超簡単薪ストーブ調理

当社で販売している薪ストーブで、どんな冬の暮らしが待っているかを紹介しているブログです。  興味を持って頂けましたらぜひお問い合わせ下さい

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【緊急提言】この冬は、とにかく『輻射熱型薪ストーブ』による備えを!!

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 ご無沙汰しております。お元気ですか?急に寒くなってまいりました!!

 本当は、この記事は、もっと早いタイミングに書いて公開するべきでしたが、薪ストーブ屋の私はこの時期になると、それまで止まっていた話が一気に動き出して超絶バタバタになっていまして、このタイミングで「今さら」です。

 なにしろ、もう、ひと月近くまえの、私のユーザーさん(というよりも、すでに完全にお友達)とのLINE会話で、私はこう言っていたのですが……

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 この冬ほど、薪ストーブ、しかも『輻射熱型の薪ストーブ』が重要になることはありません。人間、寒くなると、風邪を引きやすくなります。これは世の中の真理ですが、この冬は、その意味合いが、これまでとまるで違うのです。

 まず新型コロナウイルスによる感染第6波ないし、もしかしたらインフルエンザなど従来型かもしれませんが、風邪ウイルスの感染大流行は、色んなデータを見ている限り、必ず来ます。異口同音に、皆さん、そう言ってます。

youtu.be 感染そのものが問題というより、人々が感染することによって、社会がどこまで深刻な影響を受けるか?あるいは、社会がダメージを受ける中で、もし自分も罹ったらどんな憂き目に遭うか?ということが真の問題でして、この冬は、ここが極めて危機的になると私は見ています。例えば次のようなシナリオです。

  1. ヨーロッパで大騒ぎになっているエネルギー危機が日本にも波及、原油エネルギー価格の高騰による暖房の使い渋り(人間ですから)
  2. 原発再稼働不能の状況下で液化天然ガス価格高騰に伴う火力発電稼働率が充分確保できず電源供給能力が逼迫(民間企業ですから)
  3. 寒波によって従来の冬季と同じく電力需給逼迫(地球は気まぐれですから)
  4. 新型コロナウイルスのワクチンも接種後半年以降の方を中心に効力低下(ワクチンにも限界ありますから)
  5. そこに襲い来る新型コロナウイルスの新たな変異株や、あるいは従来のインフルエンザなど風邪ウイルス(相手はこちらの思惑通りには全くいかない変幻自在のウイルスですから)
  6. ただでさえ寒い時期は風邪に対する抵抗力が低下するうえに、上記要因により充分な暖も取れていないないところに風邪ウイルスの猛攻(猛攻があるだろうということ自体は上述のとおり確定事項ですから)
  7. 倒れる人大量に続出し、新型コロナによる猛攻の場合、医療逼迫によって、うっかり風邪を引くことすら、命に係わる状態に(5類に変更してくれていませんから)

 上記の想定のうち、ご存知かとは思いますが、1.のエネルギー逼迫は、すでに確定しております。

ヨーロッパとアジアではガソリン価格が記録的レベルに上昇。原油価格は3年ぶりの高値をつけ、中国、インド、ドイツでは石炭価格の高騰で電力需給が逼迫し、大停電に見舞われかねない状況になっている。

news.yahoo.co.jp 風邪が流行るのは仕方ないにせよ、ワクチン接種が進んだからいいじゃない、ホントそうであることを願うのですが、ただ、熱心にワクチン接種に取り組んだ先行各国を見ていると、どうもワクチン接種が進んだら大丈夫とは言い難い状況で……

 そのためにブースター接種の必要性が言われ、その有効性は高いとされています。では、ブースター接種をすれば安心か?と言いますと……報道内容をよく見ると、そこに疑問符が灯ります。NHKの報道を引用します(赤字は引用者による)。

臨床試験では、およそ1万人を半数に分け、3回目の接種としてワクチンを接種したグループと、プラセボと呼ばれる偽の薬を接種したグループで新型コロナウイルス感染症を発症した人の数を比べました。
その結果、接種から7日後以降に新型コロナウイルス感染症を発症したのは、ワクチンを接種したグループが5例だったのに対し、プラセボを接種したグループでは109例でした。
このためファイザーは、3回目の接種による発症を防ぐ有効性は95.6%で「2回目の接種を終えたあとの水準に戻すことができた」としています。

 環境問題というデータ読みというかデータ詐術のプロの現場で長年働いていた私に言わせれば、これは典型的なデータ詐術で

『接種から7日後以降に』

というのが、最大のポイントです。何故なら、ワクチン接種者の感染は、打ってから7日よりも前に集中しますから。

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 この有効性に関する詐術は、ずっとそうで、有効性を語るために、最初から計算から除外されていたものです。

