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超簡単薪ストーブ調理

当社で販売している薪ストーブで、どんな冬の暮らしが待っているかを紹介しているブログです。  興味を持って頂けましたらぜひお問い合わせ下さい

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頑張って来た人を緊張から解きほぐすには、暖色に溢れる眺めと暖かさがいちばん

 

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 昨日は、夕方から嵐でした。

 仕事を定時に切り上げた私は、都市部から徒歩と複数の電車を乗り継ぎながら2時間かけて通う自宅への道を急いでいました。なにぶん、家では末っ子が一人だけで待っていたからです。

 学校関係では終業式が多かった昨日、我が家は次女は自宅から遠く離れた女子寮で暮らしており、そこから毎日通っているのですが、夕方から「閉寮」、年末年始の休みのために寮をいったん引き払わなければならなかったのです。

 妻は、寮から荷物を運び出し、次女を迎えに行くために昼から家を空けていました。私は末っ子に、今日はできるだけ早く帰るから、薪ストーブを炊いて、一緒にご飯を食べようと約束していました。そして妻も私も「家の寒さ」が心配でした。小学生の末っ子には、まだ一人で薪ストーブを点けることを許可していません。だから、私は家路を急いでいたのです。

 しかし、私の心配は杞憂でした。家に帰ると、ちゃんとご飯が用意してあり(カレーでした)、そして、何より、昨日の嵐は、12月にしては本当に暖かでした。少し汗ばみながら、自宅の扉を開けたとき、家の中の空気の方がよほどヒヤッとしていたことを、よく覚えています。

 そんな暖かな夜でしたので、私が家に帰ったとき、ご機嫌で「NARUTO」を見ていた末っ子も、寒さなんかこれっぽっちも気にしていませんでした。室温計を見ると「16.9℃」。光熱費ケチケチ運用の我が家では、充分、暖房なしで過ごしてしまう温度です。だから、私も末っ子も、薪ストーブは話題にも出さずに、ごくごく自然に過ごして、末っ子は普段どおり寝に上がっていきました。

 リビングに一人になった私は、晩ごはんの洗い物や、諸々の用事を終え、妻の帰りを待とうと思って、コーヒーを入れました。薪ストーブが点いていればいつもお湯が入っているポットも空でしたので、愛用の銅のミルクパンを、久しぶりにガスコンロの火にかけて、お湯を沸かしました。

 すでに妻からは連絡があり、寮からの荷物の運び出しなどは無事終わっているけど、風雨で帰りの運転が怖いので、もともと苦手な高速道路は使わないこと、視界が悪いので普段の照明の少ない真っ暗な抜け道を使わず、混雑しているし回り道になるけど明るい幹線道路を使うこと、だから、相当遅くなると思うので、先に寝てくれていいことを伝えてきてくれていました。

 外からは激しい雨の音が聴こえてきていました。コーヒーを飲んだ私は、いったん、外に出てみました。12月にしては本当に「生暖かい」までの空気。そして、家に入ると、やはり「ヒヤッ」としました。

 ……私は、そこで考えたのです。妻は、緊張と闘いながら、慣れない夜道を一生懸命に車を運転して帰ってくるだろう。そのとき、家の中に入ったら、暗くて、ヒヤッとしていたらどうだろう?……それよりも、明かりが灯って、外よりも暖かな方がきっと良いと。

 妻も私も、末っ子のことを心配した時になんで思いつかなかったのかな?とその時に可笑しくなったのですが、我が家にもエアコンくらいあります。全く使わないので、本当に存在を忘れていました。単に、ちょっと部屋の室温をヒヤッとしない程度に暖めておくくらいなら、エアコンのスイッチ「ピッ」とやれば、それで充分コト足ります。

 でも、私は「違う」と思ったのです。それよりも、一生懸命家に帰って来たら、穏やかな炎が迎えてくれたほうが、絶対にいいと。

 私は、だから、ケチケチ我が家では、たぶん、初めてとなることをしました。普段なら団らんスペースとしての役目を終えているリビング、燠火も消えかかり、冷めていくばかりの「その時間」から、はじめて、薪ストーブを立ち上げたのです。

