超簡単薪ストーブ調理

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困ったときに助けてくれる確かな相棒「モキ製作所 MD80Ⅱ」

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 毎度お馴染み、リアルタイムの夜更新でございます。本日2018年12月8日、書き始めの時刻は21時を回ったところです。

 冒頭写真は、極寒の豪雪地帯、合掌造りの古民家でのMD80Ⅱ設置、本日のものです。雪に閉ざされるギリギリのタイミングで工事を終えて、iGブースターモデル特有の美しい炎を眺めてから、こちらに戻ってまいりました。

 

【追記 翌朝】

ここまで寒い条件での運転ですと、薪の消費量は愛知犬山での倍以上にはなりますが(1時間あたり6キロとか)、本体内部に蓄熱するので、こんなに美しい炎がみられます(荷物の奥にしまい込んだカメラを出そうとモタモタしているうちに、右側だけに寄ってしまいました。本当は、全体で大きなオーロラが出現して、もっともっと美しかった)。もちろんiGブースターならではです。

youtu.be【追記終わり】

 

 この古民家の情景は、このシンプルな薪ストーブがとても似合っていますし、そもそも薪ストーブがなかったら、どうやって暮らしていたんだろう???というような過酷な状況下で、こんなに「この状況に合ったハイパワーな暖房方式」なんて、ほかにないわけですが……

 私、この話を最初に伺った時

 

「……いや~~……いくらなんでも、こりゃ難しいな……」

 

実は、お断りしようと思ったのです。予算も状況も何もかもが厳しかったので。たとえば、合掌造りですから、煙突一つとっても、必要な高さがFL+7mとか、そんな世界です。ご存知超急角度の茅葺屋根、豪雪、強風、そしてダイヤモンドダスト時々みられます……みたいな(笑)

 でも、ユーザーさんに釣られるように、話を聴いて、写真を見て、アイデアが沸いてきます。最後の関門は大工さん。こんな工事、誰が引き受けてくれるか。普通の薪ストーブ屋さんでは門前払い、絶対に無理です。

 でも、ユーザーさんが、自らのご縁を伝って、腕の確かな、やる気のある(一肌脱いでくれる)大工さんを見つけてきたことで、一気に話は現実化、家の中を7m近く煙突を上げて、灯かり取りの最上部の小窓から煙突を導出する私のアイデア、設置設計プランが、こうして実現、薪ストーブは美しい炎を上げて燃えて、他の方式では実現不能だったパワフルかつ芯から温まる暖かさをもたらしてくれたわけですが……

 

 モキ製作所 MD80でないと、絶対に不可能でした。

 

 本当に、優秀なマシンだと思います。どうしても「この子」でならなかった理由、薪ストーブの専門家として、いくつも上げることができます。何十年も安心して暮らして頂けることが現実的に見込めることが、私が薪ストーブ設置をお請けする条件です。「この子」以外の薪ストーブでは、絶対に無理でした。予算200万円とか投入して数シーズン持たせるとか、そんな話なら別ですが……

 本日、そんな仕事を無事に終えて、さらに会社に戻って、もう一つの本業、環境調査、というかそんなにいいものではなく、土壌汚染調査対策コンサルティング、千葉で依頼されたお仕事を手掛けて……これもやたら条件厳しかったです(笑)

 そうしてヘトヘトで、我が家に戻った私を待っていたのは、暖かい薪ストーブと美味しいご飯……

 

 ……なんて、うまい話は、ございません。それが現実です(笑)

 

 なにしろ、我が家、ただいま、ひとり親家庭です。妻?ああ、妻ですか。泊りがけで出かけてます。長女のヘルプに。人生いろいろありますから。そうやって人間は磨かれていくのです。

 末っ子もいますので、とにかく、何とかしなければなりません。あるのは、大量に買っておいてくれた食パンとか(笑)どっちかというと「やっつけなきゃならない」感じです。さあ困ったぞお父さん。どーやって形にするか。

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 困ったとき、「もう、無理だ~~」というとき、助けてくれるのが、薪ストーブ、というかモキ製作所 MD80Ⅱです。ホント頼りになる相棒です。さっさと立ち上げて、お湯をグラグラ大量に沸かしてパスタを茹でて、ただの食パンも表面パリパリ&中味しっとり、ご馳走に早変わりです。