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 ともかくワクチンを打った人が、本当の未接種者、全く打っていない人よりも有利か??というと疑問で、今回の『3回目の接種による発症を防ぐ有効性は95.6%』にせよ、何と比べて「有効」と結論付けているかと言いますと(赤字は引用者による)……

治験はファイザー製を2回接種済みの16歳以上を対象に、1万人規模で実施した。半数に追加接種、半数にプラセボ(偽薬)を投与したところ、プラセボ群では109人の感染が確認されたのに対して、追加接種群は5人だった。2回目の接種から平均して11カ月後に追加接種した

 2回目接種を終えて時間が経った人を、試験の母集団として位置付けているため、そもそもの未接種と比べたらどうだったのか??は、この試験ではさっぱりわからないわけです。ともかくワクチンを2回接種したことによって、この冬が安全になるとか、そういう楽観的見通しを支持するデータは一切ないと思います。

 ですから、何にせよ風邪は流行ることは間違いないのですが、そもそもコロナだろうが、従来の風邪だろうが、風邪は甘く見てはいけない、リスク管理としては、ひいてはいけないものなのです。とあるお医者さんの体験談。

そのうち治るだろうという思いでしたが、そうこうしているうちにいわゆる副鼻腔炎を併発してしまいました。通常は抗生剤を飲むことも処方することもしませんが、さすがに今回は顔面の痛みや出血を認めるようになり、重症という判断のもと止むを得ず使用しました。そのおかげで、副鼻腔炎の方は何とかコントロール出来ましたが、咳は相変わらず続いていました。そして、とうとう身体が悲鳴をあげてしまいました。先日咳をした時に、「バリッ」という音と共に背部に激痛が走ったのです。そうです、いわゆる肋骨骨折を起こしてしまったのです。

www.yoshimoto-kids.com 「風邪は万病のもと」という言葉は、真にその通りで、風邪ウイルスそのものが直接増殖することが怖いわけではないのです。そこで崩れた免疫防衛ラインをみて「これがチャンス!」と言わんばかりに、内部に抱えている常在細菌だとかウイルスだとかが活動を活発化させることが非常にマズいのです。

帯状疱疹は、体内の水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスが活動を再開することで発症します。
主に子どもの頃に、このウイルスにはじめて感染すると、水ぼうそうを発症します。そして、水ぼうそうが治った後も、ウイルスは脊髄から出る神経節という部位に潜んでいます。普段は体の免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため発症することはありませんが、免疫力が低下するとウイルスは再び活動、増殖しはじめます。そして、ウイルスは神経の流れに沿って神経節から皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹(ほっしん)が出る帯状疱疹を発症します。

taijouhoushin.jp

 こういう潜伏ウイルスの類は他にもあって、何事もなければ一生大人しくしてくれているようなEBウイルスなどもあります。

ヒトには免疫力が備わっているため、EBウイルスに感染したB細胞が再び直接病気を起こすことはありません。ただまれに悪性リンパ腫などを惹き起こすことはあります。その発症には複数の要因が関わっており、加齢や免疫力低下もそのひとつです。

www.wch.opho.jp 私たちの身体の免疫機能が低下した場合の影響としては、いわゆる日和見感染症が有名ですが

www.tyojyu.or.jp

 私達それぞれの身体は、外部というより、意外と内憂外患の「内憂」を抱えています。

 そもそも新型コロナ感染症の恐ろしさにしても、ウイルスの増殖自体が問題というよりも、いったん侵入&増殖を許してしまった、それに続く免疫の暴走といった問題が本質です。自滅、ですね……

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https://twitter.com/fdzaraf/status/1429914330464616449 より

 新型コロナの場合は、ウイルス本体というより感染した場合の残骸とも言えるスパイク蛋白質が、血栓形成等の免疫応答を含む様々な問題を引き起こしやすいために、様々な後遺症に繋がっていると思われるのですが……

 いずれにせよ、ウイルス感染そのものが深刻な問題ではなく「感染をきっかけとして続いて起こること」が問題の本質で、これは、それぞれの人によって具体的内容も影響程度も異なりますが、深刻になったり長引いたりするのは、最初に負けたところに突け込んで攻め込まれた結果、あるいは自分の免疫で自滅した結果であるわけです。

