のサンマだけ焼くためにやるか?となると……やっぱり、躊躇してしまうわけです。
でも、モキ製作所の薪ストーブ、しかも一番安い普及機なんですが「MD80Ⅱ」があれば、この、とびきり美味いサンマが、それこそ毎日でも、安く、簡単に食べられるのです!!
しかも!!七輪で炭火で焼くのと、同じか、それ以上に美味しいのです!!……なにしろ、火力が違うから。
……これから、このブログでは、薪ストーブのもつ、偉そうなステータスイメージというか、かしこまった「薪ストーブ料理」とは一線を画して、だから、いわゆる「薪ストーブ料理」の高級(?)なイメージとは離れてしまうけど、薪ストーブのある暮らしの「本当の日常」として、薪ストーブがあれば、何を、どんなふうに料理すると、どう美味しいのか、紹介していきます。
その関連で、薪ストーブはイメージとしてはあるけど、実際はよく知らない、という「馴染みのない」方にも、薪ストーブのある暮らし、そこで出てくる諸々を、順次紹介していきます。
このブログを象徴する写真として、炉内でサンマを焼いているところを。この話の続きというか、準備のところから、また次回にご紹介♪
以上、「はじめに」のブログでした。