本日も夜の更新でございます。ユーザーさんに影響受けて、チーズかじりながら、赤ワインちびちび、ブログを書いております。
わたくし、魚とか和食が大好きな流れから日本酒と白ワインを中心としながら、ビールも赤ワインも、お酒とにかく大好きなのですが、普段はなかなか飲めず……なにしろお仕事を翌日にいっぱい控えておりますと、なかなか。ご指名をたくさん頂戴するのは本当に有難く、幸せ以外の何物でもないのですが、お酒が遠くなるのは悩みです(笑)
でも今日は現場から早帰りさせて頂きまして、私が晩ご飯を作ったのですが、これがまた、超手抜きな割には、なかなか上手にできたと申しますが、これはブログのネタになるんじゃないか?!と思ったら、なんだか嬉しくなったので、お酒ちびちび飲みながら書いてます(笑)
さて、最近、時々お客さまから聞かれるのですが、弊社、どこにあるかと申しますと、愛知県、名古屋にあります。名古屋といいますと有名なのが「名古屋めし」!もとは山陰、島根は浜田の堅い堅い技術屋の家系で、コテコテの大阪商人とのあいの子という風変わりな余所者の私から見た「名古屋めし」とは……
- 「旨み」やら「甘み」の強い食材 (あんこだったり、生クリームだったり)を「これでもか!!」と使う
- 淡白あっさりというよりは、やたら濃厚
- 上品というよりは、明らかに節操がない
このような特徴を有する(ごめんなさい)「名古屋めし」ですが、その過剰ともいえるサービス精神が故に、全国的にも人気の高いグルメでもあるわけです。ネタに困ったときは……というわけで(全然ウソ)、とうとう、当ブログでも手を出してしまいました「ご当地料理」!!
……「料理ブログ」で、こんなの出すバカどこにいるんだ??という感じですが、節操のない当ブログもとい「超簡単」を標榜しているわけですから、当ブログ、別にこれを出してきたって、きっと許されることでしょう!!
しかし、それよりも、見てくださいよ、この「寿がきや」(名古屋市のおとなり、豊明市にある会社さんです)の誇り
『丹精込めて作り上げた名古屋伝統の味』
……で、そこに、当ブログの誇り『薪ストーブ(プラス、ついでに銅鍋)』が加わると、どうなるか??というのが、本日のテーマです(笑)
それでは材料です。3人家族なので3人分まとめて作りました。
- 太ネギ3本セットで1束になって売ってるようなやつ丸ごと
- シイタケお徳用ひとパック丸ごと
- 半冷凍にしてあった鶏むね肉のスライス適量(かまぼこでも可)
- エノキひとふくろ丸ごと
- 生たまご3つ
- 「寿がきや味噌煮込みうどん」3袋
作り方。
- 薪ストーブ(モキ製作所MD80Ⅱ)を細薪で扉を閉めれる状態まで立ち上げて(iGブースターなら、お約束の手順です)、銅鍋(大事)に水1000cc(指示量は1500ccですから3分の2ですね、大事)を載せます。
- 名古屋めしでも、味噌煮込みうどんは、色が黒に近いほどやたら発酵が進んでアミノ酸成分の濃い「八丁味噌」を使う料理なので、そのアミノ酸の旨みを「これでもか!」と強調すべく出汁を取ります。だしの素可。寿がきやさんもカバーしているのでなくても良いですが、あったほうがより名古屋めしらしくて美味しいです。味噌汁の場合の半分程度の濃さでいいでしょう。
- 薪ストーブの炎が立ち上がってから天板が温まるまでは、出汁が取れる程よい時間がかかります。その間に、ガスコンロに仕掛けた土鍋ご飯に火を入れたり、ネギを切ったり、シイタケを切ったり準備しましょう。
- 水から取りはじめた出汁が出て、沸騰まで至ったら、ネギを白い部分から葉っぱまで、食えそうな部分は全部ぶった切って叩き込みます。シイタケも軸から全部叩き込みます(石づきは取った方がいいです)。この時点で、だいたい火力最大かなと思います(特別に寒くない場合)。