 上記のお医者さんと同様と申しますか、普段は元気いっぱいにみえる私も、慢性副鼻腔炎を抱えています。誰だって何かしら内憂を抱えていると思います。そんな中で、対策として一番有効かつ大切なことは

 

風邪に最初の免疫防衛ラインを突破されないこと

 

もう、このことに尽きます!!いわゆる水際作戦ですが、ここが本質的に大事なのです。特に、この冬は!!!撃退だけでなく、避けることも含めて、風邪ウイルスに感染させないことが、とにかく大事、ヘタしたら一生を左右します。

 その風邪ウイルス感染を避ける、撃退する上で『輻射熱型の薪ストーブ』ほど有効なアイテムはありません。以下に、その論拠について、2点、述べます。

1.輻射熱型の薪ストーブは人間の自然免疫力を確実にアップしてくれる

 風邪ウイルスを撃退する水際作戦は、抗体ではなく、自然免疫と言われる機能によって展開されます。局所防衛的、あるいは原始的な免疫とも言えます。

ウィルスなど抗原が侵入すると最初に活躍するのはマクロファージ、樹状細胞、ナチュラルキラー細胞などからなる自然免疫細胞です。自然免疫は原始的な免疫であり、細胞性免疫などの獲得免疫に較べ、持続時間も短いと考えられてきました。※太字は引用者による※

www.kojirakawa-shiseido-hp.com  このあたりは以前のブログで、まるっとご紹介した内容の再掲ですが(コピペです、すみません)、風邪ウィルスは自然免疫によって対処され、感染したとしても主に細胞性免疫で片付けられているのが通説のようです(なので感染しても多くの場合「専用の武器」である抗体がそもそも検出されない)。

抗体検査で陰性の結果が出て、免疫グロブリンによる液性免疫が感染防御に可能な限界値を下回ると想定される場合でも、細胞性免疫による免疫学的記憶や自然免疫による獲得免疫の誘導などによって感染防御に役立っている可能性は否定できないのです。

vaccicheck.jp そういうわけで、自然免疫による水際作戦としては、マクロファージさん頑張ってね、というところなのですが、そこで「身体を発熱させる」ということが有効であるということが、科学的に示されました。

免疫を担うマクロファージの異物を貪食する反応は、TRPM2(※引用者註;体温の温度センサーで、免疫反応に伴って産生される過酸化水素によって機能が活性化される)の働きによって、発熱域(38.5℃)で、より増強することがわかりました。

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www.nips.ac.jp 風邪ウイルスが体内に侵入すると、マクロファージが活動を開始して過酸化水素を出しますが、それによって温度センサーのスイッチが入り、そこで体温が上昇することによって、マクロファージによる捕食活動が数割アップするという観測結果です。

 風邪を引きかけの時、薪ストーブのそばでジッと暖まって、身体の芯から暖めることで、風邪を撃退できるということは、輻射熱型の(つまり遠赤外線を本体から発することによって暖房として機能するタイプの)薪ストーブのユーザーであれば、けっこう普遍的に体験していることではないかと思います。

薪ストーブで温まった体は冷え知らずです。

就寝時、寝室は暖房していなくても、布団に入った時にゾクッとするような冷たさは感じません。足先もほかほかなので毎年愛用していた湯たんぽは出番がありません。お湯は薪ストーブの上でふんだんに沸いているというのに!

毎年のように年末年始にひいていた風邪も、今年は大丈夫でした。私だけでなく、家族もみんな元気です。

※こちら(モキ製作所MD80Ⅱ(iGブースターモデル)レビュー【旧愛研当時】)で触れられている、弊社の前身、株式会社愛研の一部門だった頃のコンテンツ「K様邸物語」でのユーザーの奥様のご感想より抜粋※

 

 あるいは、私とは全く関係のない方も、このような報告をなさっています。

ちょっとした頭痛や喉の痛みが出た時には、ストーブの前に暫くいる事で身体はポカポカしてきて、楽になる感じがはっきりと分かり、直ぐに治ってしまうのです。

stovevesta.blogspot.com

 このことは我が家でも圧倒的な真実で、強力な輻射熱(遠赤外線)を発生する薪ストーブほど、その治癒的効果は顕著です。これは輻射熱型薪ストーブの一つの真骨頂、重要なメリットであると考えています。

 すなわち輻射熱、遠赤外線ですが、お日さまの光と同じで、その光が当たった部位で光のエネルギーが熱に変換されて、身体の奥まで伝わっていくために、体そのものが発熱している感覚を伴いながら、芯まで暖まっていくわけです。これによって体幹から効果的に体温を上昇させることができます。