 ただ、出迎えのための、穏やかな炎を求めて……

 

 ………超長い、前置き、エピローグでしたが、昨日の実際の話です。ちょっと趣向を変えて、物語調で。いかがでしたか??で、ここから、普段どおり(笑)

 冒頭写真、時刻データを見ると22時44分です。こんな時間から、しかも、かがり火よろしく、ただ「出迎えの炎」を演出するだけのための立ち上げですから、かなり小さな、優しい炎にしたかったのです。

 こんな時、本当に抜群の威力を発揮するのが、モキ製作所の薪ストーブ。立ち上がりは本当に簡単。薪ストーブの焚き付けとしては、本当にコンパクトで、美しいです。小枝をちょっと使って、美しく炎が上がったら、比較的細い薪を数本積んで……あとは、炎の大きさを見ながら、成り行きに任せるだけ。

 モキ製作所の薪ストーブの立ち上がりの具体的な簡単さは、こちらの記事にまとめました。私にしてみれば、エアコンスイッチ「ピッ」と同じくらい、簡単という感覚です。必要な「焚き付け材」も、冒頭写真のような一握り程度の小枝だけ。

aiken-makiss.hatenablog.com

  ……これって実は、「薪ストーブを知っている人」には、けっこう驚きかもしれないのですよ。だって、「普通の薪ストーブ」の焚き付けって、実際、こんなのですから。こちらも「はてブ」で書いていらっしゃる方の記事より。

www.makiyamazaki.jp

  ……これ、私なら、絶対無理です。冒頭「物語」のようなシチュエーションで、このネスタ―マーチンのように「本格的な」焚き付けをやらなければ、炎が立ち上がらないとすれば……私、コーヒー飲んで落ち着いてから、エアコンのスイッチ「ピッ」と入れて、たぶん、そのままお布団にサヨウナラ~~します。実際すごい眠かったし(笑)

 シンプル、簡単、コンパクト、そして美しい……これが、どれほどの価値があるか。だって、本当に、単なる「かがり火」の演出代わりに、薪ストーブを使おうとしたわけですから……ついでに、暖かいお茶だって、炎の上にあるお湯で入れた方が、絶対に美味しいです♪

 そういうわけで、今回ばかりは「モキ製作所の薪ストーブならでは」の価値をご紹介してしまいました。販売担当者として100%の自信をもってお勧めしますので、薪ストーブの設置導入をお考えの方は、ぜひ、私までご相談ください(笑)

 ……え?…で、「物語」、実際の続き、ですか??……

 ええ、日付が変わった頃に帰って来た妻は、私が起きてて、炎で出迎えてもらえたことに感動……

 ……なんて「少しも」しなくて、薪ストーブは「いつもの晩のように」ルーチンの暖房として当然ついていて、私がまだ起きているから「たまたま」炎も上がっていると思ったようです……というか、炎が上がっていることすら意識になかったのではないかと。持って帰って来た荷物の仕分けからはじまって、一生懸命、バタバタしておりました。

 ……ええ、人生、とりわけ夫婦なんて、そんなものです(笑)

 まあ、でも、妻は帰るなり、動きやすい薄着の室内着にまず着替えて、過ごしやすそうに作業していましたし(室温は、かがり火代わりの小さな炎でも、23.8℃まで上昇していました)、暖色で溢れた室内は、嵐の中を車を運転してきたそれまでの緊張を、多少なりともほぐしたと思いますから、意味はなかったわけではないと……思いたい(笑)

 そういうわけで、世間は休日、まだちょっと眠い私はお仕事な本日ですが、これからまた寒くなってきますので、どうぞ、お風邪など召されませんよう。あと、クリスマスでもありますので、ぜひぜひ楽しい週末を♪

 それでは、次回は、ちゃんと、いつものとおり、脱線……い、いやいや、薪ストーブ料理の話に戻ります。たぶん(笑)

 乞うご期待~♪