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 コロッケは「皮」が餅のように膨れて、表面はもちろんパリパリです。余計な油が抜けて美味しいです。卵をガスコンロで焼いているうちに、パン、焦げましたけど(笑)

 

 MD80Ⅱがあれば、ひとり親どんとこい

 

 ……ウソです(笑)もって一日ですね、実際問題。冒頭写真にしても、いくらMD80Ⅱに、私のアイデアがあっても、これを実際に施工してくれる腕のいい大工さんがいなければ不可能でした。いい大工さんでした。

 

 「こんなの、俺ら、やったことねーぞ。薪ストーブは、薪ストーブ屋がやるもんだからよ?(笑)」

 

 やっぱり現場では「色々」ありました。その場での設計変更も余儀なくされました。文句?言いながら、でも、自分としての意見も意思も入れながら、私のアイデアをちゃんと形にしてくれました。この大工さんが居なければ、やっぱり、無理だったと思います。

 千葉の本業案件も、栃木に私を助けてくれる、この上なく心強い人がいて、ホント現場泣かせのひどい条件でしたが(笑)なんとか無事終わることができそうです。この人がいなかったら無理でした、やっぱり。

 iGブースターも、冒頭写真の案件では、事実上の「必須条件」(must)でしたが、これだって元は偶然、そもそも、モキ製作所の薪ストーブそのものが、私にとっては全くの偶然でした(時々聞かれますが、皆さんのように調べたりとか、私はまったくしてませんでした(笑))。

 

 運と偶然だけに導かれた人生

 

 私なんて、困ったときに、助けてくれるご縁が、あっただけです(笑)でもね、優秀な人間よりも、そういう「運の良い人間」の方が、付き合う相手としては良いらしいですよ???あはははは(笑)

 ……でも、たぶん、本当の話。真実は「結果」が教えてくれます。今日もこんな晩ごはんですが、とても「贅沢」というか満足でしたし(卵も、実は、銅のフライパンで訓練に訓練を重ねて、最高の状態で焼き上げてあるのです(笑))……

 実際のところ「確かな相棒」MD80Ⅱだけを扱って冬の暮らしの幸せを提供する仕事をしている私も、とても幸せですし、ご縁のあったユーザーさんそれぞれ、皆さんに聴いたわけではありませんが、聞こえてくる限り、幸せそうです。

 

 やっぱり、人生、「誰と」が一番大切なんじゃないでしょうか??(笑)

 

 そうそう「ついで」ではありませんが、ホンマ製作所の弊社担当者も、大切なパートナーでして、冒頭写真の案件では、私の設計に対して、実に的確に「心配」を伝えてくれました。心強いことです。

 そういうわけで、ご縁は大切になさってくださいね?というお話でした。ホンマかいな(笑)いよいよこれから冬本番です。お身体にはくれぐれも気を付けて。

 途中でちょっとお喋りが過ぎて現在22時半です。明日もテンコ盛りな一日ですが頑張ります(笑)

 それではまた。お元気で。

 

【追記 翌朝】

 昨晩の「料理」では、育ち盛りの子供に食わせる身としては、さすがに手抜き甚だしいので(笑)冷蔵庫の野菜室の整理もかねて、今朝は薪ストーブをさっさと立ち上げて、こんな料理をしてあげました。

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 ニンジンとレンコンを、ごま油で炒めてコクを出してから、水を入れて、里芋を加えて薪ストーブの天板に置いておきます。鶏肉がないので「丸鶏がらスープの素」を規定量加えて出汁にします。包熱効果を狙って、蓋も厚手のアルミの鍋(銅鍋と同じ効果狙いですが、銅鍋だと、最初の「炒め」要素が具合悪いのです(笑))。沸騰したらネギを加えて、味噌を溶いてから鍋を下ろし、魚出汁の粉を振りかけて蒸らしてできあがり♪

 簡単ではありますが、里芋の皮剥いたり、けっこう手間です。人間、元気があると、このくらいのことはできるものです(笑)昨晩はくたびれ果てていたので……

【追記 終わり】