 逆の証拠を示せば、熱中症の懸念がある夏は、遠赤外線を含む直射日光は顕著に体温を上げてしまうので非常に怖いものですが、冬には、遠赤外線ほど効果的に身体を暖めてくれるものはありません。遠赤外線は、それを発する物体の温度が高く、表面積が大きいほど、豊富に放出されるために、体幹を暖める目的では薪ストーブほど効果的な暖房器具は他に存在しないわけです。

 薪ストーブには、もちろん薪が必要です。薪を自分で調達すれば、暖房費用をゼロにできることも魅力の一つです。でもこの冬に限っては、薪を買ってでも、薪ストーブを積極的に活用するようになさって下さい。幸い原油高も電力逼迫も基本的に関係ありません。しっかり暖まってこの冬を無事に乗り切ることは、一生の価値として効いてくるはずです。

 

2.風邪ウイルスに感染しない要諦は一に換気、二に換気、三、四がなくて五に換気!!

 まず、とにかく大切な真実は、ウイルスによる感染が成立するかしないかは、身体が浴びるウイルスの量によって決まるということです。当ブログでは、もう何度も何度も、そのことを言い続けてまいりました。

 ウィルスによるリスクも毒性学と同じく「量」の概念が、非常に重要だということです。毒性学における基本中の基本が、この「量」、とりわけ「曝露量」の概念です

 どういうことかと言いますと、感染成立そのものもそうですし、感染後の症状悪化にも、この「量の問題」が、非常に効いてくるのであろうと。

aiken-makiss.hatenablog.com

 『【新型コロナ】会食時における感染事例、主な原因は「発症者との距離の近さ」』という標題そのものが結論を言っていますが、屋外とかではない、ある程度の閉鎖空間でも「距離が決定的に効く」という法則が成り立つのは、逆に言えば

 

ウィルスは一定量以上の量を体内に吸い込まない限り、感染は成立しない

 

ということでもあるのです。毒物、有害物質のリスクを考えるうえで、これまた基本中の基本、閾値(いきち・しきいち)が、ウィルス感染についても実際に存在する、ということです。

aiken-makiss.hatenablog.com

 このウイルス学においては常識中の常識、ゆえに、普通の人とのギャップがあまりにも激しい「ウイルスの感染成立は量の問題」ということについて、ウイルス学の大家、京大の宮沢先生も、途中から危機感を覚えて一生懸命説明をされるようになりました。上記ブログの引用を再掲します。

「ウイルス感染」はそんなに簡単に起こらない

 今回は、普段私が気になっていることを書きたい。それはウイルスの感染効率のことだ。一例としてエイズを挙げたい。エイズの原因ウイルスは正式にはヒト免疫不全ウイルス(HIV)と呼ぶ。唐突だが、HIV感染者の男性がHIV陰性者の女性と、コンドームなしの性交をした時の感染確率を皆さんは知っているだろうか。それは概ね0.1%から1%とされている。100回から1000回に1回の性交で感染が成立することになる。もちろん、感染者の精液中にはHIVはたくさん入っているし、HIVに感染しているリンパ球も少なからず入っている。感染リンパ球からは感染性のHIVは数千以上出てくる。しかし、HIVの感染力というのはその程度なのである。

「ウイルス学の常識があれば、新型コロナは怖くない」https://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/resilience/documents/criterion91_miyazawa.pdfより

 

 コロナウイルスを始め、風邪ウイルスは、咳などによって発生した微細な飛沫(マイクロ飛沫)の吸入、さらに具体的には5マイクロメートル以下など、肺の奥まで到達するような大きさの飛沫を一定量以上吸い込むことで、効果的に感染が成立してしまいます。

 さらに正確に言えば、上述した通り、感染成立は自然免疫による防御力の強さにも依存しますので、その人の自然免疫で撃退できる量の範囲内にウイルスの吸い込み量を減らせばいいということになります。

 そして、特にこれから重要性を持つのは、家庭に持ち込まれたウイルスによって感染してしまうというリスクです。実際の感染経路としての家庭内感染の多さは、この長文ブログを読みになるくらいのあなたさまなら、きっと充分ご存知のことと思います。

373news.com

 なにしろ、空気を介したウイルスへの曝露量は「空間における飛沫濃度×その空間での滞在時間」という積で表され、住宅内の空気中の飛沫は会話の多くない低濃度状態であっても、結局は長時間過ごすので必然的に曝露量は多くなります

