超簡単薪ストーブ調理

当社で販売している薪ストーブで、どんな冬の暮らしが待っているかを紹介しているブログです。  興味を持って頂けましたらぜひお問い合わせ下さい

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「薪って、どうすればいいのかな?」

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aiken-makiss.hatenablog.com

 薪ストーブのある暮らしって、興味をもったら、まず、薪のことが心配になると思うのですよね?

 かつてユーザーとして薪ストーブを導入した私も、そうでした。薪ストーブは良いんだけど、薪って、どこで買えばいいんだろう??……というか、買えばすごく高そうだし……かといって、何か伝手(つて)があるわけでもないし……

 実際に「そこ」が安心できなければ、「遠赤外線」も、「焼き芋」も、あったものではないと思うのです。

 そこで、今日はちょっと「箸休め」に、弊社、株式会社 愛研で薪ストーブを設置して頂いた場合として、具体的な話を。

 この写真の薪ですが、現在、これを、この状態で、弊社のユーザーさんでしたら、600円 400円でお買い求めいただけます。

【価格改訂】2017年1月23日付け:この用途に使用可能な米袋を何かご持参いただければ、それと引き換えで400円でご提供することとしました。米袋なしですと450円です。

 じゃあ、これで、どのくらい持つのか、というと……愛知県犬山市で、朝と晩の2回焚く我が家の実績ベースで、普通なら少なくとも3日 2日、シーズン最強の寒気団とか、そういう状況でガンガン焚いたら2日 1.5日。立ち上げも含めてです。

【訂正追記】2017年1月に、実際にこの薪だけを用いて生活してみたところ、ややケチケチ生活で1日あたり0.65袋を消費するペースになりました。それまでの重量あたり実績が広葉樹でしたが、スギの辺材独特の事情がありました。お詫びして訂正いたします。

 ですので、光熱費になおしますと、1日あたり200円 260円の計算になりますから、一か月で6000円 7800円、シーズン全体で3万円 3万9千円。ただし、モキ製作所製「MD80Ⅱ」ならではの話なんですけど。

【訂正】2017年1月23日改訂価格も踏まえて計算しなおしてみました。

 ……まあ、「あり」じゃないかな?と思うのですよ。実際問題として。

 というか、弊社のユーザーさんに、実際に、安心して暮らして頂くために、協力いただいている「桑原木材工業」さんに、無理やりお願いした、というところなのですが。弊社には、一円も入りません(笑)!!

 条件としては、ユーザーさんご自身で、桑原木材工業さんのところまで、買いに行って頂かなければならないのですが、それはそれで「単に薪を買うだけ」にしなくても良いので、ドライブがてら、楽しいんじゃないかとも思うんですね♪

 

www.ai-ken.co.jp

 このスタイルがお勧めのは……いい、香りがするんですよ。ヒノキや、スギの。

 袋につめられた状態で運びやすく、軽くて、どこでも置けますし、よく乾燥しているから、ぜひ、家の中のどこかに、置いておいて頂きたいんですね?邪魔なら外でいいですが、とにかく濡れないところに!(笑)

 この袋が並んでいれば、なんだか、満ち足りた気持ちになること請け合いです。なにしろ、この袋には、森と国産材を誰よりも愛する現場の人々の、本当の良心が詰まっていますから……

 

 ……さて、今日の「箸休め」の話は、基本的に「ここまで」なんですが、ここから、参考までに、薪ストーブのことに詳しい(勉強された)かた向けに、今日の話の根拠を説明しておきますね?

 写真の袋は、30キロ用の米袋ですが、実測して12.6キロです。軽いな、と思われるでしょうけど、自社の出荷製品に絶大なプライドを持っている製材所が、「製品の端材」として詰めたものなので、ものすごく、よく乾燥しています。

 ご存じのとおり、薪は、水分を含むほど、水分の気化のために燃焼エネルギーを食われてしまいますが、逆に、水分が少ないほど、高い熱量を発生させます。ましてや、これは針葉樹なのです。燃焼温度は、ものすごく高温になります。

 そして、モキ製作所の薪ストーブ……という相乗効果で、1回焚くのに、2キロもあれば、ほぼ間違いなく「お釣り」がきます。ですので、朝晩で4キロ、12キロなら3日分です(【追記2017年1月23日】これは10月から11月にかけての実績です。厳冬の日は倍近い消費ペースになりました)

 暖房の生活レベル前提としては、我が家は、薪ストーブ導入前は、基本的には石油ストーブ一台だけ、21畳のリビングダイニングキッチンに置いて、あとは「ガマン」な生活でした。

 平成17年建築の、断熱性能等級3にも満たないスカスカの家、なんですが、一応、基本的にペアガラスだし、石油ストーブ一台で、なんとかカバーしていたのですね?

 それが、この薪ストーブで、石油ストーブ時代よりも、ずっとずっと暖かです。当然、他の暖房は、エアコンはありますが、まず、使うこともありません。そういう石油ストーブ一台生活ベースとしての前提です。

 ちなみで「さらに」上級者(?)向け(笑)

 薪なんて、できるだけ買わずに済ませたい、自前で薪を準備するんだ!!という勇ましい(?)方は、こちらの記事を、生活イメージのご参考になさってください。

 

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 というわけで、薪ストーブのある暮らしって、実際のところどうなのか、できるだけ具体的なイメージを持って頂けましたら、と願いまして、箸休み。

 それでは、次回は、ちゃんと、本筋「焼き芋」の話に戻ります!たぶん(笑)