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超簡単薪ストーブ調理

当社で販売している薪ストーブで、どんな冬の暮らしが待っているかを紹介しているブログです。  興味を持って頂けましたらぜひお問い合わせ下さい

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最高に美味しい焼き芋とは、どんなものか?!①

焼き芋 贅沢メニュー

 

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 今日はちょっと春めいた晴天ですが、まだまだ寒い毎日。この時期で「心暖まる食べ物」といえば……やっぱり、焼き芋ですよね?!

 薪ストーブ料理を語るなら、焼き芋は欠かせません。当然、薪ストーブ料理をテーマにしている当ブログ、かなり初期の頃に、この焼き芋を超重要テーマとして、美味しい焼き方とは、具体的にどうあるべきか??「アルミホイル」では決して美味しく焼けないという問題提起から始まって、一連のシリーズとして紹介してきました。

 アルミホイルなんてとんでもないという問題提起

aiken-makiss.hatenablog.com

 「石焼き芋」はロマンであるということ

aiken-makiss.hatenablog.com

 でもロマンを求めたいなら火力が必要だと、そうなると寒さが必要だと

aiken-makiss.hatenablog.com

 ロマンも良いけど、実際にはなかなか難しいので、現実的には、こう焼くよと

aiken-makiss.hatenablog.com

  ……で、我が家は、また改めてお話しますが、薪を頂ける特に強力なご縁はない状態なのに「1シーズンの薪代を2万円以内に収める」ということを目標にしたケチケチ運用なので、結果的に、この厳冬期でも残念ながら「石焼き芋」ロマンを実現するには至らず、薪ストーブからの直接の遠赤外線を芋に当てて、焼き芋を作り続けております(笑)その方が、やっぱり簡単で早いから。

 

 でも「最高に美味しい焼き芋」というものも考えた時、本当にそれだけでいいのか??と。なにぶん、当ブログ、「超美味しい」もテーマに掲げておりますし。

 

 そこで、今回は 、最高に美味しい焼き芋を求めて、時間をかけてじっくり焼いてみた結果についてご報告♪ なぜなら巷ではこういう言説が一般的ですので。

saketorock.com

 ポイントは、70℃に達しないくらいの温度で、時間をかけてじっくりと加熱して、糊化させるということなのですね?それでデンプンを出来るだけたくさん糖分に変えてやるという理屈です。異口同音にこちらの記事でも。

ameblo.jp

 なるほど。これを薪ストーブで実現させるのは、熾火の感覚を掴んでしまえば比較的簡単です。あと上記記事ではこれまた異口同音に水分を抜く別操作の必要性(糊化させたあと、さらに一手間をかける)を語りますが、薪ストーブの本来の焼き芋ではアルミホイルを最初から使わないから、別操作で水分を抜く必要はないはずです。

 それで、実際にやってみました。サツマイモは、高級ブランドとして知られる安納芋。逆に言えば、これが手に入ったからやったんですけどね。カテゴリー「贅沢メニュー」、我が家にとっては(笑)

 長時間火持ちのいい樹種で弱いめの燠火を作って、炉内で焼き始めてみたところです。

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 じっくり、じっくり。あまり焦がさないように丁寧に。芋の水分が程よく抜けながら、グニャグニャと柔らかくなっていきます。糊化と水分の飛びが同時に進んでいる証拠です。さすが薪ストーブ。香ばしさも付与されていきます。

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 時間にして50分くらいかけて、丁寧に丁寧に焼き上げてみました。本当に柔らかくなっています♪ギュッと押したら潰れてしまう感じなんですけど……写真からわかりますか?焼き始めのネコと一緒の写真と、芋の雰囲気を比べてみて欲しいのですが……

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 ……で、すごく柔らかく焼き上がったのを切ってみたのが冒頭写真。ちょっと引き気味でもう一枚。切ったナイフ表面に、芋から出た糖分がねっとりとくっついているのがわかりますか?安納芋ですので、典型的なしっとり、ねっとり系ですよね♪ オレンジっぽい透明な黄色の断面。

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  ……これ、食べてみたら、ようかんのように、ねっとりしてて、ホント、美味しいは美味しいんですけどね……

 

 ……あえて、焼き芋にしなくても、ふかし芋(蒸し芋)でも、良いんじゃない??みたいな気がしなくもないのです(笑)

 

 なんというか、ねっとり甘くした芋の方向性って、焼き芋にするにしても、濡らした新聞紙で包んでさらにアルミホイルで包むみたいな水分を保つ「ふかし芋」的な焼き方がマッチするし、最後は芋ようかんか、スィートポテト的なイメージじゃないかと。

 私、独断と偏見で申し上げますが、そういう、しっとりねっとり甘くする焼き方って、仕上がりで言えば、水分の多い中味をスプーンですくって食べるようなイメージですよね?たしかに、焼き芋の一つの方向性ではあるけど……「最高に美味しい焼き芋」とは、違うんじゃないかと。好みの問題ですけどね。

 少なくとも、薪ストーブならではの焼き芋、とは言えない。別に薪ストーブ以外でも、同等の味はアルミホイルに包んでいくらでも出せるような気がします。つまり、安納芋が代表かも知れませんが、もともと水分が多い芋は特に、仕上がり時の水分の加減がポイントであって、最後に糖分を強火で焦がしてカラメル的香ばしさを付加させるとか、ガスコンロの方がたぶん便利で美味しい。

 そもそも論で、ぶっちゃけ、私は、「焼き芋」なら、こんなふうに、天板からの強い遠赤外線で、短時間でパパッと焼き上げた「紅あずま」の方が、ずっと美味しいって思いました。先日のイベントでの一コマ、ご参加いただきましたナード・アロマセラピストの加藤美幸さんのブログから頂いた写真です。

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森再生体験ツアー|ナード・アロマアドバイザー miyuki kato 多治見

 

 なんでかというと、美味しい焼き芋って、ホックホクなんですよ~~♪ グニャッとつぶれる柔らかさではなく、程よい自然な硬さを保ったボディーから、ふんわり上がる蒸気が、香ばしさを伴って……食べる前からとっても幸せです♪

 もちろん、香ばしいだけではありません。加藤美幸さんの上記ブログから、原文引用。

 

そして、蒔きストーブで蒸した 
あつあつのさつまいもを
いただきましたー!!
 
 
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とっても甘くて美味しかったです。

 

 ……そうなんですよ、70℃に達しない温度で長時間加熱とかしなくても、ちゃんと「甘くて美味しい」のです♪

 

 このような実証試験も含めて、これまでの長年の(?)薪ストーブ暮らしから、私は、「最高に美味しい焼き芋」とは「70℃に達しないくらいの温度で、時間をかけてじっくりと加熱して、糊化させる」ではなくて、むしろ、ホクホクとした感覚に相応しい、芋本来の自然な甘さを最大限に発揮したものであるという結論に至っているのであります!!

 調理の理論についてやたらこだわる当ブログ、様々な観察結果から、この結論を裏付ける考察も得ております。確かに「好みの問題」ではありますが、実際問題として、私は、糊化させない焼き芋の方が、絶対に美味しいと確信しています。

 では、糊化させない方が良いという根拠や、具体的にどうすれば最高に美味しい焼き芋に焼き上がるか??について、ですが……

  まるで科学論文のような形式(はじめに→これまでのこのテーマにおける他の研究概説→実験道具と実施操作→結果→考察)でお届けする当ブログ(笑)、とっても長くなりましたので続きはまた次回!!

 乞うご期待~~♪