超簡単薪ストーブ調理

当社で販売している薪ストーブで、どんな冬の暮らしが待っているかを紹介しているブログです。  興味を持って頂けましたらぜひお問い合わせ下さい

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薪ストーブって、ほんとうに暖かいの??①

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 いや~…今朝も、寒かったですね~~!!……住宅の断熱性能等級にして「等級2」、昭和55年基準を堂々とクリアーしている我が家、起きたら本当に寒くって、薪ストーブを大急ぎで立ち上げたのですが……

www.ai-ken.co.jp 薪ストーブのある暮らしについてご紹介する当ブログ、ふだん、「情緒」だ「情感」だと、なにやら高尚なことを言っておりますが、極寒の中では、そんな「情緒」も「情感」もへったくれも何もないのです(笑)いかに、さっさと立ち上げて、実際に部屋を暖かくするか、もう、それしかないわけで!!

 それで、私、ふと気が付いたのですが……「薪ストーブって、ほんとうに暖かいのの??」って……一度も、ご紹介したことがないのですね??「薪ストーブ本体は実用性能が命」って言いながら!!

 これまで、当普及事業の主力であるモキ製作所MD80Ⅱの「実用性能」に関しては、焚き付け、火のつけやすさについては、要は「全く火のない状態から、30分で薪ストーブで沸かしたコーヒーが飲めます♪」ということで、具体的に、ご紹介をしてきました。

aiken-makiss.hatenablog.com

 ところが!!いちばん大事な「実用性能」、つまり「ちゃんと暖かいのかどうか」、一度も書いてないじゃん??みたいな(笑)

 ……言い訳しますと、これも、モキ製作所の薪ストーブのユーザーが陥りやすいワナなんですが……もはや、薪ストーブが暖かいなんて、部屋がすぐに暖まるなんて、あまりにも「当然」すぎて、関心ないのですね?巷の「暖かくない」薪ストーブと比べたら嫌味みたいな話ですが、ホントに。

 それで、主な関心は、燃費だとか

aiken-makiss.hatenablog.com

いかに炎が美しいかどうかとか

aiken-makiss.hatenablog.com

 どうにも暑すぎていけないので、低出力運転を、いかにうまくやるかとか

aiken-makiss.hatenablog.com

 そういうことに関心が移っちゃって……それじゃあ、薪ストーブそのものを「知らない」、当ブログがいちばん大切にしたい方の、いちばん大切な疑問には、何にも答えていないのですよ。

 ……いや、私、そのことに気が付いて、大いに反省しました。当ブログの使命は、薪ストーブをよく知らない方にこそ、本当のこと、真実をお伝えすること。それはいつも大切にしているのですが「何をお伝えするべきか」が「自分目線」では、その使命を果たしているとは到底言えないでしょう。

 そこで、冒頭写真。今朝は、起きてみると極寒のリビングで布団被って行き倒れている人がいましたので(笑)彼女が起きて布団から出るまでに部屋をしっかり暖めておけば幸せだろうと、部屋を消灯したまま焚き付けをやったのですが、その焚き付け直後の小さな炎が美しくて1枚。記録を見ると5時15分です。

 そして、焚き付け終わっていわゆる「巡航運転」に移行して、部屋をどんどん暖かくするためにボーボー燃えているところを1枚。記録を見ると5時29分。これは、まあ、焚き付けの早さはすでに記事に書いちゃったけどなー、とか思いながら、なんとなく撮ったもの。

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 美しさも何も考えずに薪を無造作にポンポン放り込んだので、前面ガラスには燃え始めの薪の端が接触してしまって、そこから出たタール成分がくっついちゃってますね(笑)

 このあと、ほどなくして、行き倒れの人も、無事、布団から起き上がってきたわけですが……(笑)このときの、室温は記録していなかったのですよ。残念ながら。

 私が提供を受けているお天気情報によれば、名古屋の今朝の最低気温はマイナス1℃。最高気温は6℃。天候は曇りのち晴れ。明日にかけてはさらに冷え込んで、最低気温はマイナス2℃、最高気温は7℃。次第に&わずかにですが、暖かさを取り戻していきます。

 ……明日の朝、ちょうどいいじゃないですか………

 実際に、見て頂きましょう!!断熱性能「等級3」にも満たない高性能を誇る、わたくしの家の「実力」を!!(違)

 どっちにせよ、通勤に1時間50分かけて(一体、どんな大都会に通っているの?(笑))、全く時間の取れない超多忙な朝のこと、薪ストーブの写真は撮れないかもしれませんが、炎の様子は、本日同等というイメージで。

 何といっても、わたくしの、薪ストーブ事業以前の本業は「環境調査・環境計測」ですから、こういう「環境計測」のようなことをやらせたら、もう、非常に燃えるわけです。なんといっても「そのために」わざわざ旧帝国大の大学院まで行って学んできたプロですから。はい(笑)

 で、室温というか、気温って、実は「正確に」測定しようとすると相当難しいのですが……とりあえず計測器としては、これを使うことにしましょう。この「計測のプロとしてのオタッキーさ満開の動画」でも「時刻の証拠」として登場する電波時計。室温計と湿度計もついていますから、「体感」と合わせるにはちょうどいい。


モキ製作所 薪ストーブ MD80Ⅱ 燃焼性能試験 2.5kgの薪で天板温度200℃から250℃を何時間維持できるか?~iGブースター装着編~【音声ありバージョン】

 それで、測定場所とか、条件については、記事にしっかり詳述して……なんかね、楽しくなってきましたよ?(笑)どうなるでしょうね?明日。

 そんなふうに、もともとは観察、計測、測定のプロだった人間が書いている当ブログ、ですから、何度も言いますけれども、自らの誇りにかけて、本当のこと、真実しか書きません。「薪ストーブって、本当に暖かいの??」という、極めてもっともなご疑問に対する真実の答えは、明日。

 ……で、うっかり寝坊したりして(笑)……いやいや、乞うご期待!それでは、また!!