 そんな状況下では、マスクというのは、ほとんど役に立ちません。逆に真実を言えば、マスクが役に立つのは、ごく限定的な場面、すなわち、高濃度で短時間の飛沫の曝露を想定した場合、具体的には、例えば数十分、近距離で盛んにおしゃべりするような状況に限られます。

 マスクは、もともと、吸い込む側としては防御になりませんが(N95その他業務用の高性能マスクを除く)、飛沫の発生側としても、マスクによる拡散防止能力は限定的です。すなわち全く新しい、乾燥した状態からのスタートであっても、マスクを装着後数十分もすれば、マイクロ飛沫を捕捉できる微細な空隙は吐息の結露や飛沫によって閉塞し、息の流れとともにマスクの外部に漏れ出るようになるからです。

 よって、特に家庭内においては、外部からの訪問者も含めて(ごく短時間なら別ですが)、換気だけが唯一感染を防ぐために有効な手段となります。

 しかし、問題は春秋のような中間期ならともかく、寒い厳冬期です。換気のために空気を入れ替えるとか、実際なかなか出来たものではありません。その状況下で、最も効力を発揮するのが強力な輻射熱暖房器具、すなわち薪ストーブです。その理由は二つ。

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輻射式暖房は空気を温めるのではなく、床、壁、天井の部屋そのものを温めます

www.yamakikensetu.com 思い切って空気を入れ替えても「冷えない」のです。少なくとも薪ストーブの近くは!

 あと一点は、1.で述べた風邪をひきにくくなる理由と同じですが……

 

寒かったけど…
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寒かったけど!
こんな救世主が
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薪ストーブ!
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   冬の森|助産師ママEMIの Happy♡Life in愛知 〜宿る命(妊娠・出産)☆育む命(育児)☆繋げる命(生教育)へのアプローチ〜

 こちらのブログで紹介させて頂きました。今思えば、なんて平和で楽しい時代……

aiken-makiss.hatenablog.com 

 換気どころか、寒風吹き晒す屋外においてすら、人を充分に暖めてくれるのは、やはり輻射熱型薪ストーブだけだと思います。これもまた、輻射熱型薪ストーブユーザーさんであれば、真冬でも暑すぎて、あえて部屋の窓を開けるとか、普通に経験されていると思います。

こんな調子でそのままガンガン焚き続け、夜になると室温が26度になってしまいました。薪ストーブでの室温26度はヤバイくらい暑いです!!!!!どんどん着ているものが減っていき、大晦日の夜はキャミソール一枚で過ごしました。バカです。

こうなると閉め切っている部屋のドアを開けてそちらに熱を逃がすしかありません。まず廊下と洗面室を開け、それでも暑かったら和室。ここまで開けても暑かったら窓を開けて外の空気を入れるしかありません。

lazydays.cocolog-nifty.com こんな極端な換気でさえも自然に出来てしまう薪ストーブは、冬季の換気をしっかりしようとした時には、唯一無二の暖房器具だといえます。

 

 以上、毎度同じですが、またもや記事として長くなってしまいました。ただ、どんなに厳しい状況になっても、個人レベル、各ご家庭で風邪への対策として絶対に間違いないのは『輻射熱型薪ストーブ』をしっかり活用することです。

 薪ストーブでも対流型では、ゴメンナサイ、ダメです。逆に輻射熱型であれば、どんなメーカーのものでもいけますから、もし薪ストーブをご検討中であれば、絶対に『輻射熱型』、それを、なんとしてでも、これからの寒さが本格化する前に導入されることを強くお勧め致します。

 このブログは、だから、もっと早く書くべきでした。申し訳ないです。なぜなら最強の輻射熱暖房効果を誇る(何しろ本体の表面温度がタダモノではありません)のがモキ製作所の薪ストーブです。

しかし、驚きなのは温度。

なんと天板温度は400度を軽く超えています。

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ここまで約20分ですよ。

www.makifuyu.com

 このモキ製作所の薪ストーブを、殆んど専業で扱う私、今も必死で頑張っておりますが、なかなか手が回りませんm(__)m でも、私にお声掛け頂けましたら、なんとか対応できるように頑張りますので、遠慮なく仰って下さい!!

 というか、輻射熱型薪ストーブであれば、この際、メーカーとか何だって良いです!!とにかく、輻射熱の特徴をしっかり活用なさって、この冬を無事に、効果的に乗り切って下さいますよう、私は、そればかり祈っておりますので!!!

 今はまさに「嵐の前の静けさ」だと思います。今楽しむのもとても大切なことです。そしてぜひ、今のうちに可能な限りの備えをなさって下さいませ。どうぞ、なんとか、なんとか、ご無事で!!!