- 薪ストーブの火力が安定してきたら、鶏肉のスライスを入れます。グツグツとネギも柔らかく煮えてきたら、そこからは時間との戦いです。「寿がきや」の麺を投入します。
- 麺がほぐれたら、すかさずエノキを投入します。
- エノキを煮ながら、寿がきやが誇る「味噌煮込みスープ(粉末)」をダバダバと振りかけて、よく混ぜます。水が少ないので混ぜにくいですが、味噌が濃いところはそれはそれで美味しいので、あまり気にしなくて良いです。
- 味噌が混ざったら、生たまごを割り入れてフタをします。
- 細薪で立ち上げた薪ストーブの火力も、この頃には弱まってきているかと思いますので、穏やかな炎を維持できる程度の量の細薪(数本)を、必要に応じて足して、少し煮込みます。本当にこの料理を作るだけなら、足さなくてかまいません。暖房として使いたい場合とか、お湯を沸かしたい場合は足してください、2.2リットルの水はまだ沸きませんでした(笑)
- 生たまごの縁が少し白くなってきたら、もう鍋をストーブから降ろして余熱でたまごを暖めます。熱伝導も熱容量も高い銅鍋の性能なら、こんなもので良いと思いますが、必要に応じて、少し埋めてあげるといいでしょう(笑)
- しばらく待つ間に、蒸らしておいた、炊き立てご飯をガスコンロから運んだりします。
- 土鍋で炊いた(火加減が難しいのでガスコンロです(笑))炊き立てご飯といっしょに、出来上がり♪
この、超いい加減なご飯ですが、超うまいのです!!ポイントは、やっぱり「煮込む」というところにあります。火当たりの優しい薪ストーブの天板は、その「煮込み」用途にピッタリです。ガスコンロの場合だと、土鍋の余熱効果が使われたりする工程です。
そして、個人的には、この半熟たまごが、なんといってもご馳走です♪これも柔らかい(高くない)熱で、ちょっと時間をかけてあげる、時間をかけると麺が延びますが、そこはそれ、寿がきやの太麺は、やわらかい熱だと、なかなかよく耐えてくれます♪(強い熱だとさすがに麺の表面が煮崩れて荒れます)
名古屋におみえになって、味噌煮込みうどんといえば、押しも押されぬ「山本屋」がありますが、すっごい、いいお値段します(笑)でも、焦げ付きにくい薪ストーブ天板プラス銅鍋という、煮込み最強の組み合わせで作った「寿がきや」は、値段的には数10分の1以下かと思いますが、味では、なかなか負けません(笑)
最後に、きれいでない写真でごめんなさい、食べ進んでいっても、こんな風に、いかにもドロドロになりながら、濃厚な味は最後まで間延びせず、飽きることなく、すっからかんになるまで、きっちり美味しく頂けます。
寿がきやでも、水が多いと麺が延びきって、いかにもインスタント然としますが、焦げにくいのを良いことに最初から水の量を減らしてありますので、最後まで美味しく頂けるのだと思います。
カレーなんかもそうですが、こういう「味の濃い煮込み系」では、まさに『薪ストーブ&銅鍋最強』と言っていいでしょう♪
そういうわけで思い付いたら即実行、サービス精神溢れる当ブログ(自画自賛(笑))、節操こそ、あまりないかもしれませんが、モキ製作所の薪ストーブの特性と、名古屋らしさが結びついて……
名古屋発(註:モキ製作所は、れっきとした長野のメーカーです(笑))、全国へ幸せお届け
……だと、いいなあ、と(笑)ごめんなさい、本当は、もうちょっと、理論を含めた内容のある記事を、ちゃんと書かないといけないのですが、なんちゃってヨタ話も、たまには(?)いいでしょう??というか、仕事に追われてバタバタの今は、こんなのしか書けないし!!(笑)
私なんかだけでなく、きっと、お忙しいことと思います。気温の変化激しいこの頃、お身体にはくれぐれも気を付けて、なにしろ身体が資本です、ご自愛のほどを。
それでは、また。お